「投資は自己責任で」と言う人がすごく多いんだけど、日本の金融界にはさ。
僕は1986年に三洋証券に入って、その頃だよね、初めて「投資は自己責任で」というキャッチフレーズが編み出されたのは。
あのキャッチフレーズは大発明だったよね。究極的な無責任、究極的な不親切、それを最も体現したものが「投資は自己責任」。
これほど不親切なアドバイスはないと思わない?
そういう保身というかさ、扉をぱっと閉めるようなさ、拒絶だよね、説明責任の拒絶。
それをやり始めたときから日本の証券界の凋落が始まったわけでしょ。https://www.youtube.com/watch?v=J4WjT6SMfw4&t=10643s私はこのブログで「投資は自己責任」というフレーズを使ったことはありません。
リスク資産は先進国株インデックスファンドだけを買えばよいと言い続けています。
先輩インデックスブロガーは、よく、暴落時に罵詈雑言のコメントが来て大変だったと述懐します。
しかし、私にはそのような経験はありません。昨年のコロナショックのときに「いよいよその時が来たのか?」と身構えましたが、暴落相場はあっさり終わり、今ではコロナショック前のかつての史上最高値を更新し続けています。
しかし、一括投資できるだけの資金的余力がない大抵の人は、毎月の収入の中から投資資金を捻出して均等額積立投資をするしかないわけですが、暴落相場こそ、同じ金額でより多くの口数を購入できる絶好のチャンスです。
暴落相場が長く続けば続くほど、暴落相場を抜け出した後の含み益は莫大なものになりますので、暴落相場でこそ均等額積立投資を続けなければなりません。
仮に罵詈雑言のコメントが来たとしたら、私が言おうと思っていたフレーズがあります。
今、頑張れないヤツは 一生頑張れない!
コメント
No title
暴落時に安値売りした人は結局買い戻せず、インデックス積立も放棄し、それまでの機会損失を一気に取り戻そうと超ハイリスクもので一発勝負を狙い、テスラ株やビットコインを買い漁る。
そしてまた同じ過ちを繰り返します。
2021/01/13 13:07 by ぽんすけ URL 編集
2021/01/13 13:59 by URL 編集
No title
>暴落時に安値売りした人は結局買い戻せず
ボーグルでさえ自分にはできないと言っているのに、我々のような素人が自分ならばできると思ってはダメですよね。
>当の広瀬氏は新興国ブーム時に新興国投資を煽りに煽っており、ブーム終焉後はほとぼりが冷めるまで逃げ回っておりました。
私はその当時のことは全く知りませんので、何とも言えません。
ただ、私は、広瀬さんが提供する情報は有益であると考えています(とりわけ米国の機関投資家の考え方を知るにはとても役立ちます)。
アクティブ投資家の皆さんには、ぜひ投げ銭やノートを買ってもらって、広瀬さんが気持ちよくユーチューブで情報提供してくれる環境を維持してほしいものです。
2021/01/13 16:41 by URL 編集