ニッセイ日経225が新たな輝きを放つ

ニッセイ日経225という投信があります。

純資産額は1116億6800万円。
これは相互リンク先の「ますい画伯とインデックス投資?」の下記記事によれば、iFree日経225に次ぐ2位です。
http://www.masuitousi.com/blog-entry-1107.html

iFree日経225のマザーファンドの1489億8200万円(2016年6月30日時点)と比べると見劣りしますが、ニッセイ日経225の強みは、マザーファンドではなく、ニッセイ日経225自体がこれほどの純資産額を保有しているという点です。

なお、ベビーファンド方式の問題点は、下記参考記事をご覧ください。
【参考記事】
たわら先進国株が上振れた原因は下り相場のドルコスト
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-297.html#more

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とはいえ、iFree日経225の信託報酬は税込0.2052%。ニッセイ日経225の税込0.27%の76%の安さです。
iFree日経225自体の純資産額は9600万円と少ないものの、マザーファンドは大きいし、信託報酬の安さからiFree日経225を選ぶ人がいてもおかしくないのですが、なぜか純資産額が伸びません。
iFree日経225の新規設定は昨年9月8日であり、もう少しで5か月になろうとしているのに9600万円は少なすぎます。

では、なぜニッセイ日経225の後塵を拝しているのか。
その大きな理由はSBIポイントにあります。

SBIポイントは、SBI証券の投信保有残高に応じて付与されるもので、Tポイントやスイカに等価交換できます。
また、SBIカード(年会費972円)を保有していれば、5000ポイントで5000円、1万ポイントで1万2000円に現金化することもできます。

そう、最大で投信保有残高の0.24%がキャッシュバックされるのです。

ここでニッセイ日経225の信託報酬を見てみましょう。
税込0.27%。

SBIポイントの付与率は0.24%ですので、ポイント考慮後の信託報酬は0.03%になりました。
ただみたいなものですね。
また、Tポイントは毎月20日のウエルシアで使えば1.5倍の価値があるため、近所にウエルシアがあれば、0.2%のTポイントは0.3%の価値があります。そうすると、なんと、年0.06%のプラスリターンが期待できるのです。

ニッセイ日経225は元々DC専用ファンドでしたが、売れないので、2009年6月に一般公開されました。
2004年1月28日に新規設定されたものの、5年たっても純資産額はわずか140億円程度です。
ところが、一般公開されたところ、1年後には50億円、2年後には100億円というように増えていき、2012年1月には280億円に達しました。5年5か月かけて140億円だったのが、一般公開後は2年6か月で280億円に倍増したわけですから、一般公開の恩恵は甚大でした。

ちょうど三井住友DC新興国株のようなイメージですね。
三井住友DC新興国株が売れなかったことから、これを含む三井住友DC全海外株を一般公開して新興国部分のマザーファンドの規模を増やそうとした感じです。
ただし、三井住友DC全海外株の先進国株部分は、三井住友DC外国株Sと同じ巨大なマザーファンドであるという点が決定的に違います。

とはいえ、ニッセイ日経225は、一般公開された直後は三井住友DC新興国株と同じく微妙でしたが、三井住友DC新興国株と異なり、当時は競争相手がいなかったことから、支持を一手に集め、いまでは全く問題ない規模にまで成長しています。

しかも、SBIポイントが改善され、超低コスト投信でも0.05%が付与され、かつ、超低コスト投信以外の投信の保有額に応じたポイントアップ判定に超低コスト投信の保有額が加味されることになりました。
【参考記事】
SBI証券、たわら先進国株にポイント付与開始(2/1~)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-295.html#more
たわら先進国株(@楽天)をSBIに移管することにしました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-296.html#more

つまり、たわら先進国株1000万円、ニッセイ日経225が1万円でも、ニッセイ日経225の保有額の0.2%のポイントが付与されます。
これは非常に大きいので、今まで以上にニッセイ日経225が売れそうですね。

もっとも、私は、日本株に悲観的であること、日経平均よりもTOPIXの方がましだと思っていること、松井証券で三井住友DC日本株Sを含む全世界株リバランス積立をしていることから、ニッセイ日経225を買う予定はありません。

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Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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