2017/01/17
たわら先進国株、ニッセイ外国株を0.412%上回る(11/9~1/16)
ニッセイ外国株は、指数を忠実にトレースしておらず、下方乖離を拡大しているようです。ニッセイ外国株が11月10日に0.28%もの大幅な下方乖離をし、臨時ペーパーを出したこと、その後も下方乖離を繰り返し、最終的には下方乖離が0.3797%に達したことはすでにお伝えしました。
【参考記事】
たわら先進国株、ニッセイ外国株を0.3797%上回る
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-258.html#more
しかし、依然としてニッセイ外国株を擁護するブロガーもいます。
なかには「テールリスクが顕在化しただけ」と断言するブロガーもいます。
ちなみに、「テールリスク」とは
「まれにしか起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が実際に発生するリスクのことであり、通常は大幅下落するリスクを指す。テールとは騰落率分布の端や裾野を意味する。」
http://www.nomura.co.jp/terms/japan/te/A01943.html
ことですので、頻繁にあってはならないはずのものです。
そこで、その後どうなったのかなと思って、調べてみました。
コメント
No title
11/9→1/16の期間で、他のファンドも調べてみると、
外国株式インデックスe
18.770%(17363円→20621円)
野村インデックスファンド・外国株式
18.720%(19059円→22627円)
eMAXIS先進国株式
18.738%(18924円→22470円)
でした。
ここで、素朴な疑問なのですが、他のファンドと比較した際、「たわら」の騰落率が高いのですが、これは指数から上方乖離しているのではないでしょうか。
上方乖離した「たわら」と下方乖離した「ニッセイ」を比較した結果、乖離幅が広がったように見えるのではないかと思いました。
2017/01/18 01:03 by URL 編集
No title
私も最初は疑問に思いましたが、一応の考えを追記しましたので、よろしければご覧ください。
2017/01/18 07:55 by たわら男爵 URL 編集
No title
なるほど、信託報酬の差ですね。以前の記事では、比較対象に外国株式インデックスeも含めていたので、試算したまでです。
ただ、気になるのが、たわらの月報によれば、対ベンチマークで、1ヶ月、3ヶ月の期間において、それぞれ0.05%、0.14%と上方乖離しています。もう少し長い期間で見てみると、6ヶ月は-0.08%、1年だと-0.46%です。結構ファンタスティックな動きではありませんか?
2017/01/19 23:08 by URL 編集
No title
この点については近日中に記事にしますので、よろしければご覧ください。
2017/01/20 20:38 by たわら男爵 URL 編集