たわら先進国株240億円、楽天全米株140億円を突破

たわら先進国株の純資産額が、2018年7月6日付けで240億円を突破しました。
同日付けの純資産額は、240億2200万円です。

また、楽天全米株が、2018年7月6日付けで140億円を突破しました。
同日付けの純資産額は、140億9900万円です。

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たわら先進国株の純資産額が230億円を突破したときの記事で、私は、

私は、スリムシリーズが日本のバンガードをめざすと宣言したことで、ニッセイシリーズもまた自らの存続をかけた勝負に出るのではないかと考えます。
もしニッセイシリーズが対抗値下げに出なかったとしたら、ニッセイからスリムへの雪崩現象が起きると考えます。
ニッセイ外国株の対抗値下げによって超低コスト戦争が最終局面を迎えるのか、あるいはスリムからニッセイへの雪崩現象が起きるのか、どちらに転んでも面白い展開になりそうです。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-907.html

と書きました。

私は、ニッセイ外国株が値下げをするとしても例年どおり秋だろうと考えていましたが、6月29日、3か月ほど前倒しで値下げを発表しました。
ニッセイ外国株の値下げ後の信託報酬は、0.1095%のスリム先進国株に対抗した0.109%でした。もしスリム先進国株が0.09999%への値下げをしていたらニッセイ外国株は終わっていましたが、スリム先進国株が同額値下げを選択したことから、ニッセイ外国株のナンバーワンファンドとしての座はゆるぎないものとなってしまいました。

戦争は、指揮官のちょっとした気のゆるみで大きく流れが変わってしまいます。
超低コスト戦争の絶対王者となり、日本のバンガードへの道を歩むかに思えたスリムシリーズが同額値下げというセコい作戦に出たことで、ニッセイ外国株が息を吹き返してしまいました。
もうこれで、ニッセイ外国株の顧客がニッセイ外国株を見限ってスリム先進国株に移ることはないでしょう。そして、スリムシリーズが日本のバンガードとなることもないでしょう。

そして、たわら先進国株です。
私は、今でもいいファンドだと思っています。いいファンドなんですが、動きが鈍すぎます。

ニッセイ外国株がスリム先進国株に対抗値下げをしたことで、0.109%の信託報酬が異次元ではなくなりました。
iFree外国株はこの水準まで対抗すると考えていますが、販売会社を160社にまで増やしてしまったたわら先進国株がついていくことは難しいように思われます。
そのため、私は、たわら先進国株は儲けの少ない超低コスト戦争からわざと脱落しようとしており、実店舗が取り扱う中での最優良ファンドの座をめざすつもりなのではないかと疑っています。

ただし、この作戦は非常に難しいかじ取りが求められます。私を含む元々のたわら先進国株の顧客は、その圧倒的な低コストに惹かれてたわら先進国株を購入したからです。
私も、ニッセイ外国株を含む他ファンドをぶっちぎった低コストに痺れ、「この素晴らしいファンドを広く世に広めなければならない」という勝手な使命感からこのブログを始めたくらいです。

そのため、たわら先進国株が方針転換をすると、当初の顧客は、相場が下落して含み益が減った段階でたわら先進国株を売却し、容赦なく他ファンドに乗り換えるでしょう。
スリム先進国株はその受け皿となり得ますが、たわら先進国株の全てを吸収したとしても400億円程度です。もうすぐ1000億円に到達しようとしているニッセイ外国株はもちろん、2位のSMTグローバル株式(純資産額650億5900万円)にも届きません。

たわら先進国株は、巨大なマザーファンドを買うだけファンドです。
そのマザーファンドのほぼ全ては年金ファンドで構成されていますので、本来であればスリムシリーズよりも超低コスト戦争を勝ち抜く力を秘めています。

たわら先進国株は、今からでも遅くはないので、「覚醒たわら先進国株式」に改名し、0.09999%への値下げを発表してほしいものです。


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コメント

こんにちは、いつも勉強させて頂いております。
たわら男爵様にご相談があり、もし宜しければお考えをお聞かせ頂ければと思います。
私が投信を始めたとき、emaxis、STAMあたりが最安でその後ニッセイが出てきて、たわら、野村つみたて、slimシリーズと最安ファンドに乗り換えて今のslimシリーズのつみたてに至ります。
idecoは楽天なのでたわらを買っています。
投信を乗り換えるごとに既存ファンドは売却せずにホールドしてますが、これだけ低コスト投信が増え、競争が激化していると既存のファンドが償還されないか気がかりです。
含み益が大きいものはスイッチングせず保有しています。
たわらについてもコスト競争から離脱しつつある中で、償還されないか気がかりです。
信託報酬0.54%(税込)以下のファンドでも将来的に繰り上げ償還される可能性があるとお思いでしょうか。
たわら男爵様の私見で良いのでご意見賜れれば幸いです。
宜しくお願いします。

No title

投資家なら、非上場企業のニッセイより、三菱UFJ国際を買うべきだと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>投信を乗り換えるごとに既存ファンドは売却せずにホールドしてますが、これだけ低コスト投信が増え、競争が激化していると既存のファンドが償還されないか気がかりです。

私は、全ては純資産額であると考えています。

10億円に到達しないファンドは、常に償還のリスクがあります。
30億円に到達すれば安心でき、100億円に到達すれば償還リスクは皆無でしょうね。

というわけで、

>たわらについてもコスト競争から離脱しつつある中で、償還されないか気がかりです。

このリスクは現状ではほぼありませんが、たわら先進国株を売却してスリム先進国株に乗り換える顧客が多数になり、たわら先進国株の純資産額が激減する事態になると危ないでしょうね。

>投資家なら、非上場企業のニッセイより、三菱UFJ国際を買うべきだと思います。

バンガード社も非上場会社ですから、バンガードETFを買えなくなってしまいますよね。

運用会社が上場会社かどうかは、ファンドの選択にとって余り意味がないと考えます。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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