この投信がすごい(2017年10月、ダウ指数)

iFreeダウの運用報告書が公表されました。

iFree新興国株の実質コストと同様に高いのかが気になります。
【参考記事】
●iFree新興国株のコストは1.3379%
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-521.html


※よろしければ次の記事もご覧ください。

●つみたてNISAで野村つみたて外国株投信を買うことにしました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-614.html#more

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●iFreeダウ
信託報酬 0.243%
信託報酬を除くコスト 0.086%
トータルコスト 0.329%

純資産額29億7800万円
マザーファンドの規模 同じ

新興国株(0.9707%)のような一見して明らかな高コストではないものの、0.086%が高いのか安いのかは他ファンドと比較する必要があります。

●SMTダウ
信託報酬 0.54%
信託報酬を除くコスト 0.03412%
トータルコスト 0.57412%

純資産額 41億3000万円
マザーファンドの規模 258億6807万円

●eMAXISダウ
信託報酬 0.648%
信託報酬を除くコスト 0.061%
トータルコスト 0.706%

純資産額 48億8000万円
マザーファンドの規模 同じ


内訳を見てみます。

●株式委託手数料
iFree0.031→eMAXIS0.032→SMT0.012
●保管費用
iFree0.045→eMAXIS0.024→SMT0.14

iFree新興国株も保管費用がやけに高かったのですが、iFreeダウの保管費用も高いことが分かります。
他方で、株式委託手数料は、SMTには負けるものの、eMAXISとほぼ同額であり、初年度にしてはかなり頑張ったといえるでしょう。
SMTは、マザーファンドの巨大さ(258億円)による恩恵を受けています。


指数との乖離率を見てみます。

指数との乖離率は運用報告書を見てもよく分かりません。
なぜなら、配当込み指数には税引き前指数と税引き後指数の2種類あること、指数はドルで提供されており、円貨換算しているのは各運用会社であることからです。

そこで、端的に半年リターンで見てみます。

●iFreeダウ
4/26 12572
10/25 14502
騰落率 15.3515%
騰落率+コスト 15.516%

●SMTダウ
4/26 15632
10/25 18026
騰落率 15.3147%
騰落率+コスト 15.60176%

●eMAXISダウ
4/26 16339
10/25 18801
騰落率 15.0682%
騰落率+コスト 15.4212%

●たわらダウ
4/26 10130
10/25 11668
騰落率 15.1826%
騰落率+コスト 不明

「騰落率+コスト」を記載した意味は、コスト控除前のリターンを出したかったからです。

eMAXIS15.4212→iFree15.516→SMT15.60716

このように、コスト控除前リターンはeMAXISとSMTの中間になりました。
指数との乖離率は心配する必要はなさそうです。
また、SMTは、やはりマザーファンドの巨大さ(258億円)の恩恵を受けています。

それにしても、たわらダウのリターンが悪いですね。
より高コストなSMTダウに負けています。純資産額も6億2500円しかありませんから、ベストバイダウ投信はiFreeダウで決まりです。

また、iFreeシリーズからは注目のS&P500がリリースされています。
コストがダウと同程度とすると、トータルコストは0.329%となります(信託報酬はiFreeダウと同額)。

これに対し、楽天全米株のコストは、

信託報酬 0.1296%
VTIの経費率 0.04%
推定コスト 0.05%
合計 0.2196%

です。

これはiFreeSP500の66.74%ですから、本当に推定コストが0.05%で収まるかどうかという懸念はあるものの、楽天全米株の優位性は動きません。

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コメント

こんにちは。

本文中、楽天全世界株とあるのは楽天全米株ではないでしょうか?

たわら男爵様の記事を今後も楽しみにしております。

No title

コメントありがとうございます。

>本文中、楽天全世界株とあるのは楽天全米株ではないでしょうか?

本文を訂正しました。
ご指摘ありがとうございました。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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