【必見】税務知識を得たければこれを読め

あと10日ほどで確定申告のシーズンが到来します。

私は、MFクラウド確定申告を利用していますので、これを利用して確定申告書(青色申告決算書付き)を作成することができます。
実に簡単です。
もしまだ経理ソフトを導入していない人がいたら、ぜひMFクラウド確定申告の利用をお勧めします。操作方法は実に分かりやすく、しかも全て無料です。

MFクラウド確定申告については、以下の記事で詳しく説明しています。

●経理ソフトの決定版「MFクラウド確定申告」
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-379.html


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●i-mizuho東南アジア株式の繰上償還が悲しい人は、日経アジア300を買おう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-774.html#more

●コインチェック社は終わった(2)~本日のコメントを受けて
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-773.html#more

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しかし、事業所得や雑所得がない場合は、国税庁が公開している支援ソフトを利用することもできます。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm

これは私も妻の申告用に使ってみましたが、非常に使い勝手が良かったです。

さて、譲渡所得や配当所得について還付申告をして税金を取り戻したいものの、自分は果たして得をするのか損をするのかどうかがよく分からないという人は相当数おられるのではないでしょうか。

お勧めの解説記事をご紹介します。

上場株式等の住民税の課税方式の解説(法改正反映版)
●要約版
http://www.dir.co.jp/research/report/law-research/tax/20180201_012718.html
●PDF
http://www.dir.co.jp/research/report/law-research/tax/20180201_012718.pdf

これは非常に秀逸です。
私は、これより優れた解説を読んだことがありません。
これさえ理解すれば、株(投資信託、ETF、米国ETFを含む)の譲渡所得、配当所得を確定申告する際の必要十分な税務知識を得ることができます。

株式投資をする全ての人は、これを読んで、自身の基礎知識として取り込んでおくべきです。

これだけではさみしいので、いくつか補足しておきます。

まず、前提として、「特定口座源泉徴収あり」の口座で売買すべきです。
間違っても、「一般口座」とか「源泉徴収されない特定口座」を選択してはいけません。

「特定口座源泉徴収あり」の口座で売買すると、全てが特定口座内で終結します。
年明けに年間取引報告書が郵送されますので、確定申告したい人は年間取引報告書に記載された数字を確定申告書に転記するだけで済みます。非常に楽です。

損出しをしたいときも、同じ特定口座内で含み損があるものと含み益があるものを売却すれば(受渡日が同一年内であることが必要です)、自動的に損益通算してくれます。

例えば、A株50万円の含み損、B株80万円の含み益のときは、両方を売却すれば税金は30万円×20.315%で済みます(証券会社が自動計算して納税してくれます)。
B株の売却後にA株を売却しても、50万円×20.315%の源泉税相当額を証券会社が口座に戻してくれます。

しかも、A株50万円の含み損、B株80万円の配当金のときも、同じ特定口座であれば、A株を売却すれば配当所得が80万円から30万円に減るのと同じ結果になります(配当所得の源泉税のうち、50万円×20.315%の源泉税相当額を証券会社が口座に戻してくれます)。

つぎに、譲渡所得は確定申告しても申告分離課税ですから、源泉徴収された税率は変動しません。
これに対し、配当所得は、確定申告をすると総合課税を選択できることから(譲渡所得は総合課税を選択できません)、総所得が低い人は税率が減って得をします。

総所得がいくらであれば得をするかについても、上記解説記事は完璧に説明しています。

というわけで、インデックス投資家であっても必ず得ておくべき税務知識を実に簡単に得ることができる解説記事のご紹介でした。

【2018年2月4日14:40追記】

リタイアして、国民年金の免除申請、国民健康保険の法定減額を希望する人は、確定申告か住民税の申告のいずれかをしておかないと、これらが認められないという不利益を受けます。
また、配偶者がいて、配偶者も無職のときは、配偶者の申告もしておかなければなりませんので、注意が必要です。

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コメント

No title

下記、ご教示ください。
>間違っても、「一般口座」とか「源泉徴収されない特定口座」を選択してはいけません。

国税庁(No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人)
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900.htm
によると、
>(注) 給与所得の収入金額から、雑損控除、医療費控除、寄附金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を差し引いた金額が150万円以下で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下の人は、申告の必要はありません。
と記載されています。

そこで、売却が20万円以内に抑えられるので有れば、むしろ「源泉徴収なし」の方が課税されずに済みます。源泉徴収ありは、問答無用で徴収されます。
よって、この場合、源泉徴収なしの特定口座の方が、良いのではないでしょうか。

No title

現前徴収有無ごとのメリットは下記を想定しています。
源泉徴収なしが良い、決定的な理由がありますでしょうか。

「源泉徴収有りの特定口座」
・申告漏れによる追徴課税のリスクがない
・他に確定申告すべき要素がなければ、確定申告の手間を省くことが出来る

「源泉徴収無しの特定口座」
・売却益が20万円以内かつ、他に確定申告すべき要素がなければ、確定申告不要のため、結果として課税されない
・確定申告後後の納付まで、繰り延べ出来る
(売却時期次第で、概ね1月〜1年程度)

No title

コメントありがとうございます。

利益が20万円以下の給与所得者は、

(1)所得税の確定申告は不要
(2)住民税の申告は必要

になります。

つまり、住民税の申告をしないと脱税をすることになります。

また、特定口座源泉徴収ありの口座でないと、売却損と配当所得との損益通算がなされません。

たしかに、

>確定申告後後の納付まで、繰り延べ出来る

という利点はあるものの、納税資金を運用に回して元本割れしたら悲しいことになりますので、私は、特定口座源泉徴収ありの口座で運用していますし、読者の皆様にも特定口座源泉徴収ありの口座で運用することをお勧めしています。

No title

たわら男爵さん、ありがとうございました。

所得税の確定申告は不要でも、住民税の申告は必要なのですね。

No title

大変詳しい税務情報、ありがとうございます。
確定申告はあと10日ほどで開始ですが、還付申告は1月からできます。我が家は夫、私、大学生の息子全員還付申告ですので、全て先月済ませ、息子の分は既に還付金が振り込まれました。

No title

コメントありがとうございます。

>我が家は夫、私、大学生の息子全員還付申告ですので、全て先月済ませ、息子の分は既に還付金が振り込まれました。

素晴らしいですね。
還付金でインデックスファンドを買い続けたらら面白いかもしれませんね。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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