FOY2020、オールカントリーが2連覇、たわら先進国株は14位

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」のオンライン結果発表式が本日20時から開催されました。

公式サイトによると、FOYは次のようなイベントです。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。


ここで注意すべき点は、投票権が認められているのは「投信ブロガー」であって「インデックスブロガー」ではないということです。
しかし、インデックスブロガーが中心となって運営されてきたという歴史的経緯から、投票者はインデックスブロガーが中心であり、ランキング常連もインデックスファンドがほとんどです。




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運営発表によると、FOY2020の総投票数190有効投票数185とされています。
つまり、190人の投信ブロガーが投票したものの、5人がミスって投票資格を喪失したことになります。

FOYには投票のやり方が定められています。

投票者一人について5ポイントを持ち点とします。この5ポイントを1つから5つまでの投資信託に振り分けて投票してください。
なりすましによる投票を防ぐため、投票後は必ずご自分のブログにて「投票しました」というエントリを公開してください。運営委員会がエントリの存在を確認できないと投票が認められません。


おそらくこのどちらかの条件を履践しなかったのでしょう。
FOY2021で同じ失敗を繰り返さないためにも、投票資格を失ったうっかりさんに対し、運営からの連絡があることを期待します。


本題に戻ります。
有効投票数が185ということは、有効ポイント数は185人×5ポイント=925ポイントとなります。
それでは、この925ポイントがどの投資信託に何ポイントずつ配分されたのでしょうか。いよいよ結果発表です。


1、スリムオールカントリー 49名投票、159ポイント獲得
2、ニッセイ外国株 25名投票、80ポイント獲得
3、VT 15名投票、60ポイント獲得
4、セゾンバンガードグローバルバランス 14名投票、40ポイント獲得
5、ひふみ投信 14名投票、33ポイント獲得
6、スリム8資産均等バランス 11名投票、33ポイント獲得
7、スリム先進国株 11名投票、31ポイント獲得
8、スリム全世界株(除く日本) 7名投票、29ポイント獲得
9、スリム米国株 12名獲得、28ポイント獲得
10、農林中金おおぶね 8名投票、27ポイント獲得
11、楽天全米株 8名投票、20ポイント獲得
12、iFreeレバレッジNASDAQ100 6名投票、20ポイント獲得
13、MAXIS全世界株(オールカントリー) 8名投票、17ポイント獲得
14、たわら先進国株 5名投票、17ポイント獲得
15、グローバル5.5倍(1年決算型) 5名投票、16ポイント獲得
16、結い2101 10名投票、15ポイント獲得
17、グローバル3倍3分法 5名投票、14ポイント獲得
18、スリム全世界株(3地域均等型) 4名投票、14ポイント獲得
18、楽天全世界株 4名投票、14ポイント獲得
20、VTI 4名投票、12ポイント獲得


最初に気づくのは、ランキングは、まずはポイント数で順位を決め、同ポイントのときは投票者数で優劣を決めるという点です。
今年からなのかなと思ったら、昨年も同じやり方でした。

次に気づくのは、1位のスリムオールカントリーの獲得ポイント数です。
スリムオールカントリーが獲得したポイント数は159ポイントです。これは2位のニッセイ外国株が獲得した80ポイントのほぼ2倍です。
スリムオールカントリーに人気が集中した結果、

(1)浮動人気しかないファンドの獲得ポイント数が昨年よりも激減して順位を大きく下げた
(2)岩盤支持層をもつファンドの獲得ポイント数が昨年同数だったのに順位を上げた

ことになりました。


ちなみに、FOY2019のランキングは、次のとおりです。

1、スリムオールカントリー 48名投票、145ポイント獲得
2、スリム米国株 36名投票、97ポイント獲得
3、スリム先進国株 34名投票、86ポイント獲得
4、ニッセイ外国株 30名投票、82ポイント獲得
5、スリム8資産均等バランス 27名投票、71ポイント獲得

スリムオールカントリーが昨年よりも更に支持を集め、2位との差を拡大させたことが分かります。


更に気づくのは、昨年4位のニッセイ外国株が2位に上昇したという点です。
ニッセイ外国株が獲得したポイント数は、FOY2019が82ポイント、FOY2020が90ポイントですから、そう変わりません。
しかし、昨年2位のスリム米国株が97ポイントから28ポイント、昨年3位のスリム先進国株が86ポイントから31ポイントにそれぞれ激減したせいで、獲得ポイント数を維持したニッセイ外国株の順位が繰り上がったことになります。
これは、ニッセイ外国株は岩盤支持層をもっていることを意味します。

岩盤支持層と言えば、セゾングロバラも同じです。
セゾングロバラは、FOY2019では7位でしたが、その獲得ポイント数は43ポイントでした。
これに対し、セゾングロバラのFOY2020の獲得ポイント数は40ポイントですが、順位は4位です。
昨年の獲得ポイント数を今年も維持できたこととライバルが獲得ポイント数を激減させて自滅したことの2点が影響しました。

また、「スリム全世界株(除く日本)」も岩盤支持層をもっています。
「スリム全世界株(除く日本)」は、FOY2019では13位でしたが、その獲得ポイント数は27ポイントでした。
これに対し、「スリム全世界株(除く日本)」のFOY2020の獲得ポイント数は29ポイントですが、順位は8位です。


そして、私が衝撃だったのは、

●昨年7位のグローバル3倍3分法が17位に
●昨年10位のSBIバンガードS&P500圏外に転落

したという点です。
特に、SBIバンガードS&P500の圏外転落には驚きました。

ちなみに、我らのたわら先進国株は14位(FOY2019は11位)でした。
相変わらずの渋さが光りますね。

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コメント

SBIバンガードS&P500が圏外に私も意外に思いました。他のS&P500インデックスファンド、VOOも圏外なのを観るとS&P500インデックスに投資するのは普通過ぎてブロガー的にはネタにならないのが人気のない理由でしょうか…

No title

コメントありがとうございます。

>S&P500インデックスに投資するのは普通過ぎてブロガー的にはネタにならないのが人気のない理由でしょうか

ブロガーがSBIバンガードS&P500に投票するには、

(1)米国株に集中投資している
(2)スリム米国株よりもSBIバンガードS&P500に強い思い入れがある

という2つの条件をクリアしなければなりません。

そのようなブロガーはほぼいなかったということなのでしょうね。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

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