【補足1】他人のブログに勝手にアドバイスするシリーズ(3) 早期退職と年金免除、確定拠出年金

前回の記事でコメントをいただきましたが、そのお返事を推考せずに書いたため、不正確な記載となりました。
そこで、今回(特定口座源泉徴収ありの確定申告)と次回(国保に与える影響)の2回に分けて、詳しく整理してみることにします。

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1 私はリタイアするまで個人事業主をしていました。確定申告は顧問税理士を頼んでいましたが、最後の年は事業所得が若干の赤字になりました。
そのせいで、所得控除(約300万円)が全て使うことができないまま残ってしまったことから、もったいないと思って税理士に相談しました。
当時、複数の証券会社で特定口座源泉徴収ありを開設しており、合計で300万円を優に超える確定利益があったことから、これを使って所得控除を処理できないか確認したところ、分離課税であるから無理であると回答されました

ネットで検索すると、分離課税でも所得控除を差し引くことができるとの記載がある複数のサイト(ただし、論拠は明示せず)があったことから、顧問税理士が間違っているかもしれないと思い、税務署に電話したところ、「分離課税というのは他の所得とは分離されて課税するから分離課税と言うのだ。確定申告しても、分離されている以上、所得控除は使えない」と言われました。

2 しかし、諦めきれず、証券会社から送付された年間取引報告書を眺めていると、ある証券会社の特定口座の売却益と配当益の合計額が約30万円であることに気付きました。
そこで、顧問税理士に連絡し、「社会保険や小規模企業共済は諦めるとしても、38万円の基礎控除は使えるのではないか。ちょうど約30万円の利益が出た特定口座があるので、この特定口座1つだけを総合課税として確定申告すれば、この特定口座の源泉税は全て還付されるのではないか」と聞いてみました。
数日後、顧問税理士から連絡があり、「調べてみたらいけそうですので、一緒に申告しちゃいますね」と言われたのでお願いし、無事、源泉税の還付を受けました。

3 納めるべき税金はなく、1社分の特定口座の源泉税の還付を受けるだけだったことから、税理士からもらった確定申告書もほとんど見ずにしまって昨日に至ります。
昨日のコメントで税金の話題になったことから、顧問税理士は一体どういう税務処理をしたのか気になって、さきほど確定申告書を倉庫から出して、じっくり眺めてみました。

先に言っておきます。安房さん、ごめんなさい。

4 なんと、分離課税用の確定申告書(第3表)が添付されていました。
そして、上記第3表を見ると、約30万円の売却益と配当益をまず記載し、次に約300万円の所得控除の合計額を記載し、この300万円で30万円を0にし、30万円の2割の源泉税の還付請求をしている体裁になっていました。

というわけで、昨日、あれほど自信満々にコメントしましたが、現時点では良く分からなくなりましたので、昨日のコメントは撤回します。

もっとも、
(1)「特定口座源泉徴収あり」のままでは社会保険控除を含む所得控除は一切利用できないこと
(2)「特定口座源泉徴収あり」を確定申告すると総合課税になるのか分離課税になるのか良く分からないものの、とにかく確定申告してしまうと、所得控除前の所得が国民健康保険の掛金の算定金額となってしまい、国民健康保険の掛金が跳ね上がること
だけは確実です。

とはいえ、確実なことを言うには、国保の掛金が跳ね上がるとしても、それがどの程度のマイナスダメージなのかを計算してみる必要があります。
そこで、次回は、確定申告が国保の掛金に与える影響を検討します。

追記)
確定申告をすると、売却益は申告分離課税(ただし、「特定口座源泉徴収あり」にすれば申告は不要となる)、配当益は分離課税と総合課税のどちらかを選択できるというのがおそらく正解なんでしょうね。


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