たわら先進国株、175億円を突破

たわら先進国株の純資産額が、12月8日、175億円を突破しました。

同日付の純資産額は、176億5100万円です。

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たわら先進国株の新規設定は2015年12月18日ですので、約2年での達成となります。

最近の純資産額の勢いは、設定時をほうふつとさせるものがあります。
110億円は13日、115億円は10日、120億円は13日、125億円は13日、130億円は15日、135億円は14日、140億円は6日、145億円は11日、150億円は10日、155億円は6日、160億円は5日、165億円は10日、170億円は27日、1750億円は9日で、それぞれ5億円の増加です。

前回は165億円から170億円に増えるまで27日を要しましたが、今回は9日ですから、これまでのペースに戻りました。

とはいえ、前回も指摘したように、純資産額の伸びは、たわら先進国株が頑張ったおかげではなく、順調な株価と為替(円安)に助けられたものですから、株価と為替が崩れないうちに純資産額を集め、いずれ到来するであろう相場の暴落に備える必要があります。

ところで、たわら先進国株の決算日は10月12日です。
そろそろ、第2期の運用報告書が公表されてもよいころです。

第1期の運用報告書では、新設ファンドでありながら先進国株で最安のトータルコストをたたき出し、コスト高と不安定な運用に悩むニッセイ外国株を押しのけ、ベストバイ先進国株ファンドに選ばれました(もっとも、選定者は私です)。

●この投資信託がすごい(2017年7月、先進国株編)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-490.html#more

しかし、たわら先進国株は、2017年9月5日、信託報酬を0.2%に値下げする旨を発表したものの、現在の最安値は0.189%のニッセイ外国株、イーマクシススリム先進国株です。
しかも、信託報酬0.19%のi-SMTグローバル株式が新規設定されたことで、トータルコスト最安の座は奪われてしまいました。これはたわら先進国株にとって極めて大きな痛手といえます。
【参考記事】
●i-SMTグローバル株式、たわら先進国株よりコスト最安の座を奪う
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-660.html#more

さらに、新興国株を12%混ぜた野村つみたて外国株投信にも、トータルコストで負けてしまっています。

【トータルコストランキング(たわら先進国株値下げ後)】

1、i-SMTグローバル株 0.2512
2、たわら先進国株 0.2526
3、iFree外国株 0.27498
4、eMAXIS Slim先進国株 0.29812
5、ニッセイ外国株 0.32312
(参考)野村つみたて外国株投信 0.25164
※0.021×88%=0.01848、0.233%×12%=0.02796、これらの合計額は0.04644

腰が重いのは大手の限界ですが、たわら先進国株が本気を出して他ファンドを潰しに来たら他ファンドは勝てません。
他ファンドが値下げ競走をしたからこそ、たわら先進国株の今回の値下げにつながったわけですから、案外、今のような感じがいい塩梅なのかもしれませんね。

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コメント

No title

たわら先進国株は現在の先進国株のベストファンドかと思いますが、
以下の通り質問があります。
私もたわらを積立していますが、少し不安になってしまいご教授いただければと思います。

・ファンドの純資産額とマザーファンドの資産額は多ければよいと思いますが、先進国株ではどの程度であれば安全圏と思われますでしょうか。
 ニッセイ外国株は現状はコストが高いですが、数年以内に単体で1000億円に到達しそうな勢いです。
 1000億円程度が安全圏の目安でしたら、近いうちに逆転されそうにも思ってしまいました。
 (楽天証券のランキングのリターンを見ると、ニッセイの方が直近1年は成績がよさそうにも見えました) 

・i-SMTはトータルコストでたわらを抜きましたが、どの程度資産が積み上がれば本格投資を検討すべきでしょうか。
 先進国は他の低コストファンドも多く、後発であることから、あまり資産が増えなそうにも思いますが、
 ご参考までに見解をお伺いさせていただきたいと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>先進国株ではどの程度であれば安全圏と思われますでしょうか。

全く分かりませんが、有名どころは2000億円ですから、2000億円がひとつの目安でしょう。

たわら先進国株のマザーファンドは企業DCファンドの集合体ですから、ニッセイ外国株とは客層が異なりますので、たわら先進国株のマザーファンドがニッセイに流れることはあり得ません。

