私がアーリーリタイアした理由

ご質問をいただきました。
さっそく回答します。


いつも楽しく読ませてもらっています。
本題とはそれますが、資産の切り崩しについて書かれているので、便乗させて質問させていただきます。
近くリタイアを考えていますが、例えばリタイア時にリスクと無リスクの比が6:4だとした場合、無リスク資産から切り崩していくと、余程の下落時でなければ、すぐに7:3の比になると思います。
積み立て終了して、切り崩していく段階でのリスクの取り方、許容度についてお考えお聞かせ願えないでしょうか?

広告

私の場合は、非常に単純です。

1、リスク資産から得られる儲けが生活費を超えている
2、無リスク資産を取り崩して生活費にあてる
3、年に1回、リスク資産と無リスク資産の配分比を確認し、60:40に調整する

3の時点で、リスク資産の一部を売却して無リスク資産に戻すわけですが、生活費では使いきれない儲けが発生しているため、総資産額は少しずつですが増えています。

また、暴落時にリスク資産を解約せずに済むように、無リスク資産を多めに保有し、暴落が仮に何年続いても耐えられるようにしています。
なぜなら、全世界の株を買うインデックスファンドの含み損はホールドしている限りいずれ回復しますが、暴落時に解約すると損失が確定してしまい、総財産額が減ってしまうからです。

さらに、暴落を見ていることしかできないと精神的にやられてしまうおそれがあるため、多めの無リスク資産は追加投資のための準備金でもあります(追加投資は、点ではなく、毎営業日積立の積立額を増やすという面で行う予定です)。

もちろん、このようなやり方は非効率的であり、トータルで見た時の儲けが減ってしまうことは十分に承知しています。
しかし、既にリスク資産からは生活費以上の儲けが得られる状況にあること、リタイアしており他に収入を得ることができないことから、私は、攻めの資産運用ではなく守りの資産運用で十分だと考えて、このようにしています。

私がアーリーリタイアすることを決断した最大の理由は、60:40の配分比で資産運用をしたとしても、リスク資産から生活費で使う以上の儲けが得られる状況にあることに気づいたからです。
もし単に財産を切り崩していくだけの生活になるのであれば、怖くてリタイアなどできなかったと思います。

というわけで、おそらく質問者の参考にはならなかったでしょうが、私がアーリーリタイアした理由について、これまでブログに書いたことがなかったことから、この機会に書いてみました。


広告

コメント

No title

今回の記事については全く理解が出来ません。

男爵様の理想のアセットアロケーションが…

無リスク資産:リスク資産=40:60
なんですよねぇ。


意味が分からないです。



男爵様は40年程度で死亡をしますよね。


生涯1度もリバランスすることなく、
男爵様死亡時に、リスク資産60%に持っていく手法はどうなのでしょうか…。


男爵様は、実質コスト信者なんですよね…もう、男爵様の言うことに同意が出来ない。

リスク資産からの儲け

いつも拝読させていただいております。
大変有意義な記事の数々ありがとうございます。

私もリタイヤを目指す身として、ぜひお伺いしたいことがありますので教えてください。

記事中にあります
リスク資産からの儲け
とは、リスク資産×期待リターンとなると思いますが、期待リターンにはどのくらいを想定されてますでしょうか?

2%?3%?もしくは5%?6?

ぜひ参考までにお教えください。

No title

40代の時点でインデックス運用だけで経済的な自由を得る状態に持っていくのは難しいかと思いますが,タネ銭は本業や個別株の運用で作られたのでしょうか?

可能な範囲で教えていただければ幸いです.

No title

おはようございます。
男爵さまの記事を参考に、あれこれ真似させていただいております。
リスク資産(株式)は年一回売却されているとのことですが、一年分の生活費プラスアルファを得る売却というと随分大きな金額の一括売却になると思うのですが、どういうタイミングで売るかはルールを決めているのでしょうか?
いつが高値なのかというようなことを考えると、売るタイミングがつかなくなってしまう気がします。
安い価格で売ってしまって、その後同銘柄をより高い価格で買う(積み立てる)ということも起こりうるような気はするのですが、そういうことは気にしない方がいいのでしょうか?

No title

コメントありがとうございます。

>生涯1度もリバランスすることなく、男爵様死亡時に、リスク資産60%に持っていく手法はどうなのでしょうか…。

ごめんなさい。何を言いたいのかが分かりません。

私は、リスク資産内のリバランスはしません。
たわら先進国株とVTをストロングホールドしているだけです。

また、リスク資産と無リスク資産の配分比のリバランスは年に1回の頻度で行う予定です。
これまではリスク資産が60%に達しなかったことからリバランスは行いませんでしたが、昨年末に60%を超えましたので、VWOを全部売却しています。

>男爵様は、実質コスト信者なんですよね…

インデックスファンドのよしあしの尺度はコストしかありません。
徹底的にコストにこだわらないとダメなんです。

>期待リターンにはどのくらいを想定されてますでしょうか?

