株価が爆上げしたときこそ何もしてはいけない

何があったのかは分かりませんが、連日、株価が爆上げしています。
日経平均株価は、月曜日からわずか4日で1200円も値上がりました。

こういうときは、自分が儲かっているわけでもないのに、なにか心が浮かれてしまい、「俺もいまから参戦するぞ」なんて思ってしまいがちです。

しかし、こういうときこそ新しいことは何もしてはいけないというのが今日のお話です。

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商売の真髄は、良いものを安く買って高く売るということに尽きます。
そして、みんながほしいものは多少高くても売れるため、誰も安値では手放しません。

株価が上がるということは、プロを含めた市場参加者の大多数が株がほしくてほしくてたまらなくなっていることを意味します。
こんなときに株を買うと、高値で買うことになり、余り儲かりません(とはいえ、世界経済が成長する限り、長期的には今の株価は将来の安値であることは確実であり、今の株価より値下がりしない可能性、値下がりしてもそこで買えないまま今の株価よりも上がってしまう可能性があることから、積立ては淡々と続けるべきです)。

株価が暴落し、プロを含めた市場参加者の多くが茫然自失し、「底なし沼の底が抜けた。もう世界は終わりだ」と思っているときこそ、我々が買うべきタイミングといえます。

もっとも、圧倒的大多数が世界が滅ぶと悲観しているときに自分だけ買い向かうためには、気持ちをよほど強く持たなければ駄目です。

多くの人は、相場が上がったときに浮かれて買い、下がったときに絶望して損切りだと自分を納得させて相場から退場します。
そして、また相場が上がり始めると、前のことはきれいに忘れてしまい、また浮かれて買ってしまうのです。

私もそうですし、あなたもそうでしょう。
プロも含めた市場参加者の圧倒的多数とは真逆の行動など、普通の人にはとれません。

したがって、タイミング投資をするなら、自分の中で事前にルールを決めるべきです。
基準価額が最安値を更新したら積立金額を毎日1万円から3万円に増やすとか、含み損が5%を超えたら積立金額を毎日1万円から3万円に増やすとか、何でもいいので冷静なときに決めておきます。
そして、決めたルールは機械的に墨守し、何があっても暴騰暴落の渦中には変えないことです。
なぜなら、暴騰暴落の渦中にいるときに冷静な理性的な判断などできるわけがないからです。

しかし、人間は不思議なもので、どう考えても不合理な決断であるのに、一度決断をしてしまうと自分を正当化しようとします。

たとえば、リスク資産が下がっているのに、リスク資産の積立てを停止する人がいます。
はたから見れば、含み損が拡大していくことにビビったとしか思えず、せっかく安く買える好機を逃しただけなのですが、その人の心の中では「方針を変更して無リスク資産の割合を増やすことにしたのだ」という弁解をして自らがとった行動になんとか折り合いをつけようとします。

ドルコスト積立てが真価を発揮する理由は、淡々と一定額を市場に投下することで、下げ相場でたくさん買うことができるためです。
下げ相場で積立てをやめてしまったのでは、単に高値で買っただけになってしまいます。実にもったいないのですが、本人は渦中でした不合理な判断を後付けで正当化してしまっているため、当初からの計画どおりだと思い込んでしまい、そのことに気づくことができません。

うん、もったいないですね。

もっとも、相場が下がったときに買い増す必要は、そもそもなかったりします。
何も考えず、相場がどうなろうが関係なく、とにかく同じ金額を同じタイミングで市場に投下し続けるだけで、たいていの市場参加者に勝つことができるからです。


たわら男の積立状況】

1 たわら先進国株 楽天証券で、毎日1万円積立てを継続中。
2 ひとくふう日本株 楽天証券で、毎月1万円積立てを継続中。
3 三井住友DC全海外株 楽天証券で、毎日1万円積立てを継続中(含み益が1割を超えた時点で売却予定)。



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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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