スリム先進国株のコストが0.18726%に

本日、eMAXIS先進国株の運用報告書が公表されました。

eMAXIS Slim先進国株の実質コストは、第1回決算日が2018.4.25であるため、6月末頃には運用報告書がアップされる見込みです(電話確認済)。

そこで、eMAXIS先進国株の実質コストからスリム先進国株の実質コストを推定してみます。


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●レゴランドジャパンの年パスを購入しました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-842.html#more

●マネックス証券、本日からスリム全世界株の取扱いを開始
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-841.html#more

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●eMAXIS Slim先進国株式インデックス(イーマクシススリム先進国株式インデックス

信託報酬 0.11826%(税抜0.1095%)
実質コスト 0.18726%(うち信託報酬を除く部分は0.069%)
純資産額 77億2600万円
マザーファンドの規模 3329億8500万円
※実質コストはイーマクシス先進国株の信託報酬を除く実質コスト(0.069%)を流用した。
なお、第1回決算日が2018.4.25であるため、6月末頃には運用報告書がアップされる見込みである(電話確認済)。


現物株運用をする先進国株インデックスファンドの信託報酬ランキング(税込信託報酬、ベビーファンドの純資産額)です。

1、eMAXIS Slim先進国株 0.1095(0.11826)(77億2600万円)
2、三井住友DC外国株S 0.16(0.1728)(390億2900万円)
3、ニッセイ外国株 0.189(0.20412)(785億2700万円)
4、iFree外国株 0.19(0.2052)(10億4400万円)
4、i-SMTグローバル株 0.19(0.2052)(4400万円)
4、Smart-i先進国株 0.19(0.2052)(3200万円)
(参考)野村つみたて外国株投信 0.19(0.2052)(11億9000万円)
7、たわら先進国株 0.2(0.216)(198億3100万円)


つぎに、信託報酬を除く実質コストランキング(マザーファンドの純資産額)です。

1、Funds-i外国株 0.021%(3680億0352万円) 2017.9.6
2、外国株式インデックスe 0.034%(2264億8618万円) 2017.2.7
3、たわら先進国株 0.038%(2789億6300万円) 2017.10.12
(参考)野村つみたて外国株投信 0.0414
※0.021×88%=0.01848、0.191%×12%=0.02292、これらの合計額は0.0414
4、SMTグローバル株式 0.043%(3064億8400万円) 2017.5.10+2017.11.10
5、eMAXIS先進国株 0.069%(3329億8500万円) 2018.1.26
5、iFree外国株 0.069%(796億3099万円) 2017.11.30
7、三井住友DC外国株S 0.083%(1961億8200万円) 2017.11.30
8、ニッセイ外国株 0.1%(1056億1300万円) 2017.11.20
9、Smart-i先進国株 0.3860%(59億1289万円) 2017.12.11


最後にトータルコストランキングです。

1、eMAXIS Slim先進国株 0.18726(推定値)
(参考)野村つみたて外国株投信 0.2466(推定値)
2、i-SMTグローバル株 0.2482(推定値)
3、たわら先進国株 0.254
4、三井住友DC外国株S 0.2558
5、iFree外国株 0.2742
6、ニッセイ外国株 0.30412
7、Smart-i先進国株 0.5912(推定値)

前回の運用報告書では、信託報酬除くコストは0.094%でした。
今回は0.069%ですが、それでも野村の3.3倍、たわらの1.8倍の高コストです。

信託報酬の安さがデメリットを上回っているとはいえ、この点は非常に残念であり、なぜ他社より高いのかについての説明がほしいところです。


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コメント

三菱UFJ国際投信からの回答

 たわら男爵さん、こんばんは。

 昨夜、三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加し、懇親会で社員の方にたわら男爵さんの疑問について質問し、回答していただきましたので報告します。

 初めにお断りです。

 社員さんからの回答について私の能力不足で正しくお伝えできていないところもあるかもしれません。

 恐れ入りますが、御理解お願いいたします。

 質問1 eMAXIS先進国株式インデックスの高コスト体質はeMAXIS Slim先進国株式にもそのまま及んでしまうのか?

 回答1 両商品とも同じマザーファンドに投資するベビーファンドなので(信託報酬を除くその他)コストは同じになる。

 質問2 eMAXIS先進国株式インデックスのその他経費はなぜこれほど高コストなのか?

 回答2 eMAXIS先進国株式インデックスのマザーファンドに投資しているベビーファンドの中にラップファンドがある。ラップファンドは毎月又は毎年リバランスするのでマザーファンドの回転率が上昇し、結果として高コストになってしまう。こうしたファンドからは売却の際にマザーファンドに留保金を払ってもらっているのだが、それをコストから差し引くことはない。したがって、見かけ上は高コストになってしまう。
 マザーファンドが保有する株式の売買には市場内で行うものと市場外で行うものがある。前者はコストとして報告書に出てくるが、後者は報告書に出てこない。他社のファンドは市場外で多く取引を行っていて、そのコストが報告書に反映されていないため、相対的に市場内での取引が多いeMAXIS先進国株式のマザーファンドのコストが高いように見えてしまう。
 このように、報告書に出てこないものもあるので、リターンで比べてほしい(eMAXIS先進国株式インデックスが必ずしも高コストではないとの意と思われます)。

 なかなか難しいです。

 以上です。

 少しでもたわら男爵さんのお役に立てたのならうれしいです。

 なお、日本を含む全世界の株式に時価総額比で投資する商品について、質疑応答の中で質問及び要望しましたが、同社の代田取締役から、現在、設定の予定はないとの回答がありました。

 これについては拙ブログで記事にしましたhttp://heiseitureduregusa.blog.so-net.ne.jp/ので、御覧いただければ幸いです。

No title

情報提供ありがとうございます。
ブログの記事と併せて大変参考になりました。し
かし、いただいた情報を前提にすると、運用報告書だけではトータルコストを比較することができなくなってしまいますね。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

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