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まず、気になるコストですが、

トータルコスト 0.154
(うち信託報酬 0.126)
(うち信託報酬除くコスト 0.028)

でした。

とはいえ、これは2017年10月2日から2018年5月14日までの実績値です。
そこで、1年分に直す必要があります。
1年分に直す方法として最も簡単なのは、信託報酬が0.2052%であるため、1.62857倍することです(0.2052÷0.126=1.62857)。

そうすると、信託報酬除くコストは0.04559%となりました。
私がFunds-i外国株と新興国株から推定した信託報酬除くコストは0.0414%でしたので、ほぼ同額となります。

野村つみたて外国株投信の1年分のコストです。

信託報酬 0.2052%(税抜0.19%)
信託報酬除くコスト 0.04559%
トータルコスト 0.25079%

先進国株の信報酬を除く実質コストランキング(マザーファンドの純資産額)に混ぜてみます。

1、Funds-i外国株 0.021%(3680億0352万円) 2017.9.6
2、外国株式インデックスe 0.034%(2151億3700万円) 2018.4.2.7
3、たわら先進国株 0.038%(2789億6300万円) 2017.10.12
4、SMTグローバル株式 0.039%(3064億8400万円) 2017.11.10(0.02)+2018.5.10(0.019)
(参考)野村つみたて外国株投信 0.04559% 2018.5.14
5、eMAXIS先進国株 0.069%(3329億8500万円) 2018.1.26
5、iFree外国株 0.069%(796億3099万円) 2017.11.30
7、eMAXIS Slim先進国株 0.07885%(3329億8500万円) 2018.4.26
8、三井住友DC外国株S 0.083%(1961億8200万円) 2017.11.30
9、ニッセイ外国株 0.1%(1056億1300万円) 2017.11.20
10、Smart-i先進国株 0.3860%(59億1289万円) 2017.12.11

実に優秀ですね。


先進国株のトータルコストランキングに混ぜてみます。

1、eMAXIS Slim先進国株 0.19657
2、ニッセイ外国株 0.21772
3、i-SMTグローバル株 0.2442(推定値)
(参考)野村つみたて外国株投信 0.25079
4、たわら先進国株 0.254
5、三井住友DC外国株S 0.2558
6、iFree外国株 0.2742
7、Smart-i先進国株 0.5912(推定値)

やはり非常に優秀ですね。

ところで、同じ指数への連動を目指すファンドにはスリム全世界株(除く日本)があります。

しかし、

●スリム全世界株は野村つみたて外国株投信に勝てなかった(3か月リターン)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-951.html

上記記事で分析したとおり、信託報酬0.142%のスリム全世界株が信託報酬0.19%の野村つみたて外国株投信に負けてしまっています。

野村つみたて外国株投信はじわじわと純資産額を伸ばしており、本日現在の純資産額は26億5000万円に達しています。
節目の30億円に到達するのも時間の問題でしょう。

とはいえ、野村つみたて外国株投信は積立買付専売品であり、ネット証券を除けばつみたてNISA口座専売品でもあります。
このように販売チャンネルが極めて限定されていることのほか、元々日本を除く全世界株のニーズはないこと(イーマクシス全世界株が販売から8年で80億円に満たないこと)、ニッセイ外国株の0.109%への値下げによって先進国株インデックスファンドの信託報酬は超々低コストの次元での争いとなることが確定したことからすると、このファンドがインデックスファンドを席巻する可能性は皆無といえます。

しかし、野村つみたて外国株投信の登場によって低コスト戦争が一段と加速し、先進国株だけでなく新興国株を含む全海外株の分野にまで低コストの波が及びました。
また、ネット証券の利用者ではない人にとっては、つみたてNISA口座で選択することができる超優良ファンドとなります。

超低コストインデックスファンド界の健全な発展のためには、スリムシリーズの一人勝ちは好ましい状況ではありません。
ニッセイが意地を見せ、野村つみたて外国株投信がいぶし銀の底力を見せつけることで、スリムシリーズには質実を伴った最優秀ファンドに育ってほしいものです。


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Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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