他人のブログに勝手にアドバイスするシリーズ(10)~リバランス積立は1銘柄500円以上から

私は、松井証券で、毎日7500円ずつの毎営業日積立てを行っています。
私がしている毎営業日積立ては、(1)全世界株リバランス積立、(2)SMT米国株配当貴族の2種類です。

このうち、全世界株リバランス積立は、(1)たわら先進国株80%、(2)三井住友DC日本株S10%、(3)たわら新興国株10%の配分比に沿って、毎営業日の積立額7500円を自動的に割り振って毎日購入していくというものです。
その際は、松井証券の積立のルールである「1銘柄の最低購入額は500円」に従いますので、積立額が少ないと購入額がゼロの銘柄が発生します。

ということをこれまで何度も書いているのですが、投信ブロガーでさえも十分に理解していない人がいることから、今回、新たに独立してこの記事を書くことで、少しでも多くの人に知っていただくきっかけになったらいいなと思っています。

では、いきます。

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まずは1人目。「伊達と酔狂のバランスファンド!」というブログの「投資は時間のかかる趣味である」という記事です。
http://keita-sanga86.hatenablog.com/entry/2016/12/04/015923

【原文その1】
「毎日自動積立投資がはじまりました。先進国株式と先進国債券に9:1で積立てます。さて、どんな感じで積立てるのかと思ったら…初日の積立ては、たわらノーロード先進国株式のみ全額購入されてました。」
「どういうプログラムかわかりませんが、まずは、9の方から買っていって、1を揃えていくのかな。これからどんな感じで育つのか楽しみです。」

【勝手に助言その1】
おそらくこの方は、毎営業日積立ての積立金額が5000円未満なんでしょうね。
先進国株と先進国債券の配分比が9対1ですから、先進国債券を500円以上買うためには最低でもポートフォリオ全体の金額が5000円以上でなければならないからです。
そのため、当面は先進国株だけを購入していき、先進国株の時価が4500円以上になった時点で初めて先進国債券を購入することになります。

なお、この方がなぜ先進国株9、先進国債券1というポートフォリオにしたのかは分かりません。
この方は、世界経済インデックスファンドを購入する理由について、「国内が上がったり、新興国が下落したりとなんだかんだで、全部買っておけば良かったと思ってしまうので、配分はプロに任せて、世界まるごと保有していきます。」と述べていますので、松井証券でも全世界株リバランス積立をしたらいいのにと勝手に助言しておきます。

つぎに、2人目。「まるいの日記」というブログの「投信工房の積み立て状況 ポートフォリオを毎月500円で積み立てるとどうなるか報告1」という記事です。
http://fanblogs.jp/sumanonikki/archive/761/0

【原文その2】
「来月は、どの銘柄を買い付けるのか。この調子で毎月500円ずつ買い付けていくと、ポートフォリオに近づいていくのか。興味しんしんだ。」

【勝手に助言その2】
この方のポートフォリオは、国内株17、先進国株30、新興国株10、国内債券5、先進国債券23、新興国債券5、国内リート5、海外リート5という非常に分散されたものです。
私としては、債券は不要ですし、リートは市場規模が小さすぎ、株に含まれていることからやはり不要だと考えていますが、それは措いておきます。

問題は、毎月500円とい低額でありながら、8銘柄も買ってしまっているということです。
前述したとおり、松井証券のルールは「1銘柄の最低購入額は500円」というものです。そのため、500円がポートフォリオ全体の時価の23%以上(先進国株の次に配分比が多いのが先進国債券の23%です)になるまで、ひたすら先進国株だけを購入しつづけることになります。

具体的には、4か月目のポートフォリオの時価は約2000円(500円×4か月。なお、計算が複雑になるため、先進国株の時価は購入時と同じ額で増減していないことを前提にしています。以下同じ)ですから、その23%は460円であり、まだ先進国債券は買えません。
5か月目になると、ポートフォリオの時価は約2500円(500円×5か月)になりますので、ここでようやく先進国債券を575円(2500円×23%。ただし、毎月の積立額は500円であるため、実際に購入するのは500円。以下同じ)購入できることになります。
そして、6か月目になると、ポートフォリオの時価は約3000円(500円×6か月)になりますので、ここでようやく日本株を510円(3000円×17%)購入できることになります。

この方のように毎月500円ずつの積立てだと、どれか1つの銘柄を毎月500円買っていくことを繰り返すだけになってしまいます。
ポートフォリオ全体の金額が少ないと、ある銘柄だけが一気に500円増えることになりますので、毎月ポートフォリオの配分比は非常に歪んでしまうでしょう。ポートフォリオの配分比が完成するまでにはどれだけかかるのか見当もつきません。

というわけで、全世界株リバランス積立をするのであれば、積立金額は最低でも6000円程度にした方が良いというお話でした(毎日6000円ずつ積み立てると1か月では13万2000円になりますので、そこまで買えない人は、毎営業日ではなく毎週とか毎月積立てにした方が良いと思います)。

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Author:たわら男爵
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ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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