月間積立ランキング、スリム先進国株が、ニッセイ外国株を抑え、全ファンド中2位

SBI証券の2月の月間ランキングが発表されました。

eMAXIS Slim先進国株が大躍進です。

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国際株式の販売金額ランキングです。

1位 ニッセイ外国株
2位 eMAXIS Slim先進国株
4位 楽天全米株
7位 楽天全世界株
8位 eMAXIS Slim新興国株
9位 iFreeS&P500
11位 たわら先進国
13位 iFreeダウ
16位 SMTグローバル株式
17位 EXE-iつみたてグローバル株式
18位 たわら新興国株
20位 eMAXIS新興国株

eMAXIS Slim先進国株はニッセイ外国株に次いで2位でした。
また、eMAXIS Slim新興国株も8位にランクインしています。

たわら先進国株は、11位とトップ10圏外です。
もうダメでしょうね。

また、SMTグロ株、eMAXIS新興国株といった、同じマザーファンドを買う超低コストファンドがあるものもトップ20入りしています。
売却しないのは含み益に課税されることを嫌ったからでしょうが、新規投資先を変更しないのはなぜなんでしょうか。


つぎに、国際株式の販売件数ランキングです。

1位 ニッセイ外国株
2位 楽天全米株
3位 eMAXIS Slim先進国株
4位 楽天全世界株
5位 eMAXIS Slim新興国株
6位 iFreeS&P500
7位 EXE-iつみたてグローバル株式
8位 EXE-iつみたて新興国株
9位 たわら先進国
10位 野村つみたて外国株投信
11位 SMTグローバル株式
12位 eMAXIS新興国株
13位 iFreeダウ
14位 EXE-i新興国株
15位 たわら新興国株
17位 楽天米国高配当株
18位 EXE-iグローバル中小株
19位 eMAXIS先進国株

販売件数は、ニッセイ外国株、楽天全米株に次ぐ3位でした。

こうしてみると、超低コストファンド目白押しですね。
その中で、11位、12位、14位、19位は同じ運用会社からより低コストなファンドがリリースされており、あえて新規購入をする合理的な理由がないものです。


では、全ファンドの積立設定金額ランキングを見てみます。

2位 eMAXIS Slim先進国株
3位 楽天全米株
4位 楽天全世界株
5位 iFreeS&P500
6位 eMAXIS Slim新興国株
7位 eMAXIS Slimバランス
9位 ニッセイ日経225
10位 EXE-iつみたてグローバル株式
11位 ニッセイ外国株
12位 eMAXIS SlimTOPIX
14位 EXE-iつみたて新興国株
15位 世界経済インデックスファンド
17位 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
18位 EXE-iつみたて先進国株
19位 ニッセイTOPIX
20位 iFreeダウ

なんと、eMAXIS Slim先進国株がひふみに次ぐ2位です。
eMAXIS Slim新興国株も6位、eMAXIS Slimバランスも7位、eMAXIS SlimTOPIXも12位と健闘しています。

ニッセイ外国株はトップ10圏外の11位。


最後に、全ファンドの積立設定件数ランキングです。

2位 eMAXIS Slim先進国株
3位 ニッセイ外国株 
4位 楽天全世界株
5位 楽天全米株
6位 eMAXIS Slimバランス
7位 eMAXIS Slim新興国株
8位 世界経済インデックスファンド
9位 EXE-iつみたて新興国株
10位 ニッセイTOPIX
11位 iFreeS&P500
12位 ニッセイ日経225
13位 eMAXIS SlimTOPIX
14位 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
15位 EXE-iつみたてグローバル株式
16位 EXE-iつみたて先進国株
17位 eMAXIS Slim日経平均
20位 ニッセイ日経平均

積立金額と同様に、積立件数でもeMAXIS Slim先進国株がひふみに次ぐ2位です。
eMAXIS Slimバランスも6位、eMAXIS Slim新興国株も7位、eMAXIS SlimTOPIXも13位、eMAXIS Slim日経平均も17位と健闘しています。

ニッセイ外国株は3位。

eMAXIS Slim先進国株が積立金額、積立件数で、全ファンド2位の座を獲得しました。
スリムの時代が来てますね。

そして、残念なことに、積立ランキングには、たわら先進国株の姿が見えません。

たわら先進国株は、企業DCを中心とした巨額のマザーファンドを活用し、「マザーファンドを買うだけファンド」という新たな戦略で、たわら先進国株を販売しました。
法人客がほとんどである運用会社にとって、個人客の信託報酬をどれだけ安くしても、個人客が増えれば増えるほど儲かります。

