楽天バンガードバランス、つみたてNISA口座で販売開始

全世界株ETF(VT)と全世界債券(為替ヘッジあり)投信の組み合わせで7月20日に登場した楽天バンガードバランスファンドですが、早くもつみたてNISA口座で購入することができます。

広告

楽天バンガードバランスファンドの関連記事はこちら。

●楽天・インデックスバランス・ファンドが登場(7/20~)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-955.html
●楽天インデックスバランスの戦略ミス
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-959.html

販売会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社ですが、先ほど確認したところ、これら3社全てのつみたてNISA口座で楽天バンガードバランスファンドを購入することができます。

私は、債券投資には否定的であり、リスク資産はスリム先進国株100%とし、債券投資分は無リスク資産(楽天銀行の普通預金ないし個人向け国債)で保有すべきであると考えています。

とはいえ、楽天バンガードバランスファンドには、単に「リスクを低減するために債券を混ぜる」というだけではなく、「暴落時に株式を安値買いする」という積極的な意味があります。

例を出します。

投資用資金として1000万円ある人が、リスク資産と無リスク資産の保有比率を70:30にすることにし、スリム先進国株を700万円買って、残りの300万円を楽天銀行の普通預金に入れていたとします。
その後、株価が暴落し、スリム先進国株が350万円になりました。
推奨される投資行動は、スリム先進国株を105万円買い増しし、リスク資産と無リスク資産の保有比率を維持するということです。

しかし、スリム先進国株は大暴落している状況です。
普通の人は、このようなときに冷静に105万円を買い増しすることはできません。

そんなとき、楽天バンガードバランスファンドを1000万円買っていれば、自動的に債券を105万円売却し、株式を105万円買い増ししてくれます。
もちろん、株が大暴落している状況ですから、債券も大暴落とは言えないまでも値段が下がっているでしょう。しかし、債券の値下がり幅は株の値下がり幅よりも小さいはずです。

しかも、楽天バンガードバランスファンドの債券には為替ヘッジが付いています。株が暴落するときは、大抵すごい円高になります。そのため、為替ヘッジのない外債ファンドは円高にやられて値段が大きく下がってしまいます。
しかし、楽天バンガードバランスファンドには債券に為替ヘッジが付いているため、為替の影響を一切受けません。

他方で、為替ヘッジをするとヘッジコストがかかります。
現在のドル円のヘッジコストは年2%程度です。

そのため、私は、自動リバランス機能を期待して楽天バンガードバランスファンドを買うのであれば、株式70債券30の株式重視型が良いと考えます。

また、私はつみたてNISA口座でもスリム先進国株100%を推奨していますが、楽天バンガードバランスファンドをつみたてNISA口座で買うと非課税限度枠を無駄にせずにリバランスをすることができますので、楽天バンガードバランスファンド(株式重視型)を買う選択肢もありそうです。

広告

コメント

No title

愛読者です。

最近、記事がゆる~く感じます。
たわらやI-SMT,I-FREEらが値下げをせざるおえないような、挑発的な記事を期待しております。

No title

大きな下落が来た時に積極的に買い足す(バランスファンド)か、動じず普段通り買い足す(株式のみ)かは悩ましいところですね。
たわら男爵は大きなキャッシュポジションをお持ちなのでそういう悩みはないのかもしれませんが、
給与収入が頼りの僕は毎月投入できる金額に限りがありますので・・・

ヘッジコストは安心やリスクの低さに対するトレードオフですね、納得の上あえて損を受け入れる勇気も必要なのかもしれません。保険と同じですね。

No title

すごくわかりやすく簡潔にまとまっていますね。勉強になります。楽天VTIもしくは
スリム先進国を100パーセントにしようと思っていましたが、
バランスファンドのリバランスを期待して、このファンドを購入しようと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>たわらやI-SMT,I-FREEらが値下げをせざるおえないような、挑発的な記事を期待しております。

スリム先進国株という最適解が登場してしまいましたがので、超コスト戦争はここらで終焉を迎えそうな気がしています。


>大きな下落が来た時に積極的に買い足す(バランスファンド)か、動じず普段通り買い足す(株式のみ)かは悩ましいところですね。

リバランスは重要であり、通常は年に1回にすべきですが、暴落や暴騰によって配分比が10%を超えたときは臨機応変にやるべきであると言われています。

ただ、機械的にリバランスするのは、いろいろな欲望が邪魔をして非常に難しいです。

>バランスファンドのリバランスを期待して、このファンドを購入しようと思います。

楽天VTのコストが判明していませんし、VTには三重課税コストがありますので、どうなんだろうという気はしています。

リバランスによるリターン向上効果が果たしてヘッジコストを上回るのかという、そもそも論もありますし。

これらの点に確信を持てるまでは、スリム先進国株にしたほうが良いと思います。

私も暴落に期待したい!と思いましたがここ数日の動きが極端に少なく(上がるも下がるも0.0x %程度)、為替ヘッジのコストがある程度読めて来てから動いた方がよいと判断しました。

No title

コメントありがとうございます。

>為替ヘッジのコストがある程度読めて来てから動いた方がよいと判断しました。

ヘッジコストがどの程度リターンに影響するのかについては運用報告書を見ても分からないことから、やるのであれば、えいやの思い切りでやるしかないと思います。
非公開コメント

広告

プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

新着記事通知用のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/tawaradanshaku

インデックス投資家必読の書

ブログ記事検索

他の投信ブログはこちら

管理