EXE-iつみたて先進国株が税込0.1155%で登場(1/12~)

驚愕のニュースです。
EXE-iつみたてシリーズが先進国株を新規設定します。

第一報はいつものとおりアウターガイさんです。
https://www.valuetrust.net/entry/2017/12260953.htm


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●アーリーリタイアに朗報、基礎控除と非課税額が拡大されます
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-710.html#more

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●EXE-iつみたて先進国株式ファンド

トータルコスト 0.1155%

信託報酬 0.075%(税込0.081%)
うち運営会社0.03%、証券会社0.03%、信託銀行0.015%
米国ETFの経費率 0.0345%

販売会社 SBI証券
新規設定日 2018年1月12日

SBIグループの戦略は明らかです。

ひとつめは、楽天バンガードシリーズ対策です。

楽天バンガードシリーズは、「税込0.1296%の信託報酬+米国ETFの経費率」というコスト体系で、これまで、全世界株、全米株、新興国株、米国高配当株の4種類をリリースしています。

楽天バンガードシリーズは、おそらく運用ミスを極力避ける目的から、1ファンド1米国ETFというスキームを採用しています。
先進国株に対応する米国ETFはVEA(ただし、米国を除く先進国株)ですが、VEAの経費率は0.07%ですから、もし楽天先進国株を新規設定するとなると、コストは0.1296%+0.07%=0.1996%となります。

これに対し、EXE-iつみたて先進国株式ファンドのコストは0.1155%ですから、先により低コストのものをリリースすることで、早晩のリリースが予想されていた楽天先進国株をつぶす意図があることは明らかです。

ふたつめは、eMAXIS Slimシリーズ対策です。

以前、EXE-iつみたて新興国株式ファンドが新規設定されたとき、eMAXIS Slim新興国株が対抗値下げすると知って、一番驚いたのはSBIアセットマネジメントだったと思われます。
対抗値下げできるはずがない水準であるにもかかわらず、eMAXIS Slim新興国株は追随値下げし、その結果、ブランド価値をこれ以上ないほどまで高めました。

そこで、今回、eMAXIS Slimシリーズが対抗できないほどの低コストで先進国株ファンドをリリースすることで、eMAXIS Slimシリーズのブランド価値を毀損しようという目論見でしょう。

eMAXIS Slim新興国株は、税込0.1958%のEXE-iつみたて新興国株式ファンドに対抗し、税抜0.19%に値下げしました。
税込と税抜で微妙に負けているとはいえ、ほぼ同額です。

これに対し、先進国株は、EXE-iつみたて先進国株式ファンドが税込0.1155%ですから、eMAXIS Slim先進国株に対し、「税抜0.11%まで対抗値下げできるものならやってごらん」と挑発しているのでしょう。
もし税抜0.11%まで対抗値下げすると税込0.1188%となり、微妙に負けているとはいえ、ほぼ同額です。

では、果たしてeMAXIS Slim先進国株は対抗値下げに踏み切るのでしょうか。

これから用事があるので、後半に続きます。


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コメント

No title

EXE-iつみたて先進国は3重課税コストを加えると、トータルコスト0.275くらいになりそうでしょうか。
SBIポイントもゼロでしょうから、野村つみたて外国株には微妙に負けますね。
たわら先進国にも負けですかね。
eMaxis slimの対抗値下げしてきたら良いお年玉になりそうです。

No title

当該ニュースの影響で、つみたてNISAの投資計画に変更をおよぼしますでしょうか。

No title

コメントありがとうございます。

>EXE-iつみたて先進国は3重課税コストを加えると、トータルコスト0.275くらいになりそうでしょうか。
>当該ニュースの影響で、つみたてNISAの投資計画に変更をおよぼしますでしょうか。

イーマクシススリム先進国株が対抗値下げしたら、たわら先進国株でも野村つみたて外国株投信でもなくイーマクシススリム先進国株がベストバイファンドになるのではないかということですよね。

次回の記事で分析してみます。
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Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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