車の保険には「弁護士費用特約(日常生活・自動車事故型)」を付けよう

私は、かねてから自動車保険には「弁護士費用特約」を付けることを強く推奨しています。
【参考】
●車の任意保険に絶対に付帯すべき4つの特約
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-839.html

あなたが加害者になったときは、保険会社が弁護士を付けてくれます。
なぜなら、あなたの保険会社は、あなたに代わって被害者に支払う賠償金を少しでも減らしたいと考えるからです。

これに対し、あなたが被害者になったときは、あなたは加害者から賠償金をもらう立場であり、あなたの保険会社は賠償金を支払う必要がないため、あなたの保険会社はあなたに弁護士を付けてくれません。
あなたが弁護士を付けたいときは、自腹で弁護士費用を支払わなければなりません。

これを解決してくれるのが「弁護士費用特約」です。
自動車保険に弁護士費用特約を付けると、契約者の過失がゼロのケース(信号待ちで停車中に追突された等)であっても、契約者の弁護士費用を自分自身の保険会社が出してくれます。
保険会社が出してくれる弁護士費用の上限は、保険会社によって異なりますが、おおむね、依頼前の法律相談費用10万円依頼後の弁護士費用300万円です。


弁護士費用特約を付けることによる保険料の増加は年1500円程度であることから、これは絶対に付けるべき特約です。
何よりも少額の物損事故のときなど、弁護士費用がネックになって泣き寝入りしなくても済みます。

※自分自身が完全被害者のケースであっても、自分自身の弁護士費用は完全に自腹です(裁判をして判決になれば賠償金に加算されますが、弁護士費用相当額として裁判所が認めてくれるのは賠償金の1割増し程度にすぎません)。
例えば、損害額が30万円程度の物損事故が発生し、加害者が賠償金の支払いを拒んだとき、加害者に強制的に賠償金を支払わせるためには弁護士に頼んで裁判をするしかないわけですが、弁護士費用のほうが損害額を超えるため、経済的な理由で弁護士を頼むことができません。
この悩みを解決してくれるのが弁護士費用特約になります。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●ソフトバンクオンライン(LINEMO)、ヤフープレミアム特典なし
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2036.html



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弁護士費用特約は、年1500円程度のコストしかかからないのに、いざというときの経済的な悩みを解決してくれるものですので、自動車保険を契約する際には絶対に付けておくべきです。
しかも、弁護士費用特約を利用しても保険事故にはカウントされませんので、等級が下がって保険料が上がることはありません(これは代車特約も同じです。私は、ヤナセがAクラスの代車を用意してくれる最低額である日額7000円の代車特約を付けています)。

しかし、自動車保険の弁護士費用特約は、自動車保険の特約ということもあり、これまでは自動車事故に関連する事故でしか使えないという弱点がありました。
すなわち、(1)契約車両に搭乗中の事故、(2)契約車両でない車両に搭乗中の事故、(3)車両に搭乗中ではない車外での自動車事故の3つのケース(いずれも自動車事故に関連する事故)に限定されていたのです。

例えば、歩行中に自動車にはねられたケースでは弁護士費用特約が使えますが、歩行中に自転車にはねられたケースでは使えません。

そのため、自動車事故に関連しない事故でも弁護士費用特約を使いたいという顧客の強いニーズが発生します。
そこで登場したのが、「弁護士費用特約(日常生活・自動車事故型)」です。

東京海上日動の公式サイトによると、次の事故でも弁護士費用特約が利用できるようになります。

歩行中に自転車にぶつけられてケガをした
バッグを盗難された
マンションの上の階で水漏れが発生し、洋服が汚損した

https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/total-assist/shohin/bengo.html


私はこれを2020年の契約更新後に気づき、2021年の契約更新分からは是非つけようと考えました。
私の自動車保険会社は東京海上日動ですが、従来の自動車事故限定型と比較すると保険料は年1400円程度のアップで済みました。

ちなみに、損保ジャパンの弁護士費用特約は更に充実しており、自動車事故の加害者として刑事事件になったとき、刑事弁護費用(上限150万円)も弁護士費用特約から出してくれます。
やる気のない国選弁護人が付いて留置場で悲しい思いをしたくない人は、損保ジャパンの自動車保険を検討するのもよいかもしれません。

なお、私は、加害者になってしまったケースに備えて個人賠償責任保険も必ず契約しておくべきであると考えています。
【参考】
●アーリーリタイア者に必須なのは個人賠償責任保険
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-461.html
●個人賠償保険「まるごとマモル」は月額166円で別居の父母も対象
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1640.html

ちなみに、まるごとマモルは携行品保険を付帯できますが、保険料が2倍を超えます。
また、自宅の敷地内の事故は除外され、スマホの画面割れは保証対象外です。

そのため、私は魅力を感じません。
スマホ保険は年会費実質無料のミライノカードGOLDがよいと考えます。
【参考】
●ミライノカードGOLD、年会費無料でスマホ保険が付帯
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2030.html

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コメント

No title

私も弁護士費用特約は加入していますが、次回から(日常生活・自動車事故型)に切り替えることにします。いつも有用な情報をありがとうございます。

ところで男爵は自動車保険の契約は長期契約(3年契約や5年契約)にされていないのですか。一括払いでの割引が大きかったり、事故があっても更新時等級が下がらないことがあったりと利点が多い思いますがいかがお考えでしょうか。

私は、4月以降自転車保険に加入したいと思っていたところ、自転車事故もカバー出来る個人賠償責任保険があると知りました。
まるごとマモルがいいかなと思っていました。
魅力に感じないと書かれていますが、その他の商品でおすすめはありますか?

No title

コメントありがとうございます。

>男爵は自動車保険の契約は長期契約(3年契約や5年契約)にされていないのですか。

代理店によると、複数年契約にすると複数台割引(3%)がきかなくなって高くなるそうです。

他方で、等級ダウンからの回復期間が3年間から2年間に短縮されますので、3年契約の最初の年に保険事故があっても次の3年契約時には無事故扱いになります。

ゴールド免許中に1度でも反則金を払うと次の更新時にはブルー免許になり、ゴールド免許割引(9%)がなくなるため、免許更新年の直前に3年契約に切り替えるのがよいかもしれないと考えています。

>まるごとマモルがいいかなと思っていました。
魅力に感じないと書かれています

個人賠償責任保険としては非常に魅力的です。
そのため、私も昨年からまるごとマモルを契約しています。

魅力を感じないのは携行品特約の部分ですので、こちらは付けずにミライノカードGOLDにするのがよいと思います。

No title

ダイレクト保険より東京海上日動の方が安いんですか?

No title

コメントありがとうございます。

>ダイレクト保険より東京海上日動の方が安いんですか?

元の職場の団体割引がきくためです。
ネット保険会社よりも安いかどうかは調べていませんが、私は多少安くてもネット保険会社と契約する気にはなれません。

なぜなら、ネット保険は支払いを渋りがちだからです。
特に保険会社が弁護士費用を気持ちよく支払ってくれないと、自分の弁護士ともめるという地獄を味合うことになります。
https://www.kotsujiko-law.net/blog/01.html
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Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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