たわら先進国株vsニッセイ外国株vsインデックスe、SMTグロ株、Funds‐i外国株(15)

ダントツの低コストファンドとして、2015年12月にさっそうと登場したたわら先進国株。

しかし、年0.05%のSBIポイントは付くものの(2017年2月1日以降)、年0.2%(投信保有残高1000万円以上の場合)の通常のSBIポイントは付きません。

そこで、外国株式インデックスe、SMTグローバル株式、eMAXIS先進国株、Funds-i外国株とリターン差を比較してみようというのがこの企画です。
これらは、たわら先進国株よりも0.15%多いポイントが付くことから、これ以上のリターン差がなければたわら先進国株の負けとなります。

なお、新御三家のひとつであるニッセイ外国株(たわら先進国株と同様に0.05%のみ付く)も一緒に比べてみました。

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1 2015年12月21日時点の基準価額(純資産額)
(1)たわら先進国株 1万円
(2)ニッセイ外国株 1万2298円(196億9200万円)
(3)外国株式インデックスe 1万9534円(143億6800万円)
(4)SMTグローバル株式 1万3882円(506億5500万円)
(5)eMAXIS先進国株 2万1349円(318億1900万円)
(6)Funds-i外国株 2万1480円(46億8300万円)

2 2017年6月20日現在の基準価額
(1)たわら先進国株 1万1348円(104億5200万円)
(2)ニッセイ外国株 1万3908円(526億2600万円)
(3)外国株式インデックスe 2万2085円(151億2600万円)
(4)SMTグローバル株式 1万5704円(576億3500万円)
(5)eMAXIS先進国株 2万4051円(353億4400万円)
(6)Funds-i外国株 2万4225円(73億5800万円)

3 騰落率(たわら先進国株との差)
(1)たわら先進国株 13.48%
(2)ニッセイ外国株 13.0915%(たわら差-0.3885)
(3)外国株式インデックスe 13.0592%(たわら差-0.4208)
(4)SMTグローバル株式 13.1249%(たわら差-0.3551)
(5)eMAXIS先進国株 12.6563%(たわら差-08237)
(6)Funds-i外国株 12.7793%(たわら差-0.7007)

4 分析
(1)ニッセイ外国株差
4月 0.017
5月 0.0265
6月 0.038
7月 0.025
8月 0.01
9月 0.025
10月 0.027
11月 0.304
12月 0.356
1月 0.3711
2月 0.3706
3月 0.3665
4月 0.3518
5月 0.3932
6月 0.3885


それまで0.02~0.04%差だったのが、運命の日(11月10日)に一気に0.3%差(10倍)となり、その後も下振れを拡大し、現時点では0.4%まで下振れを拡大させています。
インデックスファンドである以上、この下振れを運用努力によって覆すことはできず、ずっと下振れたままです。
ニッセイ外国株をずっと保有している人は、たわら先進国株をずっと保有している人よりも、100万円あたり4000円を単純に損し、その損は絶対に取り戻すことができません。
【参考記事】
たわら先進国株、ニッセイ外国株を0.412%上回る(11/9~1/16)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-292.html#more

(2)ポイント差 

たわら先進国株の勝利。
やったね。

ここでの比較のポイントは、たわら先進国株、ニッセイ外国株とその他の投信とは1年で0.15%のポイント差があるため、たわら先進国株が勝つためには、上記ポイント差を超えるリターン差がなければならないという点です。
1年で0.15%のポイント差は18か月では0.225%のポイント差となります。

たわら先進国株がポイント考慮後の信託報酬でも最安となりました。

(3)信託報酬差

たわら先進国株の信託報酬は税込0.243%
ニッセイ外国株は税込0.216%(たわら差-0.027%。この18か月分は-0.0405)
外国株式インデックスe、SMTグローバル株式は税込0.54%(たわら差0.297。この18か月分は0.4455)
Funds-i外国株は税込0.594%(たわら差0.351。この18か月分は0.5265)
eMAXIS先進国株は税込0.648%(たわら差0.405。この18か月分は0.6075)
※ニッセイ外国株は値下げ後の期間が少ないことに注意

