米国ETFは分別管理されているので、証券会社が破綻しても大丈夫

「海舟の中で資産設計を」というブログの記載を引用します。
http://anbowasset.blog.fc2.com/blog-entry-215.html#more

【引用開始】

外国株式は元々SBI証券名義になっているのですから、貸株を利用していなくても信用リスクを負っているのは同様かもしれません(SBI証券の債権者がSBI証券名義の株式を取り上げに来たら、対抗手段はないと思われる)。
もしそうだとすると、貸株を利用したからといって特段リスクが増加するわけでもないということになるかもしれません。

【引用終わり】

もし本当ならとても怖いです。
私も正直怖くなりましたので、SBIとマネックスに聞いてみました。

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1 SBIの回答

お問い合わせの件につきまして、ご回答申し上げます。

外国株式(米国株)につきましては、現地保管機関( Interactive Brokers)に当社名義で混蔵保管されています。
この保管株式は米国の投資家保護法に則り分別管理されておりますため、Interactive Brokersが破綻した場合でも、顧客である当社の名義で預託した株式は保護されます。

一方、当社SBI証券が破綻した場合、当社名義で現地保管されている米国株式も分別管理対象となっておりますので、法令(顧客資産の分別保管)に基づき保管されています。
したがいまして、SBI証券の債権者がSBI証券名義の株式を回収に来ても、債権者がそれを回収することはできません。
また、お客様からの預り金は、顧客分別金信託として区分管理されておりますので、株式・金銭共に顧客資産は保護されます。

2 マネックスの回答その1

お問合せの件につきまして回答申し上げます。

米国株式につきましては、トレードステーションにてお客様の持ち分を正確に管理したうえで、海外の保管機関(DTC)で保管しております。
※トレードステーションはマネックスグループ会社です。

しかしながら、分別管理となっておりますので万が一、マネックス証券(トレードステーション)が破綻した場合であっても、お客様からのお預かり資産は確実にお客様へ返還されます。

3 マネックスの回答その2(回答その1に対する私の追加質問に対する回答)

お問合せの件につきまして回答申し上げます。

「DTC」につきましては、国内市場における『証券保管振替機構(ほふり)』のような機関でございます。
日本株をお取引いただいた際に、実際に株式を管理するのが「ほふり」であるように、米国株式については、「DTC」にて管理されます。

「DTC」には、証券会社名義にて資産を預託いたしますので、当社で購入いただいた米国株式は、トレードステーション(マネックス証券)名義にて混蔵保管されますが、お客様の持分は正確に管理しております。

また、証券会社を含めた金融商品取引業者は、金融商品取引法等の各種法令に基づき、厳正な“分別管理”を行うことが義務付けられております。
“分別管理”により、「お客様の資産」と「会社の資産」は区別しており、万が一、当社が破たんした場合でも、「お客様の資産」は差押さえ等の対象外となります。

したがいまして、仮に当社が破たんした場合であっても分別管理しております「お客様の資産」より、お客様の持分を返還できるようになっております。

4 コメント

両社とも、証券会社が破綻しても確実に顧客に返還されるという結論については絶対の自信があることは良く分かりました。

ちなみに、すんなり上記回答に至ったわけではありません。上記回答は何度か追加質問をした結果です。QAに書いてあることを貼り付けただけの回答からスタートし、追加質問を重ねると奥の人が登場するという流れですね。
私としては、債権者が差押えをしてきたときにどのような法的な流れになるのかを知りたかったのですが(米国株の取扱いを開始する時点で、社内でこの点に関する法的な検討は必ずしているはずです)、その前に気力が尽きました。


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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日
男爵になった日 同年8月30日

40代男性(高等遊民)。
投資歴12年。
妻子あり。持家あり。

リスク資産は、たわら先進国株(SBI証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
NISA口座ではVTの分配金を使ってVTを購入中。

無リスク資産は、個人向け国債変動10(みずほ証券が最強)で運用中。

カテゴリごとに記事を整理しました。
とりわけ「この投信がすごい」「公開 誰でもできる究極の投資」「たわら先進国株が他を圧倒する理由」は必見です。

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