iFreeS&P500は10億円を突破+楽天全米株に勝手に助言

iFreeSP500の純資産額が、9月26日、10億円を突破しました。

同日付の純資産額は10億5200億円です。

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10億5200億円のうち、自己設定額が3億円含まれているとはいえ、8月31日の新規設定日からわずか1か月足らずでの10億円到達は快挙といってよいでしょう。

同じSP500指数への連動を目指すi-mizuho米国株の純資産額が20億6700万円であることを考えると、SP500指数に連動する超低コストインデックスファンドが待ち望まれていたことが分かります。

しかし、iFreeSP500の成績は悪いです。

●iFreeS&P500
2017年8月31日 1万円
2017年9月25日 1万0348円
騰落率 3.48%

●i-mizuho米国株
2017年8月31日 1万7168円
2017年9月25日 1万7816円
騰落率 3.7744%

両者の差 0.2944%(1000万円あたり2万9440円)

つまり、iFreeSP500を1000万円買った人は、i-mizuho米国株を買った人より3万円損したことになります。
結構大きいですね。

また、iFreeSP500の新規設定後、VTIを買うだけの楽天全米株の新規設定が公表されました。
楽天全米株のほうが、小型株を含むより広範な分散をすることができるばかりか、信託報酬は69.79%と安いことから、iFreeSP500は太刀打ちできそうにありません。
【参考記事】
●iFreeS&P500vs楽天全米株
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-554.html

ただ、楽天全米株には重大な弱点があります。
それは、証券会社の報酬が0.05%と安すぎるということです。

0.05%はSBI証券の投信保有ポイントと同額であるから、SBI証券は楽天全米株を売っても一切儲かりません。
私は、それでもSBI証券は楽天全米株と楽天全世界株を取り扱うと考えていました。非常によい商品であるため、客寄せの景品になると考えたからです。

しかし、SBI証券は、野村つみたて外国株投信というリーサルウェポンを投入することに成功しました。
私は、野村つみたて外国株投信は、他のあらゆるインデックスファンドを駆逐する破壊力を秘めていると考えています。
つまり、SBI証券にとっては、別に楽天全米株を取り扱わなくてもよい状況になったわけです。

このような理由から、私は、SBI証券は、楽天全世界株と楽天全米株の導入には慎重な姿勢を維持し、様子見に徹すると予測します。
もしそうなると、楽天全世界株と楽天全米株は、楽天証券だけで顧客を集めなければならないという重大なハンデキャップを負うことになります。
スタートダッシュに失敗し、純資産額が伸び悩むことになれば、もう取り返しがつきません。

そこで、私は、楽天全世界株と楽天全米株が成功する秘訣を考えました。

(1)自己設定額を5億円ずつにする
(2)信託報酬を除くコストの上限を0.05%とする

まず、(1)ですが、これはベビーファンドの純資産額を増やし、運用の安定性を確保するためです。
また、これにより、楽天グループのこのファンドに対する熱意を示すことができます。

つぎに、(2)ですが、みんなが心配しているのは実質コストが想定を超えて高くなるリスクです。
バンガード社のETFを買うだけですから、それほどコストがかかるとは思えないものの、万一のことを心配し、運用報告書が出る1年後まで購入を手控える人も多そうです。
そこで、あらかじめ上限キャップ制を宣言し、顧客の不安を取り除くべきです。

この2点の対策をしたとき、私は、楽天全世界株と楽天全米株は顧客の強い支持を集め、たとえ楽天証券1社での販売になったとしても多額の純資産額を集めることができるものと考えます。

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コメント

sbi証券はこの楽天VTと楽天VTIに関して、投信ポイントを付与しないで販売するという選択もあるのではないでしょうか。

No title

コメントありがとうございます。

>sbi証券はこの楽天VTと楽天VTIに関して、投信ポイントを付与しないで販売するという選択もあるのではないでしょうか。

SBI証券は、超低コスト投信にポイントを付与しなかった方針を改め、2017年2月1日から全ての投信にポイントを付与しています。

楽天全世界株と楽天全米株のためだけに更に方針変更をすることは考えにくいですし、楽天証券ではポイント付与されるでしょうから、楽天証券よりサービスが劣ることを自認することにもなります。

そのため、私は、SBI証券は単に取扱いをしないだけだと考えています。
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http://www.masuitousi.com/

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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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