記事は、
18年1月末時点でつみたてNISAに採用されていたファンド(上場投資信託=ETF=を除く)に対象を絞り、5年で評価損益がいくらになったかを計算した。評価基準日は23年1月20日。制度導入当初の18年1月に積み立てをスタートし、22年12月までの5年間(60カ月)にわたり、毎月末に3万3333円ずつ(総額約200万円)購入したことにする。と述べ、試算結果の一覧表を掲載しています。
詳細は記事をご覧いただくとして、記事によれば、
含み益が多かったのは「海外株・全世界株」。首位の「iFree S&P500インデックス」は、投資元本の約200万円に対して含み益が約78万円だった。ということです。
この記事は、月額3万3333円ずつの積立投資を5年間、継続したという前提ですが、私は「
NISAは年初一括投資に限る」と考えています。
私は、つみたてNISAがスタートした2018年から2023年までの全ての年で
年初一括投資をしています。
その結果は次のとおりです。

2023年は投資したばかりですので、2018年から2022年までの5年間を見てみます。
投資元本は200万円であるのに対し、時価額は294万6090円(
含み益は94万6090円)ですから、
1.47倍に増えたことになります。
記事の一覧表を見ると、iFree S&P500の含み益は
77万8000円、スリム先進国株の含み益は
71万8000円です。
これに対し、年初一括投資(2018年と2019年はスリム先進国株、2020年以降はたわら先進国株)をした私のつみたてNISAの含み益は
94万6090円です。
素晴らしいですね。
もっとも、記事は1月20日時点の基準価額で試算しています。
たわら先進国株の1月20日の基準価額は20440円ですが、最新の基準価額は21419円です。そのため、記事の含み益を1.0479倍しなければフェアな比較とは言えません。
iFree S&P500の含み益 77万8000円×1.0479=
81万5266円スリム先進国株の含み益 71万8000円×1.0479=
75万2392円私のつみたてNISAの含み益
94万6090円やっぱり素晴らしいですね。
コメント
すいません。一つご教示頂ければと思うのですが、取得価格が40万円ぴったりでなく、数円の違いがあるのはどうしてなのでしょうか?
2023/02/03 18:10 by しばた URL 編集
No title
「SBI証券以外でクレジットカード積立している投信のSBI証券への移管」について、質問が2つあります。
①移管手数料が合計12100円
(楽天3300、カブコム5500、マネックス3300)にものぼりますが、SBI証券にとって、負担が大きすぎませんか?SBI証券のメリットはなんですか?
②(楽天キャッシュ)3月1日の発注日にぶつけるべく、2月17日(金)に申請書を投函しようと考えている、とのことですが、
その理屈について、御教示お願いします。(なぜその日がよいのでしょうか?)
何卒よろしくお願い申し上げます。
2023/02/04 17:04 by URL 編集
No title
>取得価格が40万円ぴったりでなく、数円の違いがあるのはどうしてなのでしょうか?
口数が1口の整数倍になるように自動調整されるからです。
40万円を超える部分はSBI証券が負担してくれているのだろうと思っています。
>SBI証券のメリットはなんですか?
SBI証券としては「投信を移管する以上、移管元と縁を切ってくれる」と考えており、投信を移管した後も移管元で積立投資を続ける人がいるとは思っていないからでしょうね。
>なぜその日がよいのでしょうか?
下記をご覧ください。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2641.html
2023/02/04 20:30 by たわら男爵 URL 編集