副業の法人化、個人事業化と社会保険(2)~妻の活用

先日、「副業の法人化、個人事業化と社会保険 」という記事を書きました。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-382.html#more

今回は、その第2弾で、専業主婦の妻がいる場合の活用方法です。

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本業(給与所得)があり、副業を妻に手伝ってもらっているケースで検討します。

副業が給与所得だと妻はただ働きになります。もったいないです。
給与所得(65万円)控除は本業で使いきっていますから、この点でももったいないです。

そこで、簡単にできる方法として、副業を個人事業にします(副業の勤務先と業務委託契約を締結し、給与ではなく報酬でお金をもらえる関係であることが前提です)。

そうすると、副業では、売上げ(副業の雇用主からもらう報酬)から各種経費が引けます。
たとえば、車で移動しているのであれば、車の減価償却費(私用3、事業4の使用割合であれば7分の4が経費にできます)をぶっこめます。これは大きいです。
ベンツは問題なく経費になりますが、スポーツカーだと税務署から突っ込まれるリスクがあります。

パソコンも副業で経理ソフトを使うわけですから経費になりますし、マンションの一室を副業の書斎にすれば、その面積分の家賃も経費にできます。
専門書なんかも心置きなく経費で買えます。

実に夢が広がりますね。

また、専業主婦の妻がおり、妻が車での送迎やスケジュール管理をするなどして副業に関与しているのであれば、妻を専従者にして給与を支給することができます。
妻の給与が103万円(給与所得控除65万円+基礎控除38万円)までであれば無税ですので、切りよく月給8万5000円(年102万円)を妻に渡せばよいでしょう。どうせ生活費として妻に金を渡すわけですから、生活費のうち8万5000円が無税になったと考えればうれしくなります。

なお、妻の給与を130万円以上にすると、扶養から外れ、妻が国民健康保険に加入しなければならなくなるリスクがありますので、余裕を見て103万円までにしておいた方が無難です。
もっとも、副業ではなく、本業が高収入であれば、本業を法人化して、妻を役員にし、相応の報酬を与えた方がその分の本人の所得が減って節税になるかもしれませんが(所得税は超過累進課税のため、高所得者は極めて不利になります)、これを検討する人は顧問税理士がいるでしょうから、顧問税理士に相談してください。

また、引退した両親がいれば更に節税できます。
年金をもらっていると計算が面倒になりますが、給与をもらっていなければ、月額5万4000円までの給与にすれば、給与所得控除の範囲内となるので無税です。
勤務実態が全くないとまずいので、何か働いてもらわなければなりませんが、月に数回、帳簿付けや掃除に来てもらえば問題ないでしょう。
あなたの両親は、贈与税の非課税限度枠(年110万円)の範囲内で、給料をくれたあなたに贈与したくなるかもしれませんしね。

法人化すると、設立登記や税務申告のハードルが一気に高くなりますが、個人事業化であれば、取引先と業務委託契約が締結で切れば簡単ですし、設立登記も要らず、税務申告も自分で経理ソフトに入力するだけで簡単です。
【参考記事】
経理ソフトの決定版「MFクラウド確定申告」
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-379.html#more

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コメントありがとうございます。
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なお、余計なことでしょうが、少なくともお兄さんはお兄さんだけで頑張ってもらい、ダメなら福祉の世話になると割り切るべきだと考えます。

夢がかなうことを祈念します。頑張ってください。
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たわら男爵

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ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
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