しかし、eMAXIS日経アジア300が苦戦中です。
eMAXIS日経アジア300の純資産額は5億0700万円です。
当初設定額は5億円ですから、それを除いた外部資金は4485万円しかありません。
これに対し、ライバルの「三井住友・日経アジア300i
インデックスファンド」の純資産額は7億9600万円です。
当初設定額は2億円ですから、それを除いた外部資金は6億1072万円です。
4485万円vs6億1072万円
差は歴然です。
「三井住友・日経アジア300i
インデックスファンド」の成功の原因は、
(1)eMAXISより1週間早くリリースされたことで、顧客をつかむことに成功したこと
(2)eMAXISのリリース後、直ちに信託報酬を同額に対抗値下げしたこと
の2点だと考えられます。
そもそも、日経アジア300指数自体がマイナーですから、ここまで差が付いてしまうと今後の挽回は厳しいものがありますね。
ホルダーとしては悲しいものがあります。
なお、私がeMAXISを選択したのは、三井住友には2027年12月20日までの償還期限があるからです。
つまり、三井住友は10年の期限付きとなります。
もっとも、三井住友が10年の償還期限を設けたのは何が何でも10年で終わりにするつもりではないと思われます。
このファンドに人気が出れば継続運用し、人気が出なければ終わりにしたいものの、無期限にすると異議申立手続をしなければならないからでしょう。
※異議申立手続とは、ファンドの運用期間を短縮する際は、ホルダーに意見を聞き、一定割合の異議が出たら早期償還をすることができないというものです。i-mizuhoは3分の1以上の異議がなく、早期償還されてしまいました。
というわけで、eMAXIS日経アジア300のホルダーである私には非常に残念な事態となりましたが、とりあえず私は
インデックスマラソンを継続します。
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