しかし、たわらはいつしか当初の低コストに対するこだわりを捨て、良く分からない新ファンドを頻発してしまいました。
肝心のたわら先進国株でも、コスト低減に鈍感であり、低コスト戦争からは脱落気味です。

私は、たわら先進国株は、いまこそ信託報酬を0.10%に引き下げ、超低コスト戦争の覇者となるべく勝負をかけるべきだと考えます。
スリム先進国株には、運用コストが高いという弱点があるため、このタイミングで値下げをすれば、たわら先進国株にかなりの勝機があるといえますが、ニッセイ外国株の値下げ後であったり、スリム先進国株に純資産額が集まった後ではもうダメです。

たわら先進国株は、相場が暴落し、既存顧客の含み益がなくなれば、真っ先にスリム先進国株に売却を伴う乗り換えをされるリスクにさらされているという危機感を持たねばなりません。
思い入れのある私でさえ、もし含み益がなくなればスリム先進国株に乗り換えようと考えているくらいですから、相場の暴落がたわら先進国株の終焉の日となるでしょう。


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コメント

No title

投資超初心者、40歳会社員二児の母です。
ごく最近ブログの読者になりました。ド素人の私もでもわかりやすく毎日楽しく読ませていたただいています。

昨年5月よりイデコを始めました。いずれ積立NISAも始めようと思っています。

eMAXIS Slim先進国株に大変魅力を感じ、イデコや積立NISAで投資でしていきたいと思いました。

そこで投資の分散についてお伺いします。
現状と今後は下記のとおりです。

イデコ SBI証券
(→マネックス証券に乗り換え予定)
夫12000円 妻23000円
積立NISA
SBI証券年間40万円を予定
5年以内にマイホーム購入を予定している為、上記以外で投資する余裕なし。
債券や国債に興味なし。

卵は一つのカゴに盛るなとよく言われていますが、今後eMAXIS Slim先進国株1本で投資をするのは危険なのでしょうか。

ズボラな性格なのでできればほったらかしが理想です。私のようなタイプはeMAXIS Slimバランス1本にしておいた方がいいのでしょうか。

また、5年後には専業主婦か夫の扶養内でのパートを考えています。現在23000円を拠出していますが退職後は減額し新たに自分名義で積立NISAを始めた方がいいでしょうか。

質問が長くてすいません。お時間のある時で結構ですのでご指導宜しくお願いします。

No title

コメントありがとうございます。

>卵は一つのカゴに盛るなとよく言われていますが、今後eMAXIS Slim先進国株1本で投資をするのは危険なのでしょうか。

私は、アメリカ株100%では不安ですが、先進国株100%であれば十分に分散されていると考えています。
eMAXIS Slim先進国株1本で問題ありません。

>ズボラな性格なのでできればほったらかしが理想です。私のようなタイプはeMAXIS Slimバランス1本にしておいた方がいいのでしょうか。

リスク資産をスリム先進国株だけにすれば、あとは無リスク資産とのリバランスだけになります。
余剰資金でスリム先進国株を買うだけというスタイルであれば、無リスク資産とのリバランスも不要で、ただひたすらスリム先進国株を買うだけで済みます。

要は、スリム先進国株を買うだけかスリムバランスを買うだけの違いですので、どちらを買っても手間は変わりません。

>5年後には専業主婦か夫の扶養内でのパートを考えています。現在23000円を拠出していますが退職後は減額し新たに自分名義で積立NISAを始めた方がいいでしょうか。

iDeCoの意味は所得控除ですが、扶養の範囲内であれば控除する所得がありませんので、受取時に投資元本に課税される分、iDeCoは不利になります(なお、妻のiDeCo掛金を夫の所得控除にすることはできません)。

上限が月額2万3000円であれば、つみたてNISAの非課税投資枠に収まりますので、つみたてNISAだけにすべきです(iDeCoは退職時に指図運用者に変更できれば、月額64円の手数料の負担で済みます)。

結局のところ、あなたの退職後は夫の月額1万2000円だけになりますので、移管手数料4320円を支払ってマネックス証券に移管しても得をする気がしません。

ただ、現状では、SBI証券では、受取時に一時金と年金を併用できないという重大なデメリットがあります。
いずれシステムが改善される可能性もありますが、されない可能性もあり、悩ましいところです。

No title

男爵さん、毎度有益な情報を有難うございます。

今年からSBIの特定口座で「たわら先進国株」の積立をはじめ、今月で3万円ほど積み立てところでしたが、2月の下落以降復帰できず、現在数百円の含み損になってます(汗)

つみたてNISAと違い非課税枠がない特定口座の場合、他ファンド(Slim先進国)に乗り換えようと思った場合は、たわら先進国をすべて売却して、別途新規に買付する。という手法であっていますか?

