たわら先進国株vsニッセイ外国株vsインデックスe、SMTグロ株、Funds-i外国株(7)

ダントツの低コストファンドとして、昨年12月にさっそうと登場したたわら先進国株。

しかし、楽天ポイント(年0.048%)は付くものの、最大年0.24%(SBIカード保有時)のSBIポイントは付きません。

そこで、旧コスト戦争の勝者である外国株式インデックスe、SMTグローバル株式、Funds-i外国株とリターンを比較してみようというのがこの企画です。
これらは、たわら先進国株よりも0.192%多いポイントが付くことから、これ以上のリターンがなければたわら先進国株の負けとなります。

なお、ついでにニッセイ外国株(たわら先進国株と同様に楽天ポイントのみ付く)も一緒に比べてみました。

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1 2015年12月21日時点の基準価額(純資産額)
(1)たわら先進国株 1万円
(2)ニッセイ外国株 1万2298円(196億9200万円)
(3)外国株式インデックスe 1万9534円(143億6800万円)
(4)SMTグローバル株式 1万3882円(506億5500万円)
(5)Funds-i外国株 2万1480円(46億8300万円)

2 2016年10月20日現在の基準価額
(1)たわら先進国株 9105円(49億2600万円)
(2)ニッセイ外国株 1万1194円(319億8500万円)
(3)外国株式インデックスe 1万7752円(133億6300万円)
(4)SMTグローバル株式 1万2616円(497億7500万円)
(5)Funds-i外国株 1万9489円(51億8800万円)

3 騰落率(たわら先進国株との差)
(1)たわら先進国株 -8.95%
(2)ニッセイ外国株 -8.977%(-0.027)
(3)外国株式インデックスe -9.123%(-0.173)
(4)SMTグローバル株式 -9.120%(-0.170)
(5)Funds-i外国株 -9.269%(-0.319)

4 分析
(1)たわら先進国株、ニッセイ外国株とその他の投信とは、1年で0.192%のポイント差(10か月では0.16%)がありますので、たわら先進国株が勝つためには上記ポイント差を超えるリターンがなければなりません。
これまでずっとFunds-i外国株には勝っていたものの、インデックスeとSMTグロ株には8か月目まで微差で負けていましたが、9か月目(前回)、10か月目(今回)と逆転しています。

(2)たわら先進国株とニッセイ外国株の信託報酬の差は1年で0.0162%(0.2592-0.243)、10か月で0.0135%です。
しかし、実際にはその2倍の差が開いてしまっています。これはニッセイ外国株がたわら先進国株よりも、高コスト、運用が下手、その両方のいずれかであることを示しています。

(3)まとめ
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-9.html#more
この記事でお伝えしたとおり、インデックス投信は、コストの安さとマザーファンドの規模の2点で選ぶべきです。

たしかに、年0.24%のSBIポイントは魅力的ですが、適用対象投信だったニッセイ外国株が適用対象外となったように、SBI証券の自由裁量で決まってしまいます。

たわら先進国株は、SBIポイントは付与されませんが、SBIポイントを付与される投信とSBIポイントを考慮してもなお互角の戦いをすることができています。

投信を長く保有すると含み益も多額になり、投信を乗り換える際に含み益に課税されることから、簡単に乗り換えることが難しくなります。
したがって、SBIポイントが付与対象外になったらたわら先進国株に乗り換えるのではなく、最初からたわら先進国株を購入すべきです。

とはいえ、ニッセイ外国株は強いです。この10か月を見ても、たわら先進国株の純資産額は49億円しか増えていないのに対し、ニッセイ外国株は123億円も増えています。しかも、この123億円は2015年12月21日の196億9200万円が約9%下落した後の123億円ですから、たわら先進国株と条件を同じにするのであれば、ニッセイ外国株はさらに15億円ほど増えていたはずだと評価すべきです。
そうすると、49億と138億(123億+15億)ですから、ニッセイ外国株の方がたわら先進国株よりも3倍近い新規資金が流入しているものと推測できます。

早期に0.16%への対抗値下げに踏み切らないと、ニッセイ外国株に突き放されて追いつけない可能性が高まってきたといえそうです。


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コメント

No title

ブログ更新お疲れ様です!
たわらには頑張って欲しいですね。

マザーファンドの規模が大きいことと、そして今後の強気の値下げ姿勢を信じています。

まだ乗り換えるには時期尚早といったところでしょうか。

少なくともあと半年は様子見したいと思ってます。

No title

コメントありがとうございます。

>まだ乗り換えるには時期尚早といったところでしょうか。

私ももう少し様子を見ようと思っていますが、早く対応してくれないとニッセイ外国株に全てを持っていかれてしまう危険がありますよね。
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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
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ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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