>1000億円程度が安全圏の目安でしたら、近いうちに逆転されそうにも思ってしまいました。

先進国株インデックスファンドの壁はこれまで500億円でしたので、ニッセイ外国株が果たして1000億円に到達できるかは疑問です。
特に、いまは超低コストファンドの戦国時代ですから、ニッセイ外国株だけに資金が集中することはないでしょう。

>楽天証券のランキングのリターンを見ると、ニッセイの方が直近1年は成績がよさそうにも見えました

インデックスファンドにとって重要なのは、指数との連動性です。
ニッセイ外国株は非常に悪く、ジェットコースターのように上振れ下振れを繰り返しています。
700億でもダメですから、仮に1000億になったとしてもダメでしょう。

http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-663.html#more

>i-SMTはトータルコストでたわらを抜きましたが、どの程度資産が積み上がれば本格投資を検討すべきでしょうか。

投資すべきではありません。

あれは500億のSMTグロ株の実質コストを流用しただけですから、新たに立ち上げる際のブレによって実際のコストはあれより高くなると思われるからです。

現在、たわら先進国株だけを買っているならば、今後もたわら先進国株だけを買い続けたほうが良いと思います。

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No title

たわら男爵殿

いつも詳細な分析記事をありがとうございます。主要ファンドの直近の1年リターンを確認すると、
1. iFree 19.70%
2. たわら 19.68%
3. ニッセイ 19.66%
となっており、一時期はニッセイ外国株式インデックスが大きく他のファンドに劣後していましたが今はかなり差が詰まっているようです。
たわらはこの12月、ニッセイは翌1月に新しい実質コストが明らかになると認識していますが、指数との乖離がないと仮定した場合は、たわらとニッセイの実質コストはかなり詰まっているような感覚がありますが、どうお考えですか??
おそらくニッセイのマザーファンドが1000億を超えて、ようやく安定して来たのかなと推測しているところです。
個人投資家としては、たわら、iFree、eMAXIS slim、ニッセイでさらなる競争を繰り広げてもらいたいところです。

No title

純資産額やi-SMTの質問をさせていただいたものです。
ご丁寧に回答いただきありがうございました。
引き続きブログを参考にさせていただきます。

No title

コメントありがとうございます。

>指数との乖離がないと仮定した場合は、たわらとニッセイの実質コストはかなり詰まっているような感覚がありますが、どうお考えですか?

たわら先進国株のコストは最上位、ニッセイ外国株のコストは最下位ですから、直近のデータが仮に良くても、将来的にも同じように頑張れる可能性よりも頑張れない可能性のほうが高いと考えます。

ニッセイ外国株がまずいのは、原因不明の下方乖離を起こし、1年分の信託報酬差を吹き飛ばした点です。
原因が不明である以上、再び繰り返すリスクがあります。
インデックスファンドである以上、運用ミスによる下振れを取り戻すことはできません(指数を上振れする運用をすれば取り戻せますが、そのようなものはインデックスファンドの名に値しません)。

この件の総括が何もなされていない現状では、信託報酬を引き下げるという見せかけのコスト減でごまかしたとの非難を受けてもやむを得ないのではないでしょうか。

>個人投資家としては、たわら、iFree、eMAXIS slim、ニッセイでさらなる競争を繰り広げてもらいたいところです。

他ファンドが信託報酬を値下げしてくれれば、たわら先進国株も追随値下げをしますので、我々ホルダーの利益になりますから、どんどん競争してほしいですよね。

>純資産額やi-SMTの質問をさせていただいたものです。ご丁寧に回答いただきありがうございました。

こちらこそ、参考になったのであれば、よかったです。
今後も当ブログをご愛読ください。

No title

たわら男爵殿

ご丁寧な返信大変ありがとうございました。インデックスファンドにとって一度大規模なトラッキングエラーを起こしたことがいかに罪深いことかよく分かりました。
これからも記事チェックさせて頂き勉強していきます。

No title

コメントありがとうございます。

参考にしていただけたのであれば、よかったです。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
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