スイッチングとはそういう理解でいいのでしょうか?

No title

いつも楽しみに読ませてもらっています。
とても勉強になります。

おかげさまで。つみたてNISAはすべてeMAXIS Slim先進国株にしました。

SBIで始まる米ETF定期買付について。
今まで投資信託と株のみで、外国株は購入したことがないのですが、
VTとか、ちょっと興味が出てきまして。
たわら男爵様の見解をお聞かせいただければと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>つみたてNISAと違い非課税枠がない特定口座の場合、他ファンド(Slim先進国)に乗り換えようと思った場合は、たわら先進国をすべて売却して、別途新規に買付する。という手法であっていますか?

今日か明日の新記事でお答えします。

>SBIで始まる米ETF定期買付について、たわら男爵様の見解をお聞かせいただければと思います。

これは売買手数料が安くなるわけではありません。

バンガード社の部長は、25万円以上であればVT、25万円未満であれば楽天VTを買うことを推奨しています(下記リンク先の18分30秒前後の箇所)。
http://www.morningstar.co.jp/news/video/ms1712_03.html

1回に25万円以上の積立買付設定をする人はいませんので、この制度は手数料がかからない通常NISA口座での取引を念頭に置いたものといえます。

No title

3/8に質問した40歳会社員二児の母です。
丁寧なご回答ありがとうございました。大変勉強になります。

今後、積立NISAはeMAXIS Slim先進国株で進めていこうと思います。

また退職後はイデコ分の予算を積立NISAにまわす事にします。
(何となく加入したイデコでしたが今は後悔しかありません)

夫のイデコを移管するかどうかについてですが以前拝見させていただいた、たわら男爵様のブログの中で下記のとおり回答されておりました。

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44歳、公務員、運用金額は月額1万2000円のケースで、4320円の移管手数料を払ってでもマネックス証券に移管するかどうか?


運用期間は60歳までの15年間。
運用総額は216万円(月額1万2000円×12か月×15年)。
移管手数料4320円は216万円の0.2%。1年あたりでは0.1333%。

全体で均せば、4320円は大したことはありません。
私ならば、今後15年間我慢するよりは4320円を払ってマネックス証券に移管し、DCでしか買えないお宝ファンド「DIAM DC国内株式インデックスファンド」だけを買ってニマニマするでしょう。

2017/12/02
iDeCoをやるならマネックス(お宝ファンドあり) の記事より
------------------------------------------------------------

こちらの記事を参考に移管を検討したのですが、やはりSBI証券にとどまった方が賢明なのでしょうか。
ちなみに夫は現在32歳です。(退職金制度あり)私としては一時金での受取時にかかる税金が少し心配です。

たびたびの質問ですいません。長文で申し訳ありませんがお時間のある時に回答いただければ幸いです。

No title

コメントありがとうございます。

>夫のイデコを移管するかどうかについてですが以前拝見させていただいた、たわら男爵様のブログの中で下記のとおり回答されておりました。

あなたのケースでは、あなたはSBI証券に残らざるを得ませんので、ご主人をSBI証券から他社に移管すると、夫婦別々の証券会社でiDeCoを管理するという面倒なことになります。

結局、SBI証券から他社に移管しても、気持ちがすっきりするだけであり、金銭面では得をしません。移管手数料の損を運用コスト減では回収できないだろうからです(あなたのケースでは、あなたはSBI証券に残るため、気持ちもすっきりしません)。

ところで、今月末に松井証券がiDeCoに新規参入します。
明らかにマネックス証券を参考にしており、商品は抜群に良いです。

後発の松井証券がシェアを拡大するには他社から奪うしかなく、ひょっとしたらキャンペーンを打つかもしれませんので、それを待ってみたらいかがでしょうか(一時金と年金の併用受給が可能かどうかに興味がありますので、新記事にする予定です)。

早速のご回答ありがとうございます。

確かに夫婦別々にイデコの管理をするのは面倒ですね。

移管するかどうかはもう少し慎重に検討していきたいと思います。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
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