野村つみたて外国株投信vsたわら、eMAXIS Slim

ご質問をいただきました。
さっそく回答します。

たわら男爵さん、こんにちは。たわら男爵さんのブログは私の投資指標と言っても大げさではないぐらいに参考にしています。
最近、少し悩んでいる事があります。
現在私の積立ているファンドは
「特定口座」でたわら先進国株式とイーマクシススリム新興国株式
「401k」でDAIAM外国株式とDCニッセイ外国株式〔夫婦分〕
としているのですが、野村つみたて外国株の登場で心揺さぶられております。
SBI証券でたわら先進国を1000万以上保有しているのでイーマクシススリム新興国株式は0.2%のキャッシュバックが付与されている条件でも同じ積立配分の場合、野村の方が低コストでしょう?
つみたてNISAの使い道など検討しているところであり、そのあたりの計算と説明をしていただけると大変ありがたいです。
ご教授下さい。よろしくお願いします。


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●iFreeS&P500は10億円を突破+楽天全米株に勝手に助言
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-572.html#more

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まずは、野村つみたて外国株投信です。

●野村つみたて外国株投信

信託報酬 税込0.2052%(税抜0.19%)
実質コスト 0.2566%(うち信託報酬を除く部分は0.0514%)
純資産額 ゼロ(2017年10月3日新規設定)

マザーファンドの規模
先進国株 3846億0868万円
新興国株 250億6426万円

※信託報酬除く実質コストは、同じマザーファンドに投資するFunds-i外国株0.028%、Funds-i新興国株0.233%を88:12の割合で割り付けて推定した。

たわらシリーズ、イーマクシススリムシリーズの実質コストです。

たわら先進国株 実質コスト0.2526%(信託報酬0.2%に値下げ後)
たわら新興国株 実質コスト0.63621%(信託報酬0.34%に値下げ後)

●eMAXIS Slim先進国株 実質コスト0.31014%(信託報酬0.19%に値下げ後)
●eMAXIS Slim新興国株 実質コスト0.54764%

このように、実質コストが最安になる組み合わせは、たわら先進国株とeMAXIS Slim新興国株になります。
これを88:12の配分比で組み合わせます。

先進国株 0.2526%×88%=0.222288
新興国株 0.54764%×12%=0.0657168
トータルコスト 0.2880048%

野村つみたて外国株投信のトータルコストは0.2566%ですから、このままでは野村つみたて外国株投信の勝ちです。
しかし、ご質問にあるように、eMAXIS Slim新興国株には0.2%のSBIポイントが付与されます。

付与ポイント考慮後です。

(0.2-0.05)×12%=0.018
0.2880048-0.018=0.2700048
野村つみたて外国株投信との差 0.0134048%(1000万円あたり1340円)

SBIポイント→Tポイント(毎月20日のウエルシアで1.5倍として使用時)
(0.3-0.05)×12%=0.03
0.2880048-0.03=0.2580048
野村つみたて外国株投信との差 0.0014048%(1000万円あたり140円)

このように、たわら先進国株とeMAXIS Slim新興国株を保有し、88:12の配分比でリバランスする手間をかけてたとしても、野村つみたて外国株投信より、ポイント考慮前、ポイント考慮後、どちらでも損します。

というわけで、野村つみたて外国株投信を買うだけの人が一番得をするという結論になりました。

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

リスク資産は、たわら先進国株(SBI証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
2017年10月10日より、SBI証券で野村つみたて外国株投信の毎営業日1万円積立てを実行中。
NISA口座ではVTの分配金を使ってVTを購入中。

無リスク資産は、個人向け国債変動10(みずほ証券と大和証券を行ったり来たり)で運用中。

パソコン版右端の「検索フォーム」と「カテゴリ」が便利です。

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