eMAXIS Slim先進国株の1年リターン

eMAXIS Slim先進国株が新規設定された2017年2月27日から1年が過ぎました。

しかし、eMAXIS Slim先進国株の実質コストは6月頃に公開予定の運用報告書を見るまで分かりません。
そこで、同種ファンドと直近リターンを比較することで、eMAXIS Slim先進国株が投資するに値するかどうかを検証してみることにします。

なお、各ファンドの運用技術を比較するためには、本来であれば、騰落率からその間の実質コストを控除した残額で比較すべきですし、信託報酬を除く実質コストも運用技術に含まれるというのであれば、少なくとも、騰落率から信託報酬は控除すべきです。

しかし、信託報酬の引き下げが相次いでいるため、信託報酬をを日割りで計算する必要があり、計算が非常に面倒です(ブロガーのどなたかがチャレンジしてくれないかしら)。

結局のところ、インデックスファンドの実力は指数との下方乖離率を少なくすることであり、信託報酬も下方乖離に重大な影響を及ぼすことから、信託報酬の安さもそのファンドの実力に含めて考て投資すべきファンドを判断したほうが分かりやすいことから、今回は単純に騰落率のみを比較しています。


※あなたの「キンカン」の概念を塗り替える美味さを体験したい人は、こちらの記事をご覧ください。

●楽天市場で「たまたま」を買おう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-811.html#more

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●1年リターン(2017.3.3~2018.3.2)

1、ニッセイ外国株 7.0187%
14409-13464

2、eMAXIS Slim先進国株 7.0170%
10874-10161

3、たわら先進国株 6.9621%
11753-10988

●6か月リターン(2017.9.4~2018.3.2)

1、ニッセイ外国株 3.4386%
14409-13930

2、eMAXIS Slim先進国株 3.4240%
10874-10514

3、たわら先進国株 3.3957%
11753-11367

●3か月リターン(2017.12.4~2018.3.2)

1、eMAXIS Slim先進国株 -4.4127%
10874-11376

2、たわら先進国株 -4.4316%
11753-12298

3、ニッセイ外国株 -4.4369%
14409-15078


ニッセイ外国株は、最近、2016年に続き、原因不明の乖離を連日のように出していました。

●刮目せよ、これがニッセイマジックだ!!
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-791.html

ニッセイアセットマネジメントは、その原因は分からないことを認めつつ、「1日で見るとどうしても乖離してしまうから、もっと長いスパンで見てほしい。うちは長い目で見ると結構取り返している。」という意味不明な弁解をしています。

しかし、

1年リターン ニッセイ外国株1位
6か月リターン ニッセイ外国株1位
3か月リターン ニッセイ外国株3位も、2位とは微差



これがニッセイマジックかぁぁぁぁぁぁぁあああ



ニッセイアセットマネジメントがいうとおり、長い目で見たら取り返していますが、単に指数との乖離が上に下に大騒ぎしているだけのことですから、なんら評価すべきことではありません。

●指数にピッタリ連動させることは、顧客に対するマニフェスト
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-807.html#more

しかし、今日の本題はニッセイマジックではなく、eMAXIS Slim先進国株の運用技術です。
eMAXIS Slim先進国株は頻繁に信託報酬を値下げしていますが、1年を通した平均信託報酬はおよそ税込0.204%となります。

そこで、1年の騰落率と信託報酬との差額で比較してみます。


●eMAXIS先進国株 6.5279%(23315-24837)
信託報酬差 0.444%
騰落率差 0.4891%
騰落率差-信託報酬差 0.0451%

●SMTグローバル株式 6.6487%(15221-16233)
信託報酬差 0.336%
騰落率差 0.3683%
騰落率差-信託報酬差 0.0325%

たわら先進国株 6.9621%(11753-10988)
信託報酬差 0.039
騰落率差 0.0549
騰落率差-信託報酬差 0.0159

巨額のマザーファンドをバックに持ち、運用能力がしっかりしているたわら先進国株との信託報酬調整後の差は0.0159%ですから、eMAXIS Slim先進国株の運用技術は非常にしっかりしているようです。

ただ、同じマザーファンドを持つeMAXIS先進国株との信託報酬調整後の差が0.0451%となっており、微妙に大きいことが気になります。
とはいえ、ニッセイ外国株のような明らかなエラーが出たわけではないことから、この点は余り気にせず、eMAXIS Slim先進国株に投資しながら今後の運用状況を注視していけばよいと考えます。


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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(SBI証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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