この投資信託がすごい(2017年7月、先進国株編)

新シリーズ「この投資信託がすごい」を開始します。

このシリーズは、インデックスファンドのうち、私が最高だと考えるものをご紹介するというものです。
それでは、先進国株編です。

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●たわらノーロード先進国株式

信託報酬 0.243%(税抜0.225%)
実質コスト 0.2796%(うち信託報酬を除く部分は0.0366%)
純資産額 119億6700万円
マザーファンドの規模 2426億9400万円

いわずとしれた先進国株インデックスファンドの絶対王者です。

他のファンドとの比較は、相互リンク先のますい画伯が分かりやすい表を作ってくれています。
http://www.masuitousi.com/blog-entry-1150.html

信託報酬は、1位のニッセイ外国株、イーマクシススリム先進国株、3位のiFree外国株に続く4位です。
しかし、信託報酬に諸費用を含めたトータルコスト(実質コスト)で並べ替えると、次の順位になります。

1位 たわら先進国株 0.2796%
2位 iFree外国株 0.29658%
3位 eMAXIS Slim先進国株 0.31014%
4位 ニッセイ外国株 0.335%

※eMAXIS Slim先進国株はeMAXIS先進国株の信託報酬を除く実質コスト(0.09414%)を流用しました。

また、従来の低コスト投信には0.2%のSBIポイントが付与されることから、SBIポイント考慮後の実質リターンについても検討する必要があります。
下記参考記事のとおり、ポイント考慮後でも、たわら先進国株が圧勝しています。
【参考記事】
●たわら先進国株vsニッセイ外国株vsインデックスe、SMTグロ株、Funds‐i外国株(15)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-476.html#more

このように、コストの観点からは、たわら先進国株がわが国で最安の先進国株インデックスファンドとなります。

もっとも、コストが最安であっても、指数と乖離したのでは意味がありません。
なぜなら、インデックス投資の目的は指数の期待リターンを得ることだからです。
【参考記事】
●インデックス投資の目的は期待リターンを得ること
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-328.html

指数との乖離率を推測する簡単な方法は、マザーファンドとベビーファンドの純資産を見ることです。
なぜなら、ファンドの規模が大きければ大きいほど、コストが希釈化され、新規流入資金の影響を受けづらくなるため、ファンドの運営が安定化するからです。
【参考記事】
●ベビーファンドの純資産額が小さいことによるデメリット
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-485.html#more
●なぜたわら先進国株なのか(2)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-8.html#more

ますい画伯の上記記事を見ると、1位の野村は別格として、たわら先進国株を含む2位以下は団子状態であることから、そこそこの規模であることが分かります。
また、ベビーファンドの純資産額も100億円を超えており、これもそこそこの規模です。
したがって、たわら先進国株のマザーファンドとベビーファンドは、コストや新規流入資金の影響を気にするほどの規模ではないといえます。

しかも、たわら先進国株のマザーファンドの運用は極めて安定しています。
以下は、マザーファンドのベンチマーク(配当込指数)との乖離率です。

2012年2月 -0.4%
2013年2月 -0.5%
2014年2月 -0.2%
2015年2月 -0.3%
2016年2月 -0.2%

わが国最大(3264億3100万円)のマザーファンドを擁するのは野村アセットマネジメントです。
このマザーファンド(Funds-i外国株のマザーファンドです)の乖離率は次のとおりです。

2012年4月 -0.4%
2013年4月 -0.6%
2014年4月 -0.2%
2015年4月 -0.4%
2016年4月 -0.4%

純資産額が少ないたわら先進国株のマザーファンドのほうが優秀であることが分かります。
なお、ベンチマークには、グロス、ネット、プライスの3種類があるため、乖離率の比較は同じベンチマークでなければ意味がありません。
【参考記事】
●たわらはグロス、ニッセイはネット、iFreeはプライス
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

というわけで、「この投資信託がすごい(2017年7月、先進国株編)」の栄冠は「たわらノーロード先進国株式」に輝きました。

まさに先進国株インデックスファンドの絶対王者といえます。

信託報酬が4位であるせいで、人気の点ではニッセイ外国株の後塵を拝していますが、実質コストが最安であること、運用が極めて安定していることの2点で、たわら先進国株を選ぶべきことは明らかといえます。

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コメント


「この投資信託が凄い」は楽しかったです、やっぱりたわら先進国株ですが、ここが何故たわら先進国株を説明が完璧過ぎます、私はS50型の42歳です、アーリーリタイアは難しいです、アーリーリタイアという言葉は40歳で知りったからです、情けない、

今年から・・・・・本格的に投資少ないですが


この「投資信託が凄い」今後もシーリーズ楽しみです、トピックスや新興国株、日本、先進、新興債権とか観てみたいです、あと逆に「この投資信託は駄目だ!!」とかも観てみたいです、最初はリターン54、61%の怪しいファンドを掴もうとしましたから、これは怪しいファンド!?とか無理ですかね?史上初ではないですか!?

No title

コメントありがとうございます。

>この「投資信託が凄い」今後もシーリーズ楽しみです、トピックスや新興国株、日本、先進、新興債権とか観てみたいです

先ほど新興国株をアップしましたので、よろしければご覧ください。

私は債券とリートは興味がなく分からないのですが、TOPIX、日経225、バランスは徐々にアップしようと考えています。

No title

なお、

>あと逆に「この投資信託は駄目だ!!」とかも観てみたいです

単なる悪口になってしまうと、読んだ人も楽しくないでしょうから、ダメだシリーズはなかなか難しいかもしれませんね。

ご返事ありがとうございます

バランスファンド、も良いですね


これは1位だけではもったいない・・・・・しかし男爵様のブログなのであくまでも男爵様の意見、




ということでワーストは男爵様の言うとおり、止めた方がいいですね


ありがとうございます、これからも楽しみにしております。     




              敬具
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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