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上の記事のけいのすけさんは、毎営業日積立てをしない理由を2つ挙げています。

第1の理由は、チマチマしているからだそうです。


例えば、「つみたてNISA」の年間非課税限度額(40万円)いっぱいまで「たわらノーロード 先進国株式」を積み立てるとした場合、毎日の積立額は、40万円÷245日=約1,633円。この額を「買付額」として設定することになります。
さらに、今回拡充されるサービスである、「NISA枠ぎりぎり注文」か「課税枠シフト注文」を忘れずに併用。
「毎日積立」とは、つまりはこういう作業を経て行うことになるんだろうと思います。国内株式クラスや新興国株式クラスのファンドも積み立てる場合は、同様の作業を繰り返すのです。
http://unicorn5.hatenablog.com/entry/2017/09/23/070000

しかし、この点は毎月積立てでも同じではないでしょうか。

毎月の積立額について、40万円÷12か月=約3万3333円で計算し、この額を買付額として設定し、国内株や新興国株も買いたければ3万3333円を適当な配分比で3種類のファンドに割り付けることになります。

第2の理由は、値動きを気にするタイミングが毎月1回から毎日になってしまうからだそうです。


「今日は下がった。安く仕込めてラッキー」とか、「今日はすごく上がった。高値を掴んでしもうた」とか、これまでなら月1回あるかないかで済んでいた「心のざわつき」がほぼ毎日訪れることになるのです。
http://unicorn5.hatenablog.com/entry/2017/09/23/070000

しかし、毎営業日積立てを実際にやってみれば分かりますが、心のざわつきを感じることはありません。

たしかに、「今日は下がった。安く仕込めてラッキー」と感じることはあります。
株価が下がったり、円高になったりしたときは、得をした気分になり、うれしくなります。

しかし、「今日はすごく上がった。高値を掴んでしもうた」と感じることはありません。
ファンドの基準価額が上がり、含み益が増えるわけですから、「今日はすごく上がった。含み益が増えてラッキー」と感じるわけですね。

つまり、毎営業日積立ては、安くなっても高くなっても、相場がどちらに転んでも幸せになれる実に得難い究極の投資法といえます。

下の記事のカンさんは、上げ相場が続くと「買える口数が減る」との不満がたまり、下げ相場が続くと「いつまで下がるんだろう」と不安になると述べていますが、そんなことはありません。

一般に、上げ相場になって不満がたまる人はいません。大抵の人は気持ちが明るくなり、もっと買いたいと思います。
もっと買いたい人がどんどん増える相場状況のことを「上げ相場」というわけですから、当たり前のことです。

これに対し、一般に、下げ相場になると多くの人は不安になります。大抵の人は気持ちが暗くなり、そろそろ損切りしたほうがいいんじゃないかと思い、一部を実際に売却します。
買いたい人より売りたい人がどんどん増える相場状況のことを「下げ相場」というわけですから、これも当たり前のことです。

インデックス投資にとって重要なのは、相場の上げ下げに関係なく、常に相場に居続けることです。
これを「ストロングホールド」と呼びます。

多くの人がストロングホールドすることができないのは、下げ相場に気持ちが負けてしまうからです。
これとは逆に、まだ十分に下がりきっていないのに予備資金を投入し切ってしまい、以後の暴落相場に追加投資することができず、含み損が拡大する状況を指をくわえてみているだけになってしまう場合もあるでしょう。

毎営業日積立てをすれば、下げ相場はバーゲンセールと喜べますから、下げ相場に気持ちが負けてしまうことはありません。
私は、含み損が毎日拡大しているのに、積立日が来ないせいで何もすることができない毎月積立てのほうが不安になると考えています。

また、毎営業日積立てをしていれば、毎日一定額を必ず買っていますので、追加投資の欲求を抑えることができます。なぜなら、追加投資したければ、毎日の積立額を少しずつ増やしていけばいいだけだからです。
今では1円単位で積立額を増やすことができますから、追加投資の欲求が湧き起こったら、自分の予備資産の大きさに応じて、100円単位や1000円単位で積立額を少しずつ増やしていけば、暴落の底まで追加投資を絶やすことなく、暴落相場についていくことができるでしょう。

【参考記事】
●暴落時に追加投資をする方法
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-510.html#more

私は、このような理由で、毎営業日積立てが大好きです。
松井証券の「たわら全世界株リバランス積立」をやめてしまい、毎日がさみしい気持ちでいっぱいでした。
楽天全世界株や楽天全米株などの魅力的なファンドの新規設定が相次いで発表され、毎営業日積立てを再開したいという気持ちがどんどん強くなっていきました。

というわけで、私は、SBI証券で「野村つみたて外国株投信」の毎営業日積立てを行います。

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コメント

少額で高頻度の購入時に口数の端数が気になったのですが、SBIでは次のURLのような決まりのようです。
http://teiiyone.com/blog/2014/02/post_172.html
気にしなくても良さそうですね。

No title

たわら男爵さん、こんにちは。松井証券の「たわら全世界株リバランス積立」は、もうすっかり、やめてしまっていたのですね。
もう、売却も済ませて現金化されたのでしょうか。それとも、積立買付けを停止されたということでしょうか。

No title

コメントありがとうございます。

>少額で高頻度の購入時に口数の端数が気になったのですが、SBIでは次のURLのような決まりのようです。

楽天証券の100円投資の記事を書く際、このサイトも見ましたが、今一つよく分かりませんでした。
このサイトに書かれている楽天証券のコメントと私が聞いたコメントの内容が違っていますし。

少なくとも、楽天証券では100円投資で3ポイントくれることから、端数処理がどうであろうと得しかしませんので、無理やり自分を納得させました。

>松井証券の「たわら全世界株リバランス積立」は、もうすっかり、やめてしまっていたのですね。もう、売却も済ませて現金化されたのでしょうか。それとも、積立買付けを停止されたということでしょうか。

せっかくですので、今日の記事でご回答します。
よろしければご覧ください。

けいのすけさんとカンさんの記事で同じように違和感を感じておりましたので、今回のたわら男爵さんの記事を読んでスッキリしました。

特に第2の理由(心がざわつく)は、むしろ毎月積立の方が私には大きいです。
月に一度しかない積立日に株価が急騰しないか心配になりますし、積立しない日にどんどん株価が下がっていると、「あぁ、今が積立日だったらなぁ…」とつい思ってしまいます。
毎日が積立日ならそのような心配はありません。正直sbi証券で毎日積立ができる日がこんなに早く来るとは思っていなかったので、待ち遠しいです。

No title

コメントありがとうございます。

>毎日が積立日ならそのような心配はありません。正直sbi証券で毎日積立ができる日がこんなに早く来るとは思っていなかったので、待ち遠しいです。

全く同感です。
しかも、SBI証券は野村つみたて外国株投信をぶっこんできましたので、なおさら楽しみです。

「つみたてNISA」の設定

「つみたてNISA」が間もなく始まりますね。
40万円を「毎営業日」積立で、やってみようかと計画しています。または「毎週月曜日」積立か。
(1) (20営業日/月)×(12ヶ月)×(1,667円)=400,080円
(2) (50週間/年)×(8,000円)=400,000円
こんな感じでイメージしています。
たわら男爵さんは、積立のタイミンと金額の設定について、どのように計画されていますか。

No title

コメントありがとうございます。

>たわら男爵さんは、積立のタイミンと金額の設定について、どのように計画されていますか。

私は、マネックス証券の特定口座で保有しているVTの分配金を通常NISA口座で再投資しなければならないため、つみたてNISAをする予定はありません。
VTの乗り換えも、含み益が多額にすぎ、源泉税がもったいないことから、悩んでいます。

No title

たわら男爵さん、お返事ありがとうございます。

投資方針の変更には、含み益に対する徴税があるため、一種の乗り換えコストを許容すべきか検討する必要がありますね。

No title

たわら男爵さん、少し前の記事にコメントで失礼します。永続的な世界経済の成長を前提にする立場で長期投資をする限り、含み益が新たな利益を生む、複利の効果を十分に享受すべきとの考えを持っています。そういう意味で、投資方針の愚直な維持は、前記の観点で有益と思っていました。
この度、ブラックロック社i-Shares ETFが上場廃止になるという事態となりました。サテライト的な資産として保有しています。NISA枠も少し使っています。強制的に売却を迫られる事態になり、とても残念です。
長期投資をするときには、ETFや投資信託が、途中で解約されず運営され続ける商品であることも大事だなと痛感しています。

No title

コメントありがとうございます。

>長期投資をするときには、ETFや投資信託が、途中で解約されず運営され続ける商品であることも大事だなと痛感しています。

同感です。
その意味では、純資産額が140億円を超えたたわら先進国株は完全に安全な商品になりましたね。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
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