たわら先進国株210億円を突破するも、その将来に見込みなし

本日、たわら先進国株の純資産額が210億円を突破しました。

同日付けの純資産額は、210億2900万円です。

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たわら先進国株の純資産額が節目の200億円を突破したのは1月18日付けでした。
その時の記事はこちらです。

●eMAXIS Slim先進国株40億円、たわら先進国株200億円を突破
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-748.html

そうなんです。
この時、スリム先進国株の純資産額が40億円でした。本日付けでは91億8100万円ですから、およそ50億円の増加です。

たわら先進国株の基準価額は、1月18日が12892円で、本日が11908円ですから、騰落率は-7.63%です。
1月18の純資産額は200億8100万円ですから、その7.63%は15億3218万円です。
つまり、たわら先進国株の純資産額の実質的な増加額は24億8018万円となります。

騰落率による自然減を考慮すると、10億円と50億円の差から25億円と49億円の差に縮まりますが、それでもスリム先進国株のほうが勢いがよいことが分かります。
特にスリム先進国株は40億円から90億円と2.25倍に増えていますので、増加率は驚異的というほかありません。

もしたわら先進国株が年末の段階でスリム先進国株に対抗値下げをしていたら、スリム先進国株が新規取得した50億円はたわら先進国株に流れていた可能性は十分にあります。
今頃は「祝250億円」とか「祝300億円」というお祭り騒ぎが起こった可能性もありました。

しかし、たわら先進国株が傍観に徹したこの3か月の機会損失は致命的といえるほど大きく、その間にスリムシリーズは最強の超低コストインデックスファンドの座を獲得してしまいました。

他社の同種ファンドの最安値に付いていくというセコさ満点のその手法も、ETFを買うだけファンドや債券比率が高いバランスファンドであっても同種ファンドとみなして数日中に対抗値下げをするという潔さと機動力によって、私を含めた多くの投信ブロガーの心を強くつかむことに成功してしまいました。

もうこうなるとダメです。
スリムシリーズは超低コストインデックスファンドの自他ともに認める勝ち馬です。
今後、相場の下落によって含み益がなくなった顧客から順番にスリムシリーズに買い替える動きが加速していくことでしょう。


起死回生の一手は、たわら全世界株(TOPIX10、先進国株80、新興国株10)を信託報酬0.1%で出すことです。
そこまでしなければ、たわらシリーズは相場の下落(既存顧客の含み益の解消)と一緒に緩慢な死を迎えることになるでしょう。


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コメント

No title

いつも、丁寧な文章を読ませていただき感謝しております。
現在、emaxis slim 先進国とたわらノーロードを積み立てているのですが、安くなるのであれば、購入額を増やす予定であることをお伝えしたところ、コツコツ積み立てることをお勧めしていただいたのですが、今後、余裕資金300万円をemaxis slim 先進国を積み立てていく場合、どのような積み立てをしていけばよろしいでしょうか。
例えば、毎日(平日)○万円を○年間かけて積み立てる、毎月○万円を○年間積み立てる等、あると思うのですが、個人的な見解で構いませんので、具体的にどのように積み立てていくのが理想でしょうか。

現在の保有投資信託は次の通りです。今年の1月から約282万円ほど、積み立てているのですが、取得単価などは普通の感じでしょうか。たわらノーロード先進国の積立をやめて、emaxis slim先進国に集中したほうがよろしいでしょうか。
その他、ご意見があれば教えてください。
emaxis slim先進国 投資金額2,100,000円 取得単価10,921円
たわらノーロード先進国 投資金額500,000円  取得単価11,807円
たわらノーロード先進国(積立NISA)投資金額220,000円 取得単価11,877円
積立NISAは800万円分積み立てる予定です。

無リスク資産としては、個人向け国債変動10年が900万円、現金が900万円ありますが、今後、リスク資産である上記投資信託にどの程度の金額を使用してもよろしいでしょうか。
40代中盤です。

ご返事いただければ、うれしいです。

No title

コメントありがとうございます。

要するに、総資産2100万円のうち、リスク資産には600万円を投じようと考えており、この3か月で300万円を投資したが、残りの300万円を投資するタイミングに悩んでいるということですね。

まず、2100万円のうち600万円だと3割未満ですから、私ならばもっとリスクを取ります。

インデックス投資でどれだけ儲かるかは、ひとえに投資金額に左右されますので、今後、継続的な給与所得が見込まれるのであれば、手元に残すキャッシュ(個人向け国債を含む)は400~500万円程度でよいのではないでしょうか。

つぎに、3か月で予定額の半分を投入するのは買いすぎです。
私ならば手持ち資金は60か月に分散させ、毎月の均等額積立買付額に上乗せして少しずつリスク資産を増やしていきます。

さらに、私ならば、たわら先進国株ではなくスリム先進国株だけにします。
つみたてNISAは売却すると枠が減りますのでそのままにしておき、以後はスリム先進国株を買っていき、特定口座のたわら先進国株は含み損ではない今のうちに売却してキャッシュにしたらどうでしょうか。

