金融庁職員は気を引き締めろ(教えて虫とり先生)

金融庁が、公式サイトを使って、「教えて虫とり先生」と題する連載記事を掲載しています。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/attention/01/index.html

その内容が余りにも不用意にすぎ、もはや笑うしかありません。


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

たわら先進国株260億円、スリム先進国株190億円、楽天全米株180億円を突破
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-996.html

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最大にまずい点はこちらです。


●虫とり先生
3ヶ月くらいかけて書籍やネットで勉強しまくって、まずは銀行に行きました。でもそこで買った商品は手数料の高い微妙な……というか、ボッタクリの金融商品だったんです。
今でこそ、インデックス投資のような低コストかつ実践しやすい投資についてのいろいろな情報が増えていますが、当時は、情報も今よりもずっと限定的で……。
勧められるままに金融商品を買っていてもダメで、知識が不足していたことを実感しました。投資を始めてからいろいろな気づきがありましたね。
●金融庁職員
なるほどですね。(心の声:プププ、虫とりさんですら金融機関にカモられてたんだ)
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/attention/01/01_02.html


監督官庁である金融庁の職員が、被害者に対し、「プププ」とあざ笑っているわけですね。
これはダメです。弁解の余地はありません。

一応、冒頭には、


参加者のコメントは、個人的見解に基づいて書かれたものであり、当庁の見解、意見等を示すものではありません。


という注意書きがさりげなく記載されています。

しかし、公式サイトに掲載しているわけですから、このような弁解が通るはずもなく、上記の発言をした入庁1年目の職員はもとより、その上司の監督責任が追及されてしかるべきです。

そもそも、金融庁は国家権力の行使者です。
国家権力の行使は抑制的でなければならず、その行使者たる行政官には何よりも公正らしさが求められます。
なぜなら、国家権力の行使に対して批判的検証がなされたとき、彼らを不当な非難から守ってくれるのは公正らしさだからです。

公正らしさとは、換言すれば「国民の信頼」です。
被害者に対して「プププ」などと言ってしまう者がいくら自らの職務を適正に遂行したと主張しても、その者が信頼に足る人物でなければ、その主張は疑いの目で見られてしまうことでしょう。

このような発言が複数の役職者の決済を通って公式サイトに掲載されてしまったことは、軽い言葉で言えば緩みであり、重い言葉で言えば驕りといえるでしょう。

どのような観点からも「プププ」を正当化することはできませんので、野党議員の知るところとなれば、安倍政治の驕りを示す典型例としてカテゴライズされ、格好の攻撃材料となりそうです。

私は、せっかくのつみたてNISAの周知活動が後退しかねない今回の愚行に対し、非常に残念に感じています。


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コメント

No title

たわら男爵さん、はじめまして。いつも更新を楽しみにしています。

ご指摘の記事は見逃していましたが、先ほど読んで、驚きました。陰謀論的な解釈をすると、「貯蓄から資産形成」への批判を呼び込んで、批判を受けたという理由で政策の優先順位を下げようとしていると考えることもできますね。日銀の統計修正を受けて、現場レベルで心が折れてしまったのかも。長官も変わったことですし。

私としてはインデックス投資をしており、そんなことはないと信じたいですが。

No title

コメントありがとうございます。

>陰謀論的な解釈をすると、「貯蓄から資産形成」への批判を呼び込んで、批判を受けたという理由で政策の優先順位を下げようとしていると考えることもできますね。

自らの出世を諦める覚悟で自爆テロをしたというよりは、私はやはり驕りだと思います。

国家権力の行使者が万能感をもってはなりませんので、私は、金融庁は今回の件を謙虚に自省すべきであると考えます。

そうですね、私も一インデックス投資家として、謙虚な政策遂行を期待するだけです。

おならです。

「プププ」とあざ笑っているわけですはありません。
「プププ」は、おならです。
大切な座談会の最中ですが、どうしても我慢できずに屁をこいてしまいました。

という言い訳はどうでしょう。

嘘でない証拠に、今後の座談会で盛大に放屁すれば、言い訳としては完璧だと思うのですが。

No title

コメントありがとうございます。

野党は許してはくれないでしょうね。
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プロフィール

たわら男爵

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Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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