iPad、iPadmini、iPadAir、iPadProの違いはこれだ

本日はiPad第10世代の発売日です。
それを記念して、iPadの各機種を比較してみます。

この記事を読めば、iPadの各機種の違いを簡単に理解することができます。






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iPadの序列は、次のとおりです。

1,iPadPro12.9インチ
①Liquid Retina XDRディスプレイ(ミニLEDを使用)
→ミニLEDは有機ELよりも優秀(画面焼けが発生せず、3倍を超える長寿命)であるとされています。Apple社は、iPhoneには有機ELを採用していますが、iPadにはiPadProを含めて有機ELは採用していません。


2,iPadPro11インチ
①輝度が最大600ニト(iPadAirは最大500ニト)
②ProMotionテクノロジー(リフレッシュレートが最大120Hz。iPadAirは最大60Hz)
③チップがM2(iPadAirはM1。なお、iPadProも先代まではM1を搭載しており、2022年10月発表の新型でM2にアップグレードされた。次期iPadAirもM2になるのか、あるいはiPadProと差別化されてM1のままかは分からない)
④最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps)(2022年10月発表の新型に初搭載)
⑤2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム(iPadAirは最大5倍のデジタルズーム)
⑥より明るいTrue Toneフラッシュ
⑦オーディオズーム
⑧ステレオ録音
⑨TrueDepthカメラ(超広角カメラ搭載)(iPadAirは12MP超広角フロントカメラ)
⑩進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
⑪6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
⑫アニ文字とミー文字
4スピーカーオーディオ(iPadAirは2スピーカーオーディオ横向き)
Face ID(iPadAirはTouch ID
Thunderbolt / USB4ポート(iPadAirはUSB-C)
⑯LiDARスキャナ


3,iPadAir
M1チップ(iPadminiはA15、iPadはA14
Magic KeyboardSmart Keyboard Folioに対応(iPadminiはBluetoothキーボードに対応、iPadはMagic Keyboard Folioに対応)
フルラミネーションディスプレイ反射防止コーティング広色域ディスプレイ(P3)(iPadminiもこれら3種類を備えるが、iPadは備えない)
ApplePencil第2世代(iPadminiも第2世代だが、iPadは第1世代)


各機種の違いのうち、重要な部分は次のとおりです。

1.iPadPro12.9インチとそれ以下の違い
①ミニLEDの有無

2,iPadPro11インチとそれ以下の違い
①リフレッシュレートが最大120Hzか60Hzか
②4スピーカーか2スピーカーか
③Thunderbolt / USB4ポートの有無

3,iPadAirとそれ以下の違い
①チップがMシリーズかAシリーズか

4,iPadとそれ以上の違い
①フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、広色域ディスプレイ(P3)の有無
②ApplePencilが第1世代か第2世代か


なお、iPad第10世代と第9世代の違いは、次の7点です。

1,チップがA14かA13か
2,フルディスプレイホームボタンがあるか
3,広角カメラが12MPか8MPか
4,4Kビデオ撮影に対応しているかいないか
5,横向きにしたとき、ステレオ再生されるかされないか
6,横向きにしたとき、カメラが中央上端か左端か。
→ビデオ通話をする際、相手の画面に映るあなたの目線が、相手の顔を見つめている感じになります。
7,電源コネクタがUSB-CLightning


各機種の選択の基準は、次のとおりです。

1,ミニLEDディスプレイが欲しければ、iPadPro12.9インチにすること。

2,リフレッシュレート120Hz4スピーカーThunderbolt / USB4ポートが欲しければ、iPadPro12インチか11インチにすること。

3,フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、広色域ディスプレイ(P3)、ApplePencil第2世代が欲しければ、iPadは選択しないこと。

4,フルディスプレイステレオ再生USB-Cコネクタが欲しければ、iPad第9世代ではなく第10世代にすること。


iPad第9世代を除き、コネクタは全てUSB-Cですが、そのグレードは次のとおり差別化されており、転送速度に大きな違いがあります。

1,iPadPro USB4(Thunderbolt)(転送速度40Gbps
2,iPadAir USB3.1(Gen2)(転送速度10Gbps
3,iPadmini USB3.1(Gen1)(転送速度5Gbps
4,iPad第10世代 USB2.0(転送速度480Mbps。理論値は5Gbpsの1割未満だが、実際には3分の1程度であると言われている)

※YouTubeで実験をしている人がいました。
それによると、5GBのデータの転送速度は、
iPad第10世代 2分18秒
iPadmini第6世代 26秒
iPadPro11インチ第3世代 13秒
ということのようです。


ところで、本日発売されたiPadの日本での販売価格は6万8800円です。
iPad第9世代の販売価格は3万9800円でしたので、実に1.73倍の値上げになります。

iPad第10世代は、iPad第9世代と比較して大きく7点の違いがあり、とりわけフルディスプレイステレオ再生USB-Cコネクタという新しいiPadの基本形を備えた点で第10世代という節目にふさわしい変革を遂げました。
しかし、第10世代は、第9世代の1.73倍という販売価格のせいで日本での評判がよろしくありません。

しかし、ドルベースで見ると、iPad第10世代は120ドルの値上げ第9世代の1.36倍)にすぎません。
Apple社は大変革を遂げたiPad第10世代については値上げしたものの、それ以外は先代と同じ価格を維持しています。

iPad第9世代 329ドル
iPad第10世代 449ドル
iPadmini 499ドル
iPadAir 599ドル
iPadPro11インチ 799ドル
iPadPro12.9インチ 1099ドル

今の為替相場(1ドル147.6円)で計算してみます。

iPad第9世代 5万3416円(販売価格は4万9800円
iPad第10世代 7万2899円(販売価格は6万8800円
iPadmini 8万1017円(販売価格は7万8800円
iPadAir 9万7253円(販売価格は9万2800円
iPadPro11インチ 12万9725円(販売価格は12万4800円
iPadPro12.9インチ 17万8433円(販売価格は17万2800円

このように、Appleが円安リスクの一部を引き受けていることが分かります。
Apple社のiPadに対する考え方は、ドルベースの販売価格を見るとよく分かります。
すなわち、

1,iPad第9世代に120ドルを上乗せすれば、フルディスプレイ、ステレオ再生、USB-Cコネクタになる。

2,iPad第10世代に150ドルを上乗せすれば、フルラミネーションディスプレイ、USB3.1(Gen2)、ApplePencil第2世代になる。

3,iPadAirに200ドルを上乗せすれば、リフレッシュレート120Hz、4スピーカー、Thunderbolt / USB4になる。

4,iPadPro11インチに300ドルを上乗せすれば、ミニLEDになる。

という整理になります。

少しお金を足すだけで、非常に便利な機能が付くことが分かります。
そのため、少しお金を足して当初の予定よりも一つ上のグレードのiPadを買おうと思ってしまいがちです。
しかし、我々はそこで気づくのです。更に少しお金を足すだけで、更に便利な機能が付くということに。


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コメント

男爵様のipad10世代の評価をお伺いしたいです!

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コメントありがとうございます。

下記記事にしましのたで、ご覧ください。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2592.html
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●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
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