先進国株ファンドの乖離率(暴落相場を乗り越えられたのか?)

現在、株式相場と為替相場はジェットコースターのように乱高下を繰り返しています。
一時は1日で10%近い値動きをするときもありましたが、現在は2~5%の値動きです。

株式市場の値動きは、地震と一緒で、最初に大きな揺れが来て、その後の余震は徐々に揺れが小さくなってやがて収まると言われています。
株式市場はこのまま新型コロナが収束に向かうことを織り込みつつあるようです。アメリカの新規患者数が減っていけば、株式相場も2月21日が底だったと言われれる日が来るかもしれません。

しかし、我々は相場の先行きを見通す力がないからこそインデックス投資を選択したわけですから、相場の変動に関係なく、愚直に均等額積立買付を続けるべきです。
そのとき気になるのは、「投資信託は相場の荒波に耐えているのだろうか」、換言すれば「指数との乖離を発生させていないだろうか」という点です。



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比較してみます。

たわら先進国
2/21 15177
4/2 10619
騰落率 -30.032%

●スリム先進国株
2/21 14067
4/2 9846
騰落率 -30.006%

●ニッセイ外国株
2/21 18612
4/2 13025
騰落率 -30.018%


並び替えてみます。

スリム先進国株 -30.006%
ニッセイ外国株 -30.018%(スリム先進国株比-0.012%)
たわら先進国株 -30.032%(スリム先進国株比-0.026%)


1000万円を投資していたとして、スリム先進国株の保有者と比較すると、ニッセイ外国株の保有者は1200円、たわら先進国株の保有者は2600円の損をしていたことになります。


直近1か月の騰落率です。

たわら先進国
3/3 13372
4/2 10619
騰落率 -20.587%

●スリム先進国株
3/3 12397
4/2 9846
騰落率 -20.577%

●ニッセイ先進国株
3/3 16401
4/2 13025
騰落率 -20.584%


並び替えてみます。

スリム先進国株 -20.577%
ニッセイ外国株 -20.584%(スリム先進国株比-0.007%)
たわら先進国株 -20.587%(スリム先進国株比-0.01%)


これらを見ると、史上最高値からの第一波(最初の10日間の-15%の急落)をスリム先進国株が最もうまく乗りこなしたと言えますね。
そして、その後の第二波(第一波から直近最安値までの-25%の急落)については、ニッセイ外国株は少し盛り返したものの、たわら先進国株は差を広げてしまったことになります。

なお、最新の月報(2月末日)を見ても、スリム先進国株とニッセイ外国株は指数との乖離がないものの、たわら先進国株は微妙に下振れが拡大しています。

※ベンチマークは指数提供会社から提供されるものの、ベンチマーク自体が配当や課税を込みにするかどうかで異なっていることや、指数はドルで提供されるために円貨換算は各運用会社で行っていることから、複数の運用会社の月報に記載された乖離率を比較することに意味はなく、同じファンドの過去の数字(1か月、3か月、6か月、1年)と比較しなければなりません。


現在の相場は1日で数%の値動きをしているジェットコースター相場です。この結果だけで判断することはできません。
しかし、たわら先進国株の保有者には厳しい結果となり、スリム先進国の保有者には嬉しい結果となったことは事実です。


Stay your Course


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コメント

No title

暴落を期に含み益が減ったたわら保有者が、たわら(安く売却)からスリム(安く購入)乗り換えた影響ということはありませんか。

No title

コメントありがとうございます。

>たわら(安く売却)からスリム(安く購入)乗り換えた影響ということはありませんか。

両者の信託報酬差はほぼないことや、スリム先進国株の異次元の値下げ後に投資を始めた人はスリム先進国株を買っているでしょうから、それはないと思います。

たわら先進国株は史上最高値よりも30%下落していますが、純資産額は(資金流出入がゼロであれば)374億円となるべきところ395億円に増えており、流入資金のほうが流出資金よりも多いからです。

No title

前々から、slimは乖離率が低くニッセイは不可解な乖離がときどきあるとは思ってましたが、たわらもよくないですね。

男爵さんは去年からslimよりたわら推しに変わられたようですが、私はslimの方が安心感があります。最安追随宣言もありますし。

もっとも乖離といっても微差だし、信託報酬もここまで下がると気休め程度の差なので、どれでも大して変わらないですが。

No title

コメントありがとうございます。

>たわらもよくないですね。

残念ながら、良いとは言えませんね。

>私はslimの方が安心感があります。最安追随宣言もありますし。

ニッセイ外国株、スリム先進国株、たわら先進国株はどれでも大差はないと思います。
大切なのは「ずっとホールドし続けることができるかどうか」ですから、自分が好きなものを買えばよいのではないでしょうか。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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