「インデックスファンドへの投資に関する3つの懸念」に勝手に回答する

こんなブログを見つけました。

「インデックスファンド(MSCIコクサイ)への投資に関する3つの懸念」
http://tomoney.blog.fc2.com/blog-entry-1185.html

●懸念点1
世界経済の成長はいつまで続くのだろうか? そもそも経済が成長すると株価は上がるのか?

●懸念点2
パッシブな運用で労せず儲けるなんて、そんなうまい話があるのか? 誘導されているのでは?

●懸念点3
庶民がパッシブな運用で労せず儲けるなんて、支配層(金持ち)が黙って見逃すはずがないのでは?

それでは、勝手に回答します。

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●懸念点1
世界経済の成長はいつまで続くのだろうか?そもそも経済が成長すると株価は上がるのか?

●回答1
世界経済の成長は、世界の人口が増え続ける限り、続きます。
そして、生産年齢人口が5割を下回るのは2072年ですから、とりあえずそこまでは世界経済は成長するでしょう。
我々が死ぬまでは大丈夫です。
【参考記事】
世界経済は、あと50年は成長します
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-53.html

また、経済が成長すると、以下の理屈によって株価は上がります。

株価は株式会社の清算価値を発行済株式総数で割ったものです。
経済が成長するには株式会社が儲けを上げることが必要です。株式会社が儲けを上げれば、株式会社の清算価値はその分だけ増え、株価もそれに応じて上がります。

●懸念点2
パッシブな運用で労せず儲けるなんて、そんなうまい話があるのか?誘導されているのでは?

●回答2
マルキール先生は、「ウォール街のランダム・ウォーカー原著11版」474頁で次のように述べます。

「インデックス・ファンドは何の苦労もなしに、最低のコストで、市場平均リターンを手に入れるための賢明で便利な手段なのである。」

市場平均リターンが儲かるのであれば、市場平均リターンに追随するインデックスファンドもまた儲かります。
そして、全世界株の期待リターンは年5.75%、先進国株の期待リターンは年5.5%です。
【参考記事】
インデックス投資の目的は期待リターンを得ること
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-328.html

インデックスファンドの唯一無二の目的は徹底的に指数をトレースすることです。
指数がリターンを期待できるものであれば、それをトレースするインデックスファンドも儲かるというだけです。そこには、努力した人が尊いなどといった価値判断は一切介在しません。

●懸念点3
庶民がパッシブな運用で労せず儲けるなんて、支配層(金持ち)が黙って見逃すはずがないのでは?

●回答3
金持ちは本業で金儲けに忙しいため、投資をする暇はありません。
インデックス投資などしなくても使い切れない金が入ってくるわけですし、その金を更に自分の事業に投資して金を稼ぐわけですから、ちまちまとしたインデックス投資に興味を持つことはないでしょう。
インデックス投資をする人は、せいぜい小金持ち程度ですから心配いりません。

想像してみてください。
年収1億円の人は、税金を考慮すると、毎日100万円を稼ぐ必要があります。
そんな人が余計な時間を使ってインデックス投資などするでしょうか。そんな時間があれば、本業のことを考えるか、頭を休めて本業で更に稼いだほうが儲かるでしょう。

というわけで、上記3つの懸念はいずれも根拠がないものです。
何も心配せず、安心してインデックス投資にまい進して大丈夫です。

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http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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