看板講師の実力(「ただよび」)

YouTubeを見ていて、「ただよび」という教育コンテンツを偶然みつけました。

古文の吉野敬介先生(代ゼミ・東進)、英語の森田哲也先生(東進)、数学の永島豪先生(駿台)、現代文の宗慶二先生(東進・河合塾)という各予備校の看板講師の授業がワンテーマ10分ほどで簡便に視聴することができます。



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先月の記事のリンクを再掲しておきますので、買いまわりの参考にしていただければ幸いです。

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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1775.html


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まず、英語のモリテツ先生の授業を聞いてみました。
暗記すべきポイントが実に分かりやすく整理されています。しかも、文章の発音の仕方もフォローされており、動画を見て練習するだけで英会話ができそうな感じがしてきます。

つぎに、古文の吉野先生。
既に記憶は忘却の彼方ですが、学生時代に一生懸命暗記した記憶がよみがえってきました。

数学は措いておいて、問題は現代文です。
現代文の授業を10分でどうするのかと思い、開講を待ちわびていました。
昨日の7月4日が第1回目の配信、今日が第2回目の配信でした(土日祝の21時頃に配信予定)。

【第1講】
https://www.youtube.com/watch?v=2VErwd3hRGA
【第2講】
https://www.youtube.com/watch?v=DsTuyk7oZXs

いやあ、すごかったです。
何がすごいのかは、とにかく聞けば分かります。

宗先生は、10分で現代文の授業をすることについて、次のように述べています。

10分という超短時分に自分らしい授業をどのくらい展開できるものか科目特性もあって相当なチャレンジであるのも事実です。
これまで良識と実力あるほとんどの予備校講師が、動画での国語長文解説授業という領野に乗り出せなかったとするなら、仮に砕け散ってでも自分がその1人目になりたいという思いがあります。

https://ameblo.jp/reoreokei/entry-12608148312.html


古文も英語も数学も、コンテンツとしての素晴らしさは別として、「10分でどのような授業をするのか」という観点から考えたとき、どれも想像を超えるものではありませんでした。
しかし、現代文の解法のエッセンスをわずか10分に凝縮する巧みな技は私の想像を超えるものであり、感動すら覚えました。
授業を聞いてワクワクした気持ちになったのは、私にとって実に四半世紀ぶりのことでした。


かつて東京の極一部の学生しか体験できなかった神授業がビデオ録画によって全国各地の提携校で視聴できるようになり、地域格差が是正されたことは受験界の革命と言ってよいと思います。
しかし、自宅のパソコンで、トップレベルの授業を無料で受けることができるようになった今、再び革命が起こったと言ってよいのではないでしょうか。


また、YouTubeつながりで、素晴らしい無料の講義動画を発見しましたので、ついでにご紹介します。
こちらです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcarrdkNcok80tQAigVM4YKJZXn0YvadH

24時間分の講義動画を無料で視聴することができ、かなり深い法律の知識を身につけることができます。
私も聞いてみましたが、大学入学直後の学生を想定していることから、法律の知識がゼロの人でも簡単に理解することができます。

YouTubeは、素人がバカなことをするバラエティーもどきの番組がこれまで再生回数を稼いできましたが、今回ご紹介したような優良な教育系コンテンツがこれから徐々に増えていくように思います。
投資関連で言えば、以前ご紹介したバフェット太郎さんの動画も非常に面白く、私は毎回欠かさず視聴しています。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1684.html

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コメント

収益化

私も最近注目していました。ただ、みんな有名講師で本来なら高収入で予備校にいられる人ばかりです。

“善意”で格安もしくは無給でやっているとは正直思えず、収益化はどうなっているんだろうか?と思います。親会社がある程度の高給を約束しているに違いないと穿ってしまいます。

ともかくいい時代になりました。ただ、受験生がみんなこうやって勉強できると、その中での競争になるので、受験競争がより熾烈になる、うまく使ったものだけが有利になるんだろうなと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>“善意”で格安もしくは無給でやっているとは正直思えず、収益化はどうなっているんだろうか?と思います。

色々な記事を読むと、吉野先生がかねてから教育の無償化を考えていたところ、ただよびの運営会社(株式会社レッドクイーン)の社長がスマホゲームで儲けたお金を出してくれることになり、YouTubeで教育コンテンツをアップしていたモリテツ先生の協力が得られたということのようです。

モリテツ先生がアップした動画を見ると、ただよびは現時点では利益が出せておらず、宗先生の交通費すら出せない(宗先生が他社の東京主張があるとき便乗してまとめて動画を撮影している)とのことです。
新たな講師が参加できるかどうかは登録者数と再生回数次第であり、登録者数と再生回数を広告費を出す条件にしている会社があると言っていることから、YouTube広告に加えてCSRの広告費を狙っているのだろうと思われます。

ただ、講師は金銭面ではボランティアなのでしょうね。
吉野先生は使い切れないほどの金があるため、これからのキャリアを教育の無償化という夢の実現に賭けるという動機があり、モリテツ先生は東進では上がつかえているせいで基幹講座を持たせてもらえず、事務局にうるさいことをいったら1000万円程度で飼い殺しにされたという怒りがあり、YouTubeでのし上がって東進に思い知らせてやろう動機があるのでしょう。
宗先生も、自分が東進の看板になるはずだったのにその座を「今でしょ」に奪われた恨みがあり、誰もやったことがない現代文10分授業で一花咲かせようという野心がありそうです。

>受験生がみんなこうやって勉強できると、その中での競争になるので、受験競争がより熾烈になる、うまく使ったものだけが有利になるんだろうなと思います。

YouTubeのコメント欄を読むと、古文の吉野先生の授業なんて東進の授業そのままというコメントが多数寄せられていますので、有料コンテンツをタダで配っているという状況になります。
金がなくて通塾できず進学を諦める子供がいるのは勿体ないですので、子供たちには一生懸命勉強してもらって我々の老後の日本を支えてほしいものです。

No title

返事ありがとうございます。

 ただ、吉野先生は自分で吉野塾という私塾を経営していたことがあって、たしか1回の授業で万単位で、偉く高い授業料だったはずです。それで、がめつい人だとの印象が強く、本当に無給とは正直思えなかったです。モリテツ先生との他の動画でも年収1億はあったみたいなことほのめかしてますし。

 元東進の先生が多いので、やはり何か不満があるんだろうなとは思いますが、私なら飼い殺しでも1000万円もらえるなら辞めないのにとは思いました。

No title

コメントありがとうございます。

吉野塾については全く知りませんが、吉野先生の年収は1億円を優に超えていたと思います。
代ゼミと東進でずっとトップ講師でしたので、税金でほとんど取られたとしても10億円以上の財産は持っているでしょうね。

>私なら飼い殺しでも1000万円もらえるなら辞めないのにとは思いました。

死ぬまで1000万円を保証してくれるのであればいいかもしれませんが、講師として最も脂が乗るはずだった時期を1000万円で売り渡すと、40代50代になって他社に逃げられても怖くないと思われたらあっさり捨てられてしまうリスクがあります。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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