SBIがマネックス殺しの第2の矢~米国株移管手数料全額キャッシュバック

SBI証券が、他社からSBI証券に米国株(ETFを含む)を移管した際、他社に支払った手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施しています(本日~7/31)。
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=campaign&dir=campaign&file=home_campaign_170529_foreign_us.html

これはマネックス証券を狙い撃ちにしたものです。

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いわゆる3大ネット証券会社の中で、株式移管手数料を徴収するのはマネックス証券だけです。

SBI証券と楽天証券では、日本株、米国数、いずれの入出庫も無料です。
しかし、マネックス証券だけは、入庫(他社からマネックス)は無料ですが、出庫(マネックスから他社)は1銘柄3240円の手数料を徴収します。

したがって、上記のSBI証券のキャンペーンは、まさにマネックス証券を狙い撃ちにしたものといえます。

SBI証券は、今年1月20日から4月28日までの期間も、投資信託の移管手数料全額キャッシュバックキャンペーンを実施しました。
【参考記事】
SBI証券で、投信移管手数料全額キャッシュバックキャンペーンを実施中
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-332.html#more

今回のキャンペーンの実施は、投信のキャンペーンがかなりの成功を収めたからでしょうね。
SBI証券はここに来て、なりふり構わず、他社から顧客を奪う作戦を次々に発動しています。

率直に言って、SBI証券が米国株の売買手数料をマネックス証券と同額まで下げたことで、マネックス証券の優位性はほぼ失われました(個別株投資をする人は、マネックス証券のほうが取扱銘柄数が多いという利点があります)。

マネックス証券は、

(1)円貨決済に未対応(注文前にドルに両替しておかなければならず、指値が刺さらないまま円高になると為替差損を受けてしまう)
(2)円貨決済を利用しない場合でも、為替手数料をディスカウントする仕組みがない

という点でSBI証券の後塵を拝しています。

ちなみに、現在、住信SBIネット銀行では、6月5日まで外貨預金セール(買付手数料ゼロ円)を実施中です。
https://contents.netbk.co.jp/cp/gaika/170529.html

SBI証券は、住信SBIネット銀行やFXとリンクさせることで、為替手数料を節約する方法がいくつか存在します。
私は、為替差損を避けるため、これから米国株ETFを購入するのであれば、円貨決済で指値をして購入すべきだと考えているため、為替手数料が安くなる方法(円貨決済とは関係ない)には魅力を感じませんが、為替手数料を節約する方法はないよりあるほうがよいことは間違いありません。

マネックス証券は、早急に円貨決済に対応すべきです。

なお、私は、SBI証券に移管する予定はありません。

その理由は、

(1)既に米国株ETFの購入は終了しており、今後は米ドルで交付された分配金を再投資するだけであるため、円をドルに換えて購入資金を作る必要がないこと

(2)マネックス証券は、たびたび、米国株売買手数料のキャッシュバックキャンペーンを実施していること
【参考記事】
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-362.html

(3)SBI証券で「たわら先進国株」を大量保有していることから、米国株ETFまでSBIに移管してしまうと、SBIが破綻したときに精神的ショックを受ける可能性があること

の3点です。

なお、(3)については分別管理しているから大丈夫というご意見もあるでしょう。
【参考記事】
米国ETFは分別管理されているので、証券会社が破綻しても大丈夫
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-174.html

しかし、たとえ分別管理していたとしても、手元に戻るまでには相当な時間がかかるでしょうし、英語ができない私にとって、手続が非常に面倒そうです。

私は、1つの証券会社で全財産を管理するのは、その証券会社が破綻したときに危険だと考えています。
とはいえ、これから資産形成をする人にとっては、SBI証券で円貨決済をすることの優位性は絶大なものがあるでしょうから、今回のキャンペーンを利用してマネックス証券からSBI証券に移管することを大いに検討すべきです。


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ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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