積立投資とタイミング

ご質問をいただきました。

【引用開始】
投資信託の積立開始時期について

初めまして、こんにちは。
いつも楽しみに拝見しております。

的確な分析による投資信託に関する記事も然ることながら、私は何より「持家と賃貸の優劣論争は無意味である」(2016/9/23付エントリー)にいたく共感し、数多ある投信ブログの中でも一線を画すブログと認識しております。

さて、私はかれこれ10年以上外貨建て債券や外貨預金、FXに手を出し昨年ようやく投資信託を始めようという考えに辿り着き、この春から積立を開始しようと考えております。

現在考えている積立方法は、ゴトー日積立2万円/日×6日/月×60ヶ月というもので、61ヶ月目以降も積み立て続ける予定ですが投入資金は多少減らす予定です。

ところで、たわら男爵様は、2017年はギトギトのクソ相場(円高、米国株安)になる事を想定して準備を進められているようですが、(実際にそのような相場になってもいずれ高値を更新していくような相場が来るとは思いますが)まだ投信を開始していない私のような者の積立開始時期はどのように考えるべきでしょうか。

素人がどこまで下がるか分からない相場で待つと言っても機会損失をするだけではないかとも思いますし、当然高値掴みはしたくありませんし。。

不躾なコメントで大変恐縮ではありますが、ご回答いただけますと幸いです。
私が積立を考えている投信は当然”たわらノーロード先進国株式”です。
【引用終わり】

お褒めいただき恐縮です。
さっそく回答します。

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まず、各回2万円のゴトウビ(毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日)積立てをされるということですが、現在、ゴトウビ積立てができるのはマネックス証券とカブドットコム証券だけであるため、この両社のいずれかだろうと思います。

しかし、たわら先進国株にポイントを付与するのは楽天証券だけですので、毎営業日積立てができる松井証券ではなく、あえてマネックス証券やカブドットコム証券を選択するメリットはありません。

ということで、毎月12万円(2万円×6回)の積立てをするのであれば、松井証券で毎営業日5000円積立てをすることをお勧めします。

つぎに、余裕資金を5年程度かけて市場に投入することが前提である以上、投入開始時期はさほど重要ではありません。
そもそも、現在が高値かどうかはプロにも分からないことです。
良く言われることですが、現在の高値は将来の底値かもしれません。
とはいえ、株価は右肩上がりとはいえ、その上がり方はまっすぐではなく、上下に波打ちながら、蛇行して上がっていきます。そのため、一括投資後に株価が下がると、数か月程度、多額の含み損が発生する可能性があり、非常に悲しい気持ちが続くリスクがあります。

これに対し、松井証券で毎営業日積立て設定をし、かつ、メインバンクで松井証券への自動送金設定をしてしまえば、もう何も気にする必要はなく、ずっと放置できます。とても気が楽です。

含み益になれば単純に資産が増えたことに喜び、含み損になればこれから安く変えることに喜ぶ。
どちらに転んでも幸せになれます。

理論的には積立てよりも一括投資の方が有利です。
なぜなら、たわら先進国株に投資するということは、たわら先進国株が長期的に年5%程度の期待リターンを上げることを期待するからであり、短期的な相場の上下で儲けようとは期待していないはずだからです。
つまり、期待リターンの獲得を目指す長期トレードである限り、短期の値段の上げ下げによる儲けは本来予定していないはずのタナボタに過ぎないことから、それを目指してしまうと、期待リターンの獲得という長期トレードの成果を逃してしまうおそれがあります。

長期トレードの成果を得るためには、良く言われるように、稲妻が輝く瞬間に市場に参加していなければなりません。
そして、トランプ相場を誰も予測できなかったように、稲妻はいつ輝くか誰にも分からない以上、できるだけ早く市場に参加し、その後はずっと参加し続ける必要があります。

積立投資は、市場にフルに参加できるまで5年程度かかってしまいますが、その間、投資に失敗して市場から撤退するリスクはありません。

というわけで、1日でも早く松井証券に口座を開き、たわら先進国株の毎営業日積立てを開始することをお勧めします。

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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