バランスファンドの決定版が登場~eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が登場です。

第一報は、いつものとおり、アウターガイさんです。
https://www.valuetrust.net/entry/2017/04211243.htm

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eMAXIS Slim バランスの信託報酬は税抜0.22%。
iFree8資産バランスが税抜0.23%ですから、先進国株のときのような同率1位作戦ではなく、今回は単独首位を狙ったわけですね。

実は、iFreeシリーズは売れていません。
一番売れている「iFree8資産バランス」でさえ、26.69億円。新規設定は2016年9月8日ですから、もうすぐ8か月です。
私は、新興国株がスマートベータ指数(アクティブファンド)であるのが伸び悩みの原因だと考えています。

これに対し、eMAXIS Slim バランスは、株式(日本、先進国、新興国)、債券(日本、先進国、新興国)、リート(日本、先進国)の普通のインデックスファンドで構成されています。
eMAXISバランスの純資産額は211億1000万円ですし、8資産均等バランスには根強いファンがいますので、実質コストでたわら先進国株に負けている先進国株よりは売れると思います。

ちなみに、eMAXISバランスの実質コスト(信託報酬除く)は税込0.067%です。
参考までに、先進国株の実質コストランキングを貼り付けておきます。

信託報酬を除く実質コストランキング(参考:マザーファンドの純資産額)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-308.html#more

1、Funds-i外国株 0.028%(3264億3100万円)
2、たわら先進国株 0.0366%(2426億9400万円)
3、SMTグローバル株式 0.042%(2720億4800万円)
4、外国株式インデックスe 0.043%(2004億1100万円)
5、iFree外国株 0.06978%(796億3099万円)
6、三井住友DC外国株S 0.072%(1740億3900万円)
7、eMAXIS先進国株 0.088%(2275億1400万円)
8、ニッセイ外国株 0.119%(629億1132万円)

ところで、eMAXISバランスから新興国とリートを除いたのがニッセイバランス(4資産均等型)です。
新規設定日は2015年8月27日で、運用期間は約1年8か月ですが、純資産額はわずか13億5600万円にすぎません。
不人気の理由は、ずばり高すぎる信託報酬です。

ニッセイバランスの信託報酬は税抜0.34%。
これがリリースされたとき、投信ブロガーはその安さに喜びました。
しかし、ニッセイ外国株が値下げをしたのに、ニッセイバランスは微動だにしなかったことから、投信ブロガーの支持を瞬時に失って今に至ります。

とはいえ、税込0.3672%といっても、0.2%のSBIポイントの対象投信です。
Tポイントにして毎月20日にウエルシアで使うと1.5倍になりますので、ポイントの価値は実質0.3%になります。
そうすると、ニッセイバランスのポイント考慮後の信託報酬は0.0672%となり、税込0.27%(ポイント考慮後-0.03%)のニッセイ日経225に次いでお得な投信となります。

eMAXIS Slim バランスに付与されるSBIポイントは0.05%でしょうから、ポイント考慮後のeMAXIS Slim バランスの信託報酬は0.1626%となります。
ニッセイバランスには、ニッセイ外国株の原因不明な乖離問題という致命的な弱点がありますので、ニッセイバランスには今後の純資産額の伸びが期待できないことを併せ考えると、バランスファンドを買いたい人はeMAXIS Slim バランスで決まりでしょうね。

しかし、それにしても、たわらシリーズの動きが鈍すぎます。
何をやっているのか理解不能です。
eMAXIS Slim バランスというお宝バランスファンドを最安値を更新した上での投入は、eMAXIS Slimシリーズに対する投信ブロガーの見方を一気に変える絶大なインパクトがあると考えます。

最大手の一角であるのに、限りなくセコかったeMAXIS Slimシリーズ。
弱者のセコさは許せますが、強者のセコさは批判を呼ぶだけだということにようやく気付いたeMAXIS Slimシリーズは侮れません。
おそらく、次の一手は「eMAXIS Slim全世界株」のリリースでしょう。

三井住友DC全海外株の純資産額はようやく39億6100万円であるのに対し、eMAXIS全世界株は61億5100万円です。
三井住友DC全海外株の最大の弱点は、新興国株部分が先物運用であることですが、信託報酬の安さでここまで来ました。
しかし、eMAXIS Slim全世界株がリリースされ、8資産バランスと同様に最安値を更新すると、DCファンドである三井住友DC全海外株は対抗値下げができないことから、一気に流れが変わる可能性が高いと言えるでしょう。

たわらが勝つには、たわら全世界株を導入するほかありません。
【参考記事】
アクティブファンドのたわら全世界株を作ろう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-339.html

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日
男爵になった日 同年8月30日

40代男性(高等遊民)。
投資歴12年。
妻子あり。持家あり。

リスク資産は、たわら先進国株(SBI証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
NISA口座ではVTの分配金を使ってVTを購入中。

松井証券で「たわら全世界株リバランス積立」を実行中。
※「たわら全世界株リバランス積立」とは、たわら先進国株80%、たわらTOPIXS10%、たわら新興国株10%の配分比で、毎営業日の買付け時に自動でノーセルリバランスするというものです。

無リスク資産は、個人向け国債変動10(みずほ証券が最強)で運用中。

カテゴリごとに記事を整理しました。
とりわけ「公開 誰でもできる究極の投資」「たわら先進国株が他を圧倒する理由」「リバランス積立(松井証券)」は必見です。

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