auカブコム証券、auPAYカード投資・積立額+10%の上乗せを導入か

クレジットカードを利用した投信積立サービスは、楽天証券(還元率1%)が開始しました。
楽天証券は、楽天エコシステム(ポイント経済圏)を武器にして、口座開設数を600万口座まで増やすことに成功し、今もっとも勢いに乗っています。

そして、SBI証券(還元率0.5%。ただし、期間限定で1.5%)も、三井住友カードと提携し、2021年6月30日から同様のサービスを開始します。

さらに、マネックス証券(還元率1%。ただし、投資信託の購入時にポイント付与するかどうかは未発表)も、2021年冬に同様のサービスを開始することを発表しています。

残るは、auPAYカードをもつauカブコム証券でした。





※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●ローソンで1483円を得する方法
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2151.html



新着記事通知用のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/tawaradanshaku

広告

auカブコム証券は、6月11日、「積立投資に関するアンケートにご協力ください」というタイトルのメールを送信しています。

アンケートの中に、次の質問がありました。


auPAYカード(クレジットカード)でauカブコム証券の積立投資をすると、更に積立額の1%がポイント還元される場合、auカブコム証券で積立投資を行いたいですか??


こういうアンケートを実施する際は、既に内部では実施する方針を決めており、最後の一押しに利用することがほとんどです。
そのため、近日中に、auカブコム証券において、auPAYカードを利用した投信積立サービスを行う旨が発表されるものと思われます。

さらに、アンケートの中には、興味深い質問がありました。


auカブコム証券がお客様の積立額設定額に上乗せ(増額)してくれるとしたら、どれくらいだと魅力的と感じますか?

積立設定額に毎月+10%上乗せ(最大年間24000円)
積立設定額に毎月+5%上乗せ(最大年間12000円)
積立設定額に毎月+3%上乗せ(最大年間7200円)
積立設定額に毎月+1%上乗せ(最大年間1200円)



これは来ましたね。
ただし、auカブコム証券としては、au携帯ユーザーに限定するサービスにしてau携帯の契約者数を獲得する販促手段にしたいようです。

そこで、このメールが届いている人は、


上乗せは+10%
au携帯契約限定サービスのときは「乗り換えの検討はしない」
au携帯の料金が今の携帯料金よりも高くなったら乗り換えは「検討しない」
カード投資が導入されたら、auカブコム証券で積立投資を「積極的にやりたい」


このように回答し、最後の一押しにご協力ください。
還元率1%のクレジットカードによる投信積立サービスと積立設定金額+10%の上乗せサービスが導入されたとしたら、auカブコム証券の口座数が激増することは間違いないでしょう。

私は、+10%の上乗せが継続可能なサービスであるためには、増額ではなくauPAUマーケット限定ポイントの付与にしたほうがよいのではないかと考えますが、どちらにせよ最大限しゃぶり尽くそうと思っています。

広告

コメント

プラス10パーセントは金融庁のガイドを大幅にうわまりそうですが、認められるのでしょうか?

楽天の1パーセントのポイントもそうですが、こういう持続可能性の低そうな痩せ我慢的なサービスってどうなんでしょうね。何か変化すれば利用者はすぐ乗り換えればいいといっても、ポイントの奴隷になってくまなく情報探して右往左往するのも切ないです。

No title

積立設定額に毎月+1%上乗せ(最大年間1200円)
※但し、ローコスト投信は全て対象外

・・・と予想します。

No title

コメントありがとうございます。

>プラス10パーセントは金融庁のガイドを大幅にうわまりそうです

上乗せ額に関するガイドラインってあったんでしたっけ?

ちなみに、クレジットカードによる投信積立サービスの上限が月額5万円なのは内閣府令によるものです。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1781.html


>何か変化すれば利用者はすぐ乗り換えればいいといっても、ポイントの奴隷になってくまなく情報探して右往左往するのも切ないです。

大盤振る舞いはいずれ終わります。
我々は終わるまで目いっぱいしゃぶり尽くすだけです。

>積立設定額に毎月+1%上乗せ(最大年間1200円)
※但し、ローコスト投信は全て対象外

こうなったら悲しいですよね。
ただ、クレジットカード投資だけでは他社と同列にすぎず、顧客を誘引する魅力に欠けます。

auならば、10%還元、やってくれると期待しています。
非公開コメント

広告

プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●「たわら先進国株」と「VT」を半分ずつ保有中。
●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
●クレジットカードによる投信積立サービスを利用し、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券で「たわら先進国株」を毎月5万円ずつ購入中。

●無リスク資産は、個人向け国債変動10とauじぶん銀行(金利0.2%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

新着記事通知用のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/tawaradanshaku

インデックス投資家必読の書

ブログ記事検索

他の投信ブログはこちら

管理