全世界株投信を出したら売れるはず

コメント欄で、VTの構成銘柄数は857銘柄しかないのではないかというご指摘をいただきました。

そこで、VTの構成銘柄数を調査しがてら、全世界株投信の将来性について考えてみます。

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バンガード社の資料(下記リンク先1頁右下部分)には、7774銘柄との記載があります。
https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VT_JP.pdf#search=%27%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89+VT+%E6%A7%8B%E6%88%90%E9%8A%98%E6%9F%84%27

ただ、ベンチマークは7723銘柄ですから、ベンチマークを上回っています。
ベンチマーク変更の影響かなと思うのですが、よく分かりません。

また、以前もご紹介したと思いますが、SBI証券にこんな記事があります。

「バンガードETFではじめる海外ETFデビュー!~大人気のバンガードETFの魅力に迫る~」
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=none&dir=info&file=foreign_info150403_01.html

この記事は、2015年3月3日に実施された座談会のやり取りを文字化したものです。
バンガード社の広報担当者が次のような発言をしています。


前のベンチマークが大型、中型株で構成されていたのに対して、新しい指数は世界47カ国の大型、中型株に加えて小型株もカバー。構成銘柄数も従来の2,927銘柄から7,400銘柄超へと大きく増えました(※2011年11月末当時)。
2015年2月末の「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」の構成銘柄数は7,550銘柄、VTの構成銘柄数は6,981銘柄になります。


VTは、2011年12月19日、を「FTSE・オールワールド・インデックス 」から「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」に変更したことで、小型株を構成銘柄に含むようになりました。

上記時の記事を読む限りでは、

●ベンチマーク
構成銘柄数 7550
構成国 47か国

●VT
構成銘柄数 6981
構成国 40か国

ということになります。

ところで、バンガード社の広報担当者は、VTを買うのは日本人だけだと発言しています。


VTは日本だけで売れているのをご存知ですか?
世界的にみると、それほど資金流入がみられません。
米国の投資家はこれまで米国株や米国債を中心に投資してきました。グローバル投資が必要という意識を持つようにはなりましたが、すでに自国の株や債券を持っているので、「除く米国」といった商品を組み合わせるケースが多いのです。実際、米国籍ETFの年間純資金流入ランキングトップ50にVTはランクインしていません。


このVTにはVTWSXというインデックスファンドがあります。
これは、信託報酬0.17%、トータルコスト0.21%という素晴らしいものです。
【参考記事】
VTのインデックスファンド(VTWSX)の実質コストは0.21%だった
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-454.html

たわら全世界株を税抜0.2%(ニッセイ外国株、イーマクシススリム先進国株と同額)で出せば、VTWSXには負けるものの、これまでVTを買っていたかなりの顧客を奪えると考えます。

イーマクシスシリーズに日本株を含む全世界株投信はありませんし、ニッセイシリーズには新興国株がありませんので、スリムやニッセイに縄張りを荒らされるおそれはなく、たわら全世界株の独擅場となるでしょう。
なによりも、債券ゼロ、たわら全世界株と現金の一定比率でのリバランスという新たな投資スタイルを開拓する先駆者となることができます。


非常によいアイデアだと思うのですが、たわら先進国株の値下げを渋ったことや、イーマクシススリムに勝てるわけがない8資産バランスを今更リリースしたセンスのなさからすると、たわらに期待するのは無理なんでしょうね。
残念です。

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コメント

No title

Vanguardが発表している「銘柄数」にはキャッシュや先物が含まれています(これはiShares ETFなどでも同じです)
なので指数よりも多くなることもあるみたいです。

No title

コメントありがとうございます。

先物を含むとは思っていませんでした。
参考になりました。ありがとうございました。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

リスク資産は、たわら先進国株(SBI証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
2017年10月10日より、SBI証券で野村つみたて外国株投信の毎営業日1万円積立てを実行中。
NISA口座ではVTの分配金を使ってVTを購入中。

無リスク資産は、個人向け国債変動10(みずほ証券と大和証券を行ったり来たり)で運用中。

パソコン版右端の「検索フォーム」と「カテゴリ」が便利です。

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