繰り返しますが、今年の1月から投資を始めて3か月で300万円は買いすぎです。
暴落時に心が折れてしまうリスクがあります。

インデックス投資は継続すれば儲かりますが、多くの人は含み損に心が折れて途中で売却して儲け損ないます。
自分の心を過信しないことが大切です。

No title

早急及び丁寧な回答ありがとうございます。

No title

質問者と状況が似ており質問させてください。

>2100万円のうち600万円だと3割未満ですから、私ならばもっとリスクを取ります。
>インデックス投資でどれだけ儲かるかは、ひとえに投資金額に左右されますので、今後、継続的な給与所得が見込まれるのであれば、手元に残すキャッシュ(個人向け国債を含む)は400~500万円程度でよいのではないでしょうか。

男爵様は上記のように書かれていますが、最終的には資産の7~8割を投資信託の購入に充てるということになりますでしょうか? 素人目からすると、(いかに時間をかけて分散すると言えども)リスクを取りすぎなのでは...と感じたのですがこの点についてはいかがでしょうか? ご意見お聞かせいただければ幸いです。

No title

たわら先進国株の将来も見込みがないのでしょうが。日本国の将来も見込みが更に暗く感じます。モリカケとか些末なことで遊んでる間に、北朝鮮のミサイルでも着弾すれば、死傷者もでる訳ですから。
投資と同じでリスク許容範囲をよくよく考えるべきだと思います。北朝鮮の頭いかれた指導者のぶっ放す核弾頭ミサイルによる被害リスクを抱えたままの現状は、たわら先進国株の現状より、由々しき事態だと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>最終的には資産の7~8割を投資信託の購入に充てるということになりますでしょうか?

仕事が安定しているという前提条件はありますが、子供の学費は別途確保しておくとして、株式へのフルインベストメントが最も儲かります。

ただし、株式へのフルインベストメントは暴落時に多額の含み損になったときにパニック売りをしてしまうリスクがありますので、徐々に増やしていくべきです。

インデックス投資で資産形成をするのであれば、自分のリスク選好度(ビビらない気持ち)を予想よりもかなり安全に取った上で、子供の学費や当面の生活費を除いた余剰資産のうち、できるだけ多額の資金を投入するしかありません。

>日本国の将来も見込みが更に暗く感じます。

自分の投資判断を介在させると判断を間違えるリスクを負いますが、時価総額比でみれば日本株は1割未満ですから、日本株を含もうが除こうが大差はありませんので、そう考えるのであればスリム先進国株100%にすればよいと思います。

No title

> 日本株を含もうが除こうが大差はありません

資産はそれで守れるが。自分の頭上にミサイルが着弾すれば、資産は残って、命は残らず。

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No title

コメントありがとうございます。

非公開設定になっていましたので、該当部分を貼り付けます。



はじめまして。いつも拝見し、学ばせていただいております。ありがとうございます。
たわら先進国株の話題が出ましたので、アドバイスをいただければと思いコメントさせていただきました。
現在、楽天証券のイデコで、たわら先進国株を1年3ヶ月、掛金MAXの23000円積み立てております。しかし、今回の記事を読み不安になってしまいました。たわらはもうダメなのでしょうか?
楽天のイデコは他に楽天全米株式インデックス・ファンドがあるのでそちらに乗り換えた方が良いのかとも考えております。
お忙しいと思いますが、ご教授いただければと存じます。
よろしくお願いいたします。


たわら先進国株に将来はないとは、純資産額が今後劇的に増えることはなく、徐々に微減していくであろうという意味です。

最終的に現状維持ができるか、数分の1になるかは分かりませんが、三菱UFJ国際投信はインデックス投信の運用会社のうち生き残るのは1社から多くても3社であると予測し、この将来予測に立って戦略的にスリムシリーズを投入しているわけですから、私は、たわらシリーズがこの3社に入ると楽観視することはできません。

おそらくスリムシリーズを含むイーマクシスシリーズ、ニッセイ手数料なしシリーズ、SMTシリーズの順番で生き残るのではないでしょうか。

なお、楽天バンガードファンドシリーズが20年後30年後に生き残るかですが、楽天が三木谷社長の一代で築かれただけに、三木谷社長が引退後にどうなるか非常に不安です。

マネックス証券も一代で築かれた会社であり、しかも最近、仮想通貨に手を出してしまいましたので、私がこれからイデコをするなら松井証券にします。

ただ、既に楽天証券でイデコをしているときに移管手数料を支払って松井証券に移ったほうが得かどうかは、正直よく分かりません。

ご返信ありがとうございます

たわら男爵様
イデコの件で質問させていただいた者です。お返事いただきありがとうございます。
松井証券か、そのまま楽天で続けるか、焦らず考えていこうと思います。
またよろしくお願いいたします。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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