ここでの比較のポイントは、18か月分の信託報酬差を上回るリターン差があればたわら先進国株の勝ち、なければたわら先進国株の負けということです。

前月と同様、残念ながら、外国株式インデックスeとSMTグローバル株式には負けてしまいました。

本来であれば信託報酬差を上回るリターン差がなければなりません。なぜなら、たわら先進国株の信託報酬込の実質コストは我が国最安であるからです。
信託報酬以下の差しか出なかったということは、他投信よりも下振れたということを意味します。
【参考記事】
たわら先進国株は我が国で最安の先進国株インデックスファンド(実質コストランキング)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-263.html#more

とはいえ、たわら先進国株のマザーファンドは極めて安定しています(上記参考記事の末尾の比較表を参照。ただし、この比較表では、グロスのたわらと野村、ネットのニッセイを同列で並べてしまっているため、そこは注意してください。とはいえ、同じマザーファンドの中での年ごとの乖離率が一定かどうかを見れば、安定的な運用がなされているかどうかは推測できます。ニッセイがファンタスティックであるとの評価は変わりません)。

そして、たわら先進国株のファンドマネージャーはマザーファンドのファンドマネージャーが兼務している以上、マザーファンドの運用が信頼できるのであれば、たわら先進国株の運用の不安定さについても、その規模が増えるにつれて徐々に減っていき、やがてはマザーファンドのように安定していくことが強く期待できます。
【参考記事】
たわら先進国株のファンドマネージャーはマザーファンドのファンドマネージャーが兼務しています
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-262.html#more

というわけで、信託報酬以上のリターン差が出なかったことは残念でしたが、SBIポイントの0.15%差を考慮してもなお、たわら先進国株を買うほうが得であることが分かりましたので、現時点でのベスト先進国株投信はたわら先進国株といえます。

それにしても、eMAXIS Slim先進国株(イーマクシススリム先進国株)をリリースしたeMAXIS先進国株ですが、リターンが意外に悪いです。

ということで、おまけです。

5 eMAXIS Slim先進国株差
(1)2017年2月28日時点の基準価額(純資産額)
ア eMAXIS Slim先進国株 9954円(100万円)
イ たわら先進国株 1万0764円(72億4400万円)

(2)2017年6月27日時点の基準価額(純資産額)
ア eMAXIS Slim先進国株 1万0460円(7億1500万円)
イ たわら先進国株 1万1309円(105億9100万円)

(3)純資産額の増加額
ア eMAXIS Slim先進国株 7億14700万円
イ たわら先進国株 33億4700万円

(4)騰落率(eMAXIS Slim先進国株比)
ア eMAXIS Slim先進国株 5.0833%
イ たわら先進国株 5.0631%(-0.0202)
※eMAXIS Slim先進国株は税込0.216%(たわら差0.027%。この4か月分は0.009)


(5)分析
騰落率ではたわら先進国株が微差(信託報酬差調整後0.0112)で負けてしまいました。
ずっとこんな感じでeMAXIS Slim先進国株がたわら先進国株に優位していますね。
原因はまだ分かりません。

3月 0.0079
4月 0.023
5月 0.0281
6月 0.0202

【参考記事】
eMAXIS Slim先進国株vsたわら先進国株
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-417.html

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コメント

eMAXIS slim 新興国株について

男爵お疲れさまです、男爵のおかげで投資10ヶ月を過ごせました、100万円をニッセイ外国株を投資しておりましたが、男爵のおかげで全部たわら先進国に移し「安泰」を納めました、・・・今度は新興国株です、30万を特定でeMAXIS新興国株から新しいeMAXISsiIm新興国株に移そうと思うのですがどうでしょうか?基本はバイアンドホールド、20年くらい積み立て運用するつもりです、男爵、よければ見解をお願いいたします

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コメントありがとうございます。

私ならこうするという程度になってしまいますが、今日の記事で回答しましたので、よろしければご覧ください。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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