三菱UFJ銀行、投信ポイントを開始(6/13~)

ご質問をいただきました。


たわら男爵様 いつもブログ拝見させて頂いております。
初めてコメント、質問させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。
6月から三菱UFJ銀行において、投信積立及び運用残高に応じたポイントサービスが始まります。
https://www.bk.mufg.jp/info/20210108_mb/index.html
私は楽天証券にて、楽天カードを使ってつみたてNISA及び特定口座に月額5万円、iDeCoに2万3千円を、スリム先進国及びたわら先進国で積み立てております。
かねて提唱されている『投資に回すお金は60等分し、60か月かけて毎月同じ金額のインデックスファンドを買うべきである』というポリシーからみますと、私にはもう少し毎月の投資金額を増やすべきでありその余裕もあります。
三菱UFJ銀行でのポイントサービス開始後に、運用商品残高がポイント付与対象となる50万円を超えるまで投信積立をすべきか思案しております。
男爵様からみて三菱UFJ銀行のポイントサービスは魅力的でしょうか。コメント頂ければ幸いです。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●Funds‐i先進国ESG株式、1月21日に新規設定
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2005.html

●Visa LINE Payプリペイドカード(iD決済)で50%還元(4000円決済で2000円バック)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2004.html





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三菱UFJ銀行は、2021年6月13日から投信ポイントサービスを開始します。
https://www.bk.mufg.jp/info/20210108_mb/index.html

具体的には、

(1)6月13日からポンタの紐づけが可能になる。

(2)初月は、6月1日以降の取引内容を6月30日に判定し、7月末にポイントが付与される。
そのため、初月からポイントサービスを利用したいのであれば、6月13日から30日までの間にポイントサービスの申込みをする必要がある。

(3)投信ポイントサービスは2種類。
ア 運用残高50万円以上一律50ポイント
イ 毎月の積立金額1万円ごとに30ポイント


まず、投信保有残高に対する投信ポイントですが、保有残高50万円以上で一律50ポイントにすぎません。
保有残高の多寡にかかわらず一律50ポイントですので、保有残高が多額になればなるほど付与率は低下していきます。

たわら先進国株等の超低コストインデックスファンドで考えると、楽天証券は年0.048%、SBI証券は年0.03%の投信保有ポイントを付与します。
保有額で試算してみます。

●保有額50万円
三菱UFJ銀行 50ポイント
楽天証券 20ポイント
SBI証券 12ポイント

●保有額125万円
三菱UFJ銀行 50ポイント
楽天証券 50ポイント
SBI証券 31ポイント

●保有額200万円
三菱UFJ銀行 50ポイント
楽天証券 80ポイント
SBI証券 50ポイント

というわけで、三菱UFJ銀行は、保有額125万円で楽天証券に追いつかれ、保有額200万円でSBI証券に追いつかれてしまうことになります。


つぎに、毎月の積立金額に対する投信保有ポイントですが、積立金額1万円ごとに30ポイントです。
これは積立金額の0.3%になります。

楽天証券の楽天カード投資の還元率が毎月の積立金額の1%、SBI証券の三井住友カード投資(今春実装予定)の還元率が毎月の積立金額の0.5%であることと比較すると、三菱UFJ銀行の0.3%は見劣りします。

しかし、楽天証券とSBI証券のカード投資(上限は各5万円ずつ)を満額した後で、まだ余力があるときに三菱UFJ銀行でスリムシリーズ(インターネットバンキング専売)を購入するという方法は一考の価値があります。
質問者も、おそらくこの方法の是非を悩んでいるものと思われます。

楽天証券で楽天カード投資の上限額(月額5万円)を超えて積立購入すると、購入時のポイントはゼロで、投信保有ポイントが付与されるだけです。
積立金額1万円だと、楽天証券で付与されるポイントは毎年4.8ポイントです。
これに対し、三菱UFJ銀行では購入時に30ポイントが付与されるだけです(既に50万円以上の保有残高があると仮定します)。
そうすると、30÷4.8=6.25年(6年3か月)で逆転することになります。

積立金額が1万円の整数倍である限り、積立金額が増えても同じ結果になります。
積立金額100万円だと、楽天証券で付与されるポイントは毎年480ポイントです。
これに対し、三菱UFJ銀行では購入時に3000ポイントが付与されるだけです。
そうすると、3000÷480=6.25年(6年3か月)で逆転することになります。


