インデックス運用から資金が逃げてもバイアンドホールド

2018年7月25日6時21分の日経電子版に「株式市場に異変 インデックス運用から資金流出」という記事がアップされました。


米調査会社モーニングスターの調べによると、6月に投信・ETFから221億ドルの資金が純流出した。これは2015年8月以来の流出額だ。
特に市場関係者を驚かせたのは、今回、パッシブ運用のファンドからも資金が流出したことだ。これまでは資金が流出しても、アクティブ運用が中心で、パッシブ運用のインデックス・ファンドには着実に資金が流入していた。
世界最大の資産運用会社ブラックロックが運用・販売するETFのiシェアズからはETFの6月に87億ドルの資金が流出した。ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのETF、SPDRからも65億ドルの資金が流出。これまで圧倒的な人気を得て、資金流入が続いてきたバンガード・グループも6月は資金流入額が73億ドルと5月の107億ドルから流入ペースが減速した。
モーニングスターでは「世界各国で社会の高齢化が進む中で、投資家の多くが既存の資産の保守に傾き、新たな株式投資への需要は低水準が続く」(シニアアナリスト、ケビン・マクデビット氏)と分析する。

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アメリカのインデックス投資家は、どうやらリスク資産を処分し、キャッシュ比率を高めているようです。
今後も株高が続くと想定するのであればこのような行動は取りませんので、「そろそろ株式市場は暴落するのではないか」と考える人が多くなりつつあるということなのでしょう。

今月発売されたばかりの新刊です。

これはインデックス投資家必読の書です。

本書は次のとおり述べます。

相場を見ながら売買することは、失敗の最大の原因だ。
株価に気を取られる投資家はほとんど例外なく間違える。たとえば相場暴落のときに慌てて売ってしまうことで、多額の損を確定し、しかもその後の上昇に乗ることができず、取り返すこともできない。
暴落期の多くの人の行動を見れば、相場を見ながら投資することがいかに無駄なことか明らかだ。(170頁)

短期的には市場は今後も大きく上下に動くだろう。
長期投資家にとっても相場の動きは気になるところだが、かまうことはない。相場の変動は、むしろプラスなのだ。
退職後に備えて貯めようとする長期投資家にとっての最大のリスクは、短期変動をいかに乗り切るかではなく、積み立て投資のルールを相場の激しい動きに振り回されずに維持できるか、ということだ。(173頁)

今度も長期投資家にとっては驚くことが続き、市場は上下を繰り返すだろう。
今ホットな銘柄やベストな成績の投信を追いかけ、下がれば慌てて投げる投資家は、損失を免れない。
長期的に成功するためには、自分でできること、つまりコストを抑えることだ。そして、相場変動に気を取られず、自分で立てた投資方針をしっかり守っていくことだ。(189頁)


我々は、何があろうと、インデックスファンドのホールドを継続した上で、相場の変動にとらわれず淡々とつみたて投資を継続しなければなりません。

そして、マルキールとエリスが言うように、長期的投資で成功を収めるために重要なことはコストを抑えることです。
私は、インデックスファンドの中で最安であり、先進国株に幅広く分散するスリム先進国株がその最適解であると考えています。



何があろうとスリム先進国株をバイアンドホールドする。



これが現在の我が国における投資の大原則と考えます。


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ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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