年5%です。

>タネ銭は本業や個別株の運用で作られたのでしょうか?

仕事を死ぬほど頑張りました。
24時までやっているお好み焼き屋とうどん屋が私の生命線でした。

>一年分の生活費プラスアルファを得る売却というと随分大きな金額の一括売却になると思うのですが、どういうタイミングで売るかはルールを決めているのでしょうか?

昨年末に記事にしたとおり、これまではリスク資産が60%に達しなかったことから、リスク資産を売却するリバランスはしてきませんでしたが、昨年末、VWOを売却しました。

ご指摘のとおり、売却する際は「どうせ売るなら高く売りたい」と思って指値をしたため、なかなか売れず、ほぼ最終営業日までずれ込みました。

松井証券の自動リバランスを10月4日(投資の日)に設定していますので、今年はその日にしようかと考えています。

>安い価格で売ってしまって、その後同銘柄をより高い価格で買う(積み立てる)ということも起こりうるような気はするのですが、そういうことは気にしない方がいいのでしょうか?

リバランスは機械的に年1回行うのが最もリターンを向上させると言われています。

ただし、これは株式と債券のリバランスに妥当する法則ですから、リスク資産と無リスク資産の配分比のリバランスにそれが言えるかどうかは分かりません。

また、リスク資産を売却した後、積立買付を予定しているのであれば、一括購入と積立購入の議論にあるとおり積立購入はほとんどの場合に負けますので、儲けという点からはやらないほうがよいと考えます。

なお、私が毎営業日積立てをしているのは、以前の記事でもお伝えしましたが、資産形成のためではなく、既に保有しているリスク資産(たわら先進国株とVT)のパニック売りをしないようにするための保険です。

暴落相場に接した時の自分の気持ちがどうなるかは、その時になってみないと分かりません。
パニック売りをするのは、パニック、すなわち冷静に物事を考えられなくなってしまうからです。

バンガード社の創設者であるボーグルでさえ、暴落相場に接したときは動揺し、自著を何度も読み返して心を落ち着けるわけですから、超人ではない我々は、いずれ到来するであろう大暴落に備え、事前に打てる手は全て売っておく必要があると考えています。

ご回答いただきありがとうございます。

期待リターン5%とは税引きでしょうか?

No title

早速のご回答ありがとうございます。
やはり60:40に調整するのに、リスク資産を
売却することもある訳ですね。
リスク資産が60%か50%といった配分は
今後の生活費とリスクを考えて決めます。
私の場合、資産が大きくないので、
資産を減らすのは必至で、即完全リタイアは
無理かもしれません。

No title

コメントありがとうございます。

>期待リターン5%とは税引きでしょうか?

課税前リターンです。

>私の場合、資産が大きくないので、資産を減らすのは必至で、即完全リタイアは無理かもしれません。

一度リタイアしてしまうと、依然と同水準の仕事にはつくことは非常に困難です。

ですから「お金が無くなったらまた働けばいいや」という軽い気持ちでリタイアすべきではなく、何度も熟考した上でリタイアすべきだと考えます。

No title

しつこくて、もうしわけございません。

男爵様は先進国株で5%で計算しています。
5%でいいと思います。
インデックス投資家なら誰もが察しが付く数字です。


現金1億円を持っていて、完全リタイア(収入なし)



1億円、先進国株一括投資して、定期売却設定(毎月後)するのがいいのか。



それとも、生活防衛資金10~15年間の現金を手元に残して、残りを一括投資した方がよいのかと…。
生活防衛資金は50年間でもかまいません。


インデックスファンドに現金をぶち込む=コストがかかります。

インデックスファンドにぶち込む金額が少ない方が、コストで有利ですよね。



生活防衛資金50年、現金で…無理無理。
こういう方います…30代でもいます。

No title

コメントありがとうございます。

>インデックスファンドに現金をぶち込む=コストがかかります。インデックスファンドにぶち込む金額が少ない方が、コストで有利ですよね。

私を含め、みんなコストをはるかに超える儲けがあると考るからこそインデックスファンドを買うわけです。
それを期待リターンといって、通常は年5%程度とされています。

なお、リタイアするのであれば、暴落時に売却せずに済むように、ある程度のキャッシュを手元に残しておくべきでしょうね。

No title

期待リターンは、年5%ですか。
参考になります。
逃げ切り計算機で計算する時は、年間利息をどれくらいに設定すればいいかいつも悩んでいました。

今後は、年間利息を5%で計算してみることにします。
非公開コメント

広告

プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

インデックス投資家必読の書

ブログ記事検索

他の投信ブログはこちら

管理