資産管理会社の作り方(2)~株式会社の設立登記のやり方

資産管理会社の作り方(1)では、資産管理会社を作るのであれば、合同会社ではなく株式会社にすべき理由についてお話ししました。

今回のテーマは、株式会社の設立登記のやり方についてです。



●資産管理会社の作り方(1)~株式会社と合同会社のどちらにするか
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1694.html
●資産管理会社の作り方(2)~株式会社の設立登記のやり方
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1695.html
●資産管理会社の作り方(3)~法人口座はどこでどうやって作るか
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1696.html
●資産管理会社の作り方(4)~税務署・市・県・年金事務所の手続
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1697.html
●資産管理会社の作り方(5)~証券口座の作り方
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1701.html



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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1691.html

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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1681.html

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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1629.html

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株式会社を作ると決めたら、まずは下記書籍を購入してください。

この本が優れているのは、書式のひな型と記載例が豊富に記載されている点です。

株式会社の設立登記は法務局に提出します。
これは前回の記事に記載した行政書士に依頼すればやってくれます。

しかし、私が依頼したところは、行政書士報酬をご覧いただければ分かるとおり格安です。
格安ですから、自分自身でもそれなりの基礎知識を得ておく必要があります。

また、会社の設立登記完了後は、市役所・県税事務所・税務署・年金事務所に書類を提出しなければなりません。
何をどこに提出すればよいのかについて、書類のどの部分にどのように記載したらいいかに至るまで、この本は丁寧に解説してくれています。
私はこの部分がとても助かりました。

上記書籍を一読して概要を把握したら、次に代表印(実印)を作ってください。

私はアマゾンのこのショップ(720円の幸生堂のほう)で頼みました。
字体は「印相体」、開始点は「つけない」にしました。

資産管理会社であれば、銀行印は別に作る必要はありません。代表印(実印)と兼用で十分です。
この代表印は、法人設立登記申請書と一緒に提出する印鑑届出書に押して登録しなければなりませんので、これがないと登記申請書を法務局に提出することができなくなります。
会社名が決まったら、早急に注文すべきです。

なお、所詮は資産管理会社の代表印ですから、私は安いもので十分であると考えますが、こだわりたい人は次の印鑑をどうぞ。

さて、私は、判子を注文した直後、法人設立登記は行政書士に依頼することにしました(下記サイトの「メールコンサルコース」です。ここはメールでも面談でも自分でやっても同じ値段ですので、私は一番面倒がないメールコンサルコースにしました)。


●株式会社 20万4480円
行政書士報酬 4480円(レビュー割200円を考慮済み)
登録免許税 15万円
定款認証費用 5万円+定款謄本費用2通分(公証役場によるが2000円程度)
https://www.sin-kaisha.jp/


なぜここにしたかですが、単純に最安だったからです。

この行政書士は東京の人ですので、東京の法務局(法人登記申請は、会社の所在地を管轄する法務局に申請書類を提出しなければなりません)、東京の公証役場(株式会社の設立登記申請書には、公証人の認証を受けた定款を添付しなければなりません)であれば、行政書士が公証役場に行って認証文言の入った定款を受け取って法務局に提出してくれます。
この場合は、行政書士に20万4480円を振込送金することになります(サイトにはクレジットカード決済が可能であると記載されていますが、手数料が上乗せされるため、振込送金すべきです)。
なお、私が依頼した行政書士に聞いたところ、東京の依頼者であれば、1通分の定款謄本はサービスで取ってくれる(無料)ということでした。

これに対し、会社の所在地が東京ではないときは、依頼者(私)が最寄りの公証役場に行って定款を受け取る必要があります。
この場合は、行政書士には15万4480円を振込送金し、依頼者(私)が公証役場に行って定款を受け取る際、公証役場に5万円+定款謄本費用(2通分。公証役場によるが2000円程度)を直接支払うことになります。

※行政書士に頼むと、定款認証費用は「5万円+定款謄本費用(公証役場によるが2000円程度)」で済みます。
しかし、自分でやろうとすると、電子定款を選択できないため(やろうとするととても面倒ですし、専用のソフトを買う必要があってペイしません)、4万円の印紙代を負担しなければなりません。
4480円を払って4万円が浮くわけですから、絶対に頼むべきです。

※電子定款にしたのに紙の定款謄本が必要なのか疑問に思う人がいるかもしれません。
しかし、定款謄本は法務局提出用と保管用の2通が必要です。
控え用の定款をコピーして税務署に提出する必要がありますので、必ず、定款認証手続のときに紙の定款謄本(2通)を公証人に作ってもらうべきです(後で発行してもらおうとすると、とても面倒な手続が必要になります)。

※公証役場には1人で行く必要があります(東京の公証役場であれば、行政書士が代わりに行ってくれます)。
行政書士が予約をしてくれますので、その時間に公証役場に行くだけです。所要時間は10~15分程度です。

法務局には事前に行く必要はなく、登記申請も代行してくれます。
オンライン申請ですので、地方でも設立日を自由に選ぶことができます。

※会社の設立日は、設立登記の申請書類が法務局に到着した日になります(その後の補正で時間がかかったとしても最初の到着日が会社設立日です)。
郵送だと到着日を調整する必要があって面倒ですが、オンライン申請であれば申請した日が会社設立日となるため、確実に設立日を調整することができます。



私が頼んだところでは、専用のタイムラインのアドレス・パスワードが送られてきて、そこに質問や連絡事項を書き込むと行政書士事務所の人から返答があり、それを繰り返す形でやるべきことが進んでいきました。
基本は向こうの指示に従って、分からない点は随時質問して解消しながら進めていけばよいのですが、自分で決めなければならないのが「目的」と「資本金の金額」です。

別記事で詳述しますが、資産管理業務を目的に入れると銀行口座の開設が非常に困難になるため、できれば「個人事業の法人成り」という形を整えるべきです。
また、法人口座を円滑に開設するためにも資本金は100万円にしておくべきです。

また、登記申請をした後、登記簿が発行できるようになるまでは時間がかかります。
私のケースでは、税理士からオンライン申請で設立登記申請書を提出したとの連絡があった後、3週間後に登記と印鑑証明書がとれるようになったとの連絡がありました。

※登記と印鑑証明書がとれないと、銀行口座の開設ができません。


そこで、法務局に行って印鑑カード(このカードを機械に通せば、申請書を手書きせずとも自分の会社の登記簿と印鑑証明書の発行ができます)を受け取り、ついでに会社の登記簿と印鑑証明書を発行してもらいました。
別記事で詳述しますが、ゆうちょ銀行とメガバンクは原本確認・その場でコピーして返却してくれますので、使いまわしができます。
しかし、年金事務所とネット証券・ネットバンクは原本提出が必要です(還付は不可)。

登記簿1通(ゆうちょ銀行提示→メガバンク提示→年金事務所提出)、登記簿2通(SBI証券・住信SBIネット銀行に提出)、印鑑証明書1通(ゆうちょ銀行提示→メガバンク提示→SBI証券提出)、印鑑証明書1通(住信SBIネット銀行提出)が必要です。
結局、登記簿3通、印鑑証明書2通が必要となります。

※どこに行くときも代表印は持参してください。



●資産管理会社の作り方(3)~法人口座はどこでどうやって作るか


に続きます。

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コメント

法人

事業目的が、1番だけの場合で、投資信託をいくら買えば、一人で設立の場合、割りに合うか、教えていただけませんか?

No title

コメントありがとうございます。

>事業目的が、1番だけの場合で、投資信託をいくら買えば、一人で設立の場合、割りに合うか、教えていただけませんか?

前提として