松井証券は、iDeCoでリバランス積立・自動リバランスサービスを実装すべきである

私は、iDeCoには懐疑的であり、自身を取り巻く様々な状況を検討して、確実に得をすると確信できなければ利用すべきではないと考えています。

しかし、確実に得をすると確信できた場合はマネックス証券でやるべきであると考えています。
その理由は下記記事をご覧ください。

●iDeCoをやるならマネックス(お宝ファンドあり)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-673.html

広告

しかし、既に様々なブログで紹介されているとおり、本日、松井証券が3月からiDeCoを開始する旨を発表しました。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-673.html

上記リンク先には取扱いファンドが明記されています。

(1)TOPIXは、DC専用のお宝ファンド、信託報酬0.155%の「DIAM DC国内株式インデックスファンド」
(2)先進国株は、信託報酬0.1095%の「eMAXIS Slim先進国株」(イーマクシススリム先進国株)
(3)新興国株は、信託報酬0.19%の「eMAXIS Slim新興国株」(イーマクシススリム新興国株)
(4)バランスファンドは、信託報酬0.21%の「eMAXIS Slimバランス」(イーマクシススリムバランス)

マネックス証券をパクッちゃいましたね。

しかし、松井証券は、特定口座において、リバランス積立と自動リバランスサービスを実装しており、これを利用することで、eMAXIS Slim先進国株80、eMAXIS Slim新興国株10、eMAXIS Slim国内株(TOPIX)10の「スリム全世界株リバランス積立」をすることができます。

●「スリム全世界株リバランス積立」の活用方法
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-725.html

つみたてNISAでは、現状、目標ポートフォリオを設定することができないため、リバランス積立を利用することができません。
iDeCoでどうするかはまだ詳細を詰めていないようです(電話確認済)。

しかし、後発の松井証券がシェアを拡大するためには、リバランス積立と自動リバランスサービスという他社にはない独自のサービスをアピールしなければダメです。

そして、もしiDecoでこれらのサービスが実装されれば、「スリム全世界株リバランス積立」よりも低コストな全世界株ファンドを自作することができます。
「DIAM DC国内株式インデックスファンド」はDC専用ファンドですから、素晴らしいアピールポイントになるでしょう。

松井証券は、自社の優位性を高めるため、iDeCoでリバランス積立・自動リバランスサービスを実装する旨をできるだけ速やかに公表すべきです。

ただし、iDeCoの運営管理機関が「JIS&T」(マネックス証券、楽天証券もここ)でないと、一部を一時金として受け取り、残りを年金として受け取ることができず(SBI証券では、このような受け取り方ができません)、受給時に課税関係で損をする可能性があります。

そこで、松井証券は、運営管理機関がどこか(一部を一時金として受け取り、残りを年金として受け取ることができるところか)についても、早急に公表すべきであると考えます。

【2018年1月29日20:55追記】

コメント欄で、下記のご指摘をいただきました。

>配分の設定やスイッチングは金融機関のWEB画面ではなく、運営管理機関(JIS&T等)のWEB画面から行うものなので、リバランス積立・自動リバランス実装はかなりハードルが高そうと思われます

この仕様だと、松井証券の努力ではいかんともしがたいと思われます。
残念です。

広告

コメント

松井証券で自動リバランスまでできたらSBIで続ける意味なくなっちゃいますね。
明日からemaxisslim先進国が値下げになるけどまだSBIからはポイントアナウンスないような…
ご存知ですか?
サポートセンターに問い合わせしたんですがノーアンサーでした😢

No title

コメントありがとうございます。

>松井証券で自動リバランスまでできたらSBIで続ける意味なくなっちゃいますね。

元々、SBI証券は、

1、先進国株ファンドはニッセイ外国株であり、スリム先進国株を取り扱っていないこと

2、一部を受け取って残りを年金で受け取るという選択肢をとれないこと

からiDeCoで選ぶべきところではありません。

>明日からemaxisslim先進国が値下げになるけどまだSBIからはポイントアナウンスないような

さきほど新記事にしましたが、どうやらSBI証券は付与率に変更を加えそうです。
これに対し、楽天証券は維持するようです。

楽天バンガードシリーズに対するポイント付与率で楽天証券が優位していますが、今後、超低コストファンドの値下げが続けば、SBI証券とのポイント格差が開くかもしれませんね。

楽天証券は、いまこそ、毎営業日積立てと自動リバランスサービスの実装をして、SBI証券に対する優位性を示すべきです。

No title

iDeCoをやっているものです。
配分の設定やスイッチングは金融機関のWEB画面ではなく、運営管理機関(JIS&T等)のWEB画面から行うものなので、リバランス積立・自動リバランス実装はかなりハードルが高そうと思われます。(そもそもiDeCoで松井証券のシステムが間に入るのかもよくわかりませんが、確実に必要なJIS&Tの画面の個別改修は難しそうな感じがします)

松井証券のiDeCoは銘柄もよさそうですが、普通の特定口座のほうでSBIや楽天のようにポイントを付けてくれるとうれしいですね。

No title

コメントありがとうございます。

>配分の設定やスイッチングは金融機関のWEB画面ではなく、運営管理機関(JIS&T等)のWEB画面から行うものなので、リバランス積立・自動リバランス実装はかなりハードルが高そうと思われます

なるほど、そうすると、松井証券だけではなかなかうまくいきそうにないですね。

大変参考になりました。ありがとうございます。
非公開コメント

広告

プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

新着記事通知用のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/tawaradanshaku

インデックス投資家必読の書

ブログ記事検索

他の投信ブログはこちら

管理