アーク社のETFから7億8600万ドルの資金流出

日本の投資家の一部から熱狂的な支持を得ている米国アーク社のETF。
アーク社のETFは、日興アセットマネジメントが日本国内における独占販売権を有しているため、金融庁に届出をしておらず、日本の証券会社の米国株口座経由では購入することができません。

※なぜかサクソバンク証券の米国株口座経由では購入することができます。
サクソバンク証券は特定口座に対応していないことから、サクソバンク証券を利用すると非常に面倒な申告の手間がかかります。
しかし、アーク社のETFを買うためだけにサクソバンク証券の一般口座を開設する顧客が後を絶ちません。
サクソバンク証券は外資系ですが、関東財務局に登録しており、日本のルールに縛られます。なぜ金融庁に届け出のないETFを購入することができるのかについて、特定口座への対応状況を確認しがてら聞いてみようと思っています。





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アクティブ投資家から絶大な支持を得ていたアーク社のETFですが、過去最大の資金流出に見舞われているようです。
ソースはブルーグバーグ(2021年2月24日 19:31)の下記記事です。

●Cathie Wood Funds Hit by Biggest Investor Outflow on Record
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-02-24/cathie-wood-s-flagship-fund-suffers-biggest-outflow-on-record?utm_source=twitter&utm_content=business&cmpid=socialflow-twitter-business&utm_campaign=socialflow-organic&utm_medium=social&sref=vuYGislZ
Investors pulled $465 million from Ark Investment Management’s flagship product, the ARK Innovation ETF (ticker ARKK), in the latest trading session for which flow figures are available, according to data compiled by Bloomberg.
They also withdrew $202 million from the ARK Genomic Revolution ETF (ARKG) and $119 million from the ARK Next Generation Internet ETF (ARKW).
While those flows are a fraction of Ark’s assets under management -- its ETFs held more than $60 billion as of last week -- the exodus is unprecedented in the short history of the firm, which Wood founded in 2014. The outflow from ARKK was more than treble its previous record.



資金流出額は、次のとおりです。

ARKK 4億6500万ドル
ARKG 2億0200万ドル
ARKW 1億1900万ドル
合計 7億8600万ドル


その理由について、上記記事は次のように述べます。

Rising bond yields and the prospect of returning inflation are rattling investors and spurring caution about the priciest-looking corners of the stock market.
(債券利回りの上昇とインフレ率の回復の見通しが投資家を動揺させ、株式市場の中でも特に価格が高く見える部分への警戒心に拍車をかけている。)


時価総額比のインデックスファンドであれば、基準価額が暴落したとしてもそれは一時的な現象にすぎず、いずれ暴落前の水準まで回復し、かつての史上最高値を更新し続ける、という未来を信じることができます。
だからこそ、どれほど暴落しても売らずに保有し続けることができるわけですが、アクティブファンドでは、

(1)自分がそれをできるのか
(2)同じアクティブファンドの保有者もそれをできるのか

が問題となります。

仮に自分が売らずに耐えることができたとしても、他の保有者が耐えきれずに売却すれば、売りが売りを呼んで悲惨なことになるでしょう。

(1)保有株の株価下落によってアクティブファンドの基準価額が下落する。
(2)アクティブファンドの保有者がアクティブファンドを売る。
(3)アクティブファンドは元保有者にお金を返すため、保有株を売る。
(4)それによって保有株の株価がさらに下落し、アクティブファンドの基準価額がさらに下落する。
(5)それまで耐えてきた保有者の中に心が折れて売却する者が現れる・・・

という地獄のスパイラルが始まると、もうどうすることもできません。

特にアーク社のETFの純資産額は600億ドルを超えているため、その巨額の売りが株式市場に与える影響は大きく、上記の地獄のスパイラルが始まってしまうかもしれません。

しかし、相場の乱高下は、均等額積立投資を継続している我々にとっては同じ金額で多くの口数を獲得するための慈雨にほかなりません。
我々にとっては対岸の火事にすぎませんので、私は、安心安全な場所から相場のから騒ぎの行方をのんびりと眺めることにします。

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ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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