1 2015年12月21日時点の基準価額(純資産額)
(1)
たわら先進国株 1万円
(2)ニッセイ外国株 1万2298円(196億9200万円)
(3)外国株式
インデックスe 1万9534円(143億6800万円)
(4)SMTグローバル株式 1万3882円(506億5500万円)
(5)Funds-i外国株 2万1480円(46億8300万円)
2 2017年1月20日現在の基準価額
(1)
たわら先進国株 1万0612円(63億3200万円)
(2)ニッセイ外国株 1万3005円(398億9600万円)
(3)外国株式
インデックスe 2万0676円(146億5900万円)
(4)SMTグローバル株式 1万4705円(550億4100万円)
(5)Funds-i外国株 2万2686円(57億2500万円)
3 騰落率(
たわら先進国株との差)
(1)
たわら先進国株 6.12%
(2)ニッセイ外国株 5.7489%(
たわら差-0.3711)
(3)外国株式
インデックスe 5.8462%(
たわら差-0.2738)
(4)SMTグローバル株式 5.9285%(たわら差-0.1915)
(5)Funds-i外国株 5.6145%(たわら差-0.5055)
4 分析
(1)ニッセイ外国株差
4月 0.017
5月 0.0265
6月 0.038
7月 0.025
8月 0.01
9月 0.025
10月 0.027
11月 0.304
12月 0.356
1月 0.3711
運命の日(11月10日)よりあとは下振れを拡大させていますが、その前もかなり蛇行していますね。
【参考記事】
たわら先進国株、ニッセイ外国株を0.412%上回る(11/9~1/16)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-292.html#more(2)ポイント差
たわら先進国株の勝利。
やったね。
ここでの比較のポイントは、たわら先進国株、ニッセイ外国株とその他の
投信とは1年で0.15%のポイント差があるため、たわら先進国株が勝つためには、上記ポイント差を超えるリターン差がなければならないという点です。
1年で0.15%のポイント差は13か月では0.1625%のポイント差となります。
たわら先進国株がポイント考慮後の信託報酬でも最安となりました。
(3)信託報酬差
たわら先進国株の信託報酬は税込0.243%
ニッセイ外国株は税込0.216%(たわら差-0.027%。この13か月分は0.02925)
外国株式
インデックスe、SMTグローバル株式は税込0.54%(たわら差0.297。この13か月分は0.32175)
Funds-i外国株は税込0.594%(たわら差0.351。この13か月分は0.38025)
※ニッセイ外国株は値下げ後の期間が少ないことに注意
ここでの比較のポイントは、13か月分の信託報酬差を上回るリターン差があればたわら先進国株の勝ち、なければたわら先進国株の負けということです。
残念ながら、外国株式
インデックスeとSMTグローバル株式には負けてしまいました(リターン差が0.32175あるべきところ、0.2738、0.1915しかない)。
本来であれば信託報酬を上回るリターン差がなければなりません。
なぜなら、たわら先進国株の信託報酬込の実質コストは我が国最安であるからです。
信託報酬以下の差しか出なかったということは、他
投信よりも下振れたということを意味します。
とはいえ、たわら先進国株のマザーファンドは極めて安定しています(下記参考記事の末尾の比較表を参照。ただし、この比較表では、グロスのたわらと野村、ネットのニッセイを同列で並べてしまっているため、そこは注意してください。とはいえ、同じマザーファンドの中での年ごとの乖離率が一定かどうかを見れば、安定的な運用がなされているかどうかは推測できます。ニッセイがファンタスティックであるとの評価は変わりません)。
【参考記事】
たわら先進国株は我が国で最安の先進国株
インデックスファンド(実質コストランキング)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-263.html#moreそして、たわら先進国株のファンドマネージャーはマザーファンドのファンドマネージャーが兼務している以上、マザーファンドの運用が信頼できるのであれば、たわら先進国株の運用の不安定さについても、その規模が増えるにつれて徐々に減っていき、やがてはマザーファンドのように安定していくことが強く期待できます。
【参考記事】
たわら先進国株のファンドマネージャーはマザーファンドのファンドマネージャーが兼務しています
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-262.html#moreというわけで、信託報酬以上のリターン差が出なかったことは残念でしたが、0.2%のSBIポイントを考慮してもなお、たわら先進国株を買うほうが得であることが分かりましたので、現時点でのベスト先進国株
投信はたわら先進国株といえます。
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