たわら先進国株は我が国で最安の先進国株インデックスファンド(実質コストランキング)

たわら先進国株の実質コストが判明したことは、下記記事でお伝えしました。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-260.html#more

たわら先進国株の実質コスト(信託報酬を含む総額) 0.2796%(税込)
信託報酬を除くコスト 0.0366%(税込)

私はこれを見て非常に安いと感じましたが、本当に安いかどうかは他の投信と比較してみなければ分かりません。
しかし、投信ブロガーで実質コストを調べる人はいても、なぜか信託報酬を除くコストで比較する人はいません(もしいらっしゃったらごめんなさい)。

ならば私がやるしかないでしょう。
ということで、さっそくですが結果発表です。

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信託報酬を除くコストの安いものランキング(参考:マザーファンドの純資産額)

1、Funds-i外国株 0.028%(3264億3100万円)
2、たわら先進国株 0.0366%(2426億9400万円)
3、SMTグローバル株式 0.042%(2720億4800万円)
4、外国株式インデックスe 0.043%(2004億1100万円)
5、三井住友DC外国株S 0.072%(1740億3900万円)
6、eMAXIS先進国株 0.088%(2275億1400万円)
7、ニッセイ外国株 0.136%(508億8000万円)

世界の野村には勝てませんでしたが、堂々の2位です。
しかも、三井住友DC外国株Sの半額、ニッセイ外国株の4分の1です。
たわら先進国株がいかに低コストであるかが分かりますね。

なお、ニッセイ外国株の信託報酬は0.216%ですから、上記のコストを足した実質コストは0.352%となります。
たわら先進国株の実質コストは0.2796%ですから、現時点でもニッセイ外国株を抜き去り、我が国で最安の先進国株インデックスファンドと言えます。

とはいえ、三井住友DC外国株Sの信託報酬は0.16%(税込0.1728%)ですので、これが一般開放されたら勝てません。
また、普通の人は、実質コストではなく、分かりやすい信託報酬で最安かどうかを判断しますし、指数との乖離率という概念すら知りません。
そこで、たわら先進国株が真の意味で我が国ナンバーワンファンドになるためには、更なる値下げが強く期待されます。

【参考記事】
たわら先進国株、近日中に値下げへ
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-236.html#more

本文とは関係ないですが、参考までに、マザーファンドの指数との乖離率を調べてみましたので、付記します。

たわら先進国株のマザーファンド(2426億9400万円)
2012年2月 -0.4%
2013年2月 -0.5%
2014年2月 -0.2%
2015年2月 -0.3%
2016年2月 -0.2%

Funds-i外国株のマザーファンド(3264億3100万円)
2012年4月 -0.4%
2013年4月 -0.6%
2014年4月 -0.2%
2015年4月 -0.4%
2016年4月 -0.4%

三井住友DC外国株Sのマザーファンド(1740億3900万円)
2011年11月 -0.3%
2012年11月 -0.3%
2013年12月 -0.5%
2014年11月 -0.4%
2015年11月 -0.1%

ニッセイ外国株のマザーファンド(508億8000万円)
2013年11月 +0.2%
2014年5月 +0.1%
2014年11月 -0.2%
2015年5月 +0.2%
2015年11月 +0.2%

ニッセイ外国株のマザーファンドは、実にファンタスティックな値動きをしていますね。

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Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●「たわら先進国株」と「VT」を半分ずつ保有中。
●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
●クレジットカードによる投信積立サービスを利用し、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券で「たわら先進国株」を毎月5万円ずつ購入中。

●無リスク資産は、個人向け国債変動10とauじぶん銀行(金利0.2%)。

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