インデックス投資において、保有期間が6年3か月というのは非常に短いです。
そのため、6年3か月経過後は、三菱UFJ銀行での保有期間が増えれば増えるほど、楽天証券で保有するよりも不利になります。

また、毎月の積立金額を10万円としても、もらえるポイントは300ポイントにすぎません。1年で3600ポイントです。
そうすると、毎年3600ポイントを得るために、毎月10万円の積立投資を三菱UFJ銀行の証券口座で始めるかどうかという判断になるわけですが、私は魅力を感じません。

それよりは、楽天証券の特定口座(源泉徴収あり)における積立金額を増額し、暴落時には、

我が入金力の前にひれ伏すがよい

と現実逃避をしてやり過ごしたほうがよいと考えます。

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コメント

質問させてください

> >コメントありがとうございます。

>スリム先進国や楽天全世界からスリムオルカンへのシフトが進行していることを考慮すると、縦横見てもオルカンだけが異常な増え方ではありませんね

ちょっと確認してみます。
2021/01/08 00:39 by URL 編集


これ、どうなりましたか?
2021/01/1311:46

これの回答は「確認してません」だったと思います。
他の方の質問には回答されているのに、この質問には回答されない理由を教えてください。

No title

楽天はサービス全体的な傾向としてすぐサービスを改悪する傾向がある気がしていて、その観点からはインデックス投資とは相性が悪い(長期的に楽天を信用しきれない)かもと個人的には思っています。
このあたり男爵はどのように考えられていますか?

No title

こんにちは。いつも参考にさせて頂いています。

2018/09/05の「楽天証券ではこれを買え(前編) 」で、全世界株への投資について、「日本株と新興国株を10%ずつ混ぜるために2倍のコストを支払う価値はない」とおっしゃっていました。

「eMAXIS Slim全世界株式」の場合、信託報酬は0.1144%で、先進国(0.1023%)に比べて大差ないように見えますが、Slim全世界では良くない要素があったりするのでしょうか。

不勉強で申し訳ありませんが、教えて頂けますと幸いです。

インデックス投資で
あえてSBI証券を選ぶ理由がないですね

No title

丁寧なご回答ありがとうございました。
「インデックス投資において、保有期間が6年3か月というのは非常に短いです」という点、確かにその通りだと思いました。
複数口座で投信を管理するのも手間だと感じておりましたので、楽天証券で積立金額を増額しようと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>他の方の質問には回答されているのに、この質問には回答されない理由を教えてください。

一応の仮説は考えましたが、検証に時間がかかりそうです。

>楽天はサービス全体的な傾向としてすぐサービスを改悪する傾向がある気がしていて、その観点からはインデックス投資とは相性が悪い(長期的に楽天を信用しきれない)かもと個人的には思っています。

同感です。

特に超低コストインデックスファンドに対する投信保有ポイントは赤字です。
販売会社報酬を上回るポイントを付与する現状は、楽天経済圏の販促と考えても無理があると思います。

そのため、私は、証券会社変更ができないつみたてNISAはSBI証券を利用しています。

ただ、改悪リスクを考慮しても、楽天カード投資は魅力的ですから、まずは楽天カード投資を上限まで利用することを最優先すべきです。

>「eMAXIS Slim全世界株式」の場合、信託報酬は0.1144%で、先進国(0.1023%)に比べて大差ないように見えますが、Slim全世界では良くない要素があったりするのでしょうか。

スリムオールカントリーが良くないということではなく、私はグローバリズムが妥当しない新興国株投資を選好しないというだけです。

投資信託を買うときはスリムオールカントリーではない選択肢(たわら先進国株等の超低コストインデックスファンド)が存在するのに対し、ETFを買うときはVTを選ぶことしかできません。

>インデックス投資であえてSBI証券を選ぶ理由がないですね

私は、楽天カード投資を上限まで利用できるのであれば、つみたてNISAはSBI証券を利用したほうがよいのではないかと考えています。

>複数口座で投信を管理するのも手間だと感じておりました

私もそう思います。

毎月50ポイントのために三菱UFJ銀行でスリム先進国株を50万円買って放置する気にはなれません。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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