iFreeS&P500は180万円からのスタート

iFreeS&P500が8月31日に新規設定されました。

新規設定日から購入できる販売会社はマネックス証券だけです。
そのせいか、難しいスタートを切っているようです。

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まず、有価証券報告書で約束したとおり、運用会社は、自己資金を5億円も投じました。

9月1日の基準価額は1万0005円、純資産額は5億0020万円です。
純資産額が5円上がると、5億円の純資産額は5億0025万円に単純に増えますので、初日に買った人はゼロだったことが分かります。
もっとも、私が当日の午前8時過ぎに速報したとおり、マネックス証券は、当日の朝になるまで取扱いを公表しませんでしたので、マネックス証券での取扱いを知らずに出勤してしまった人がほとんどだったはずです。
【参考記事】
●iFreeS&P500はまさかのマネックス
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-528.html#more

そこで、注目の9月4日です。
基準価額は9995円、純資産額は5億0100万円です。ただし、発表額は5.01億円ですが、グラフは5.02億円となっていますので、100万円台の後半でしょうか。

基準価額は、1万0005円から9995円に10円下がり、純資産額は9月1日の純資産額を5億0025億円とすると、75万円(5億0100万円のとき)から175万円(5億0200万円のとき)が増えたことになります。
5億0025億円の基準価額10円の下落分は50万円ですから、新規流入資金は、135万円(75万円+50万円)~225万円(135万円+50万円)ということになります。この中間は180万円ですから、新規流入資金は180万円と推計できます。

それにしても180万円。
いくらマネックス証券1社だけとはいえ、厳しいスタートといえますね。

ただ、9月8日には楽天証券が新規取扱いを開始する見込みですから、そこで巻き返しがあるかもしれません。
【参考記事】
●iFreeS&P500、楽天証券は9/8~
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-531.html#more

これは明らかにiFreeSP500のせいです。
3大ネット証券会社とはいえ、マネックス証券はその中で最弱ですから、SBI証券・楽天証券と事前に十分な調整をすべきだったといえます。

推測するならば、事前調整をしないはずがないので、したんでしょう。
しかし、SBI証券や楽天証券は余り乗り気ではなかったのでしょうね。

なぜiFreeSP500に対する販売会社の熱意が薄いかというと(松井証券はiFreeシリーズを一切取り扱っていません)、おそらくその原因は信託報酬の設定の仕方にあります。

通常、投資信託は、信託銀行の報酬を0.02%前後にし、残りを運用会社と証券会社で分けあいます。
しかし、iFreeシリーズは、運用会社の報酬を多くするために、証券会社の報酬を減らしています。

iFreeSP500の信託報酬の内訳です。

運用会社 0.12
証券会社 0.08
信託銀行 0.025

つまり、運用会社は証券会社の1.5倍の報酬を得ていることになります。

たわら先進国株はこんな感じです。

運用会社 0.1
証券会社 0.1
信託銀行 0.025

イーマクシススリム先進国株です。

運用会社 0.09
証券会社 0.09
信託銀行 0.02

イーマクシススリムシリーズは、ファンドの純資産額が500億円、1000億円以上になると自動的に信託報酬が下がりますが、運用会社の報酬が減るだけで、証券会社と信託銀行の報酬は下がりません。

ニッセイ外国株です。

運用会社 0.1
証券会社 0.08
信託銀行 0.2

少し運用会社よりですが、1.25倍にとどまっています。

このようにiFreeシリーズは、販売する証券会社からすれば、「超低コストであるから証券会社の報酬が低いことは仕方ないとしても、運用会社が1.5倍もとるのはとりすぎじゃね」という気持ちをどうしても抱いてしまうことから、熱意を持ちにくいのだろうと思います。

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ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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