IPO(PR TIMES)を初値で売却しました

IPOというものがあります。

新規上場される株式を上場前に取得できる制度です。
格付会社の格付けがSランク、Aランク、Bランクの優良会社であれば、初値(上場日に初めて付いた値段)が公開価格の1.5倍から2倍以上になることが通常であることから、とても人気で、抽選をパスする必要があります。

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私は、昨年から、事前格付けがSランク、Aランク、Bランクに限定して抽選に申し込んでいます。
しかし、なかなか当選しませんでした。

そうしたところ、SBI証券で、「PR TIMES」が100株当選したのです。

そして、運命の上場日は今日。
余り欲をかくと失敗するため、IPO投資のセオリーどおり、初日の初値で売却することにしました。

公開価格 1340円
初値 2130円
利益 7万9000円

やったね。

いろいろと調べたところ、IPO投資は、公開価格が初値を上回ることもありますが、高格付けに限定し、かつ、初値で売却するというルールさえ守れば、非常に高い確率で儲かります。

なお、マルキールは、「ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第11版)」322~323頁で次のように述べています。

私のアドバイスは、IPOを公開価格で買ってはいけないし、また公開直後に公開価格を上回る株価で売買されるIPO銘柄は絶対に買ってはいけないということだ。
大手の機関投資家や上得意の個人にはめ込めないような時にだけ、証券会社は小口の個人投資家に声をかけてくれるというわけだ。
したがって、個人投資家が公開価格で入手できるIPO銘柄は最悪のものだけということになる。


まさに箴言ですね。

ただし、我々にはネットいう武器があります。
今の時代は、本来であれば会費を払わないと入手できない格付会社の事前格付情報が簡単に無料で入手できます。

IPO投資は儲かりますが、

1 抽選でまず当たらないことを覚悟する。
2 抽選申込みをする銘柄は、Sランク、Aランク、Bランクに絞る。
3 当選したら、欲をかかず、上場日の初値で売却する。

という手順を守る必要があります。

いずれにしても、インデックス投資の代替にはなりません。
せいぜい小遣い稼ぎ程度です。

でも、7万9000円の小遣いはとてもうれしいです。

もう今年は駄目かもしれませんね。
しかし、宝くじと違って、参加料は一切不要、外れても全く損はしません。毎回、複数の証券会社に申し込み、結果を確認する手間がいるだけです。

この数日、いい夢が見れました。
また当たるといいなあ。



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●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
●クレジットカードによる投信積立サービスを利用し、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券で「たわら先進国株」を毎月5万円ずつ購入中。

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