この投資信託がすごい(2017年12月、TOPIX編)

「この投資信託がすごい」シリーズは、インデックスファンドのうち、私が最高だと考えるものをご紹介するというものです。

前回は、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドをベストバイファンドに選定しました。
しかし、今回、eMAXIS Slim国内株式インデックスの純資産額が10憶円を突破したことから(12月19日付け)、もう一度、検討し直しました。


【この投資信託がすごい(目次)】

●先進国株(現物株ファンド)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-797.html#more
●先進国株(ETFを買うだけファンドとの比較)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-798.html#more
●新興国株(現物株ファンド)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-795.html#more
●新興国株(ETFを買うだけファンドとの比較)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-796.html#more
●TOPIX
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-708.html#more
●ダウ
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-615.html#more
●全世界株
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-810.html#more
●eMAXIS Slim全世界株vsVT
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-745.html#more
●eMAXIS Slim全世界株vs楽天全世界株
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-740.html#more
●バランスファンド
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-858.html

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●eMAXIS Slim国内株式インデックス

信託報酬 0.17172%(税抜0.159%)
実質コスト 0.17772%(うち信託報酬を除く部分は0.006%)
純資産額 10億0200万円
マザーファンドの規模 2009億6988万円
※ただし、信託報酬を除くコストはeMAXIS国内株式インデックスのものを流用した。

前回王者を見てみます。

●三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

信託報酬 0.1728%(税抜0.16%)
実質コスト 0.1828%(うち信託報酬を除く部分は0.01%)
純資産額 103億1300万円
マザーファンドの規模 2046億9800万円

コストでは、イーマクシススリムが勝っています。
しかも、イーマクシススリムは他社が信託報酬をより安くすれば直ちにそれに対抗値下げしてくれますので、安心感があります。

しかし、ニッセイ外国株の例があるとおり、コストが安くても(もっとも、ニッセイ外国株が安いのは信託報酬だけで、トータルコストは超低コストファンド中でワーストワンです)、指数との下方乖離が大きいと、せっかくのコスト差の優位性が失われ、まさに安物買いの銭失いになりかねません。

そこで、指数との乖離率を見てみます。
とはいえ、指数との乖離率は簡単には出ないことから、同じ指数に投資するインデックスファンドのリターンを比較します。
インデックスファンドは指数に連動することを目指しますが、信託報酬やその他のコストがかかることから、必ず指数よりも下振れることから、同種ファンドのリターンを比較することで、最もリターンが良いファンドが最も指数との乖離率が少ないファンドであると簡易判定することができるわけです。

インデックスファンドに詳しい人であればお分かりでしょうが、この説明は意図的に正確性を犠牲にしています。リターンを出した後、トータルコスト差や信託報酬差をリターン差から差し引かなければ、トータルコストがより低コストなファンドに有利になってしまうからです。
しかし、ここで判断したいのは「ベストバイファンドはどれか」ということですし、判定期間の途中で信託報酬を値下げしたファンドがあると計算が非常に面倒であることから、単純にリターンのみを比較しました。

●eMAXIS Slim国内株式インデックス(信託報酬0.159%)
3/1 10020(19.87025)
6/23 10492(14.47769)
9/25 10903(10.16234)
12/22 12011
※始期を3月1日としたのは設定当初の数日間のブレを排除するため。

●三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド(信託報酬0.16%)
3/1 22761(19.82338)
6/23 23824(14.47699)
9/25 24761(10.14498)
12/22 27273

●ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.18%。0.159%に値下げ予定)
3/1 9860(19.80730)
6/23 10322(14.44487)
9/25 10726(10.13425)
12/22 11813

たわらノーロードTOPIX(信託報酬0.18%。0.17%に値下げ予定)
3/1 新規設定前
6/23 10402(14.46837)
9/25 10809(10.15820)
12/22 11907

●iFreeTOPIXインデックスTOPIX(信託報酬0.17%)
3/1 11617(19.78996)
6/23 12152(14.51612)
9/25 12638(10.11235)
12/22 13916

●Smart-iTOPIXインデックス(信託報酬0.17%)
3/1 新規設定前
6/23 新規設定前
9/25 10455(10.07173%)
12/22 11508

このように、同種の全ての超低コストファンドと比較したところ、どの期間でもeMAXIS Slim国内株式インデックスのリターンが最も良いという結果となりました。

eMAXIS Slim国内株式インデックスは、信託報酬、トータルコストが我が国最安であり、純資産額は少ないながらも、設定来リターン、6か月リターン、3か月リターンを見る限りでは、超低コストファンド中で指数との乖離率が最も少ないものと推定されます。

したがって、TOPIXのベストバイファンドはeMAXIS Slim国内株式インデックスを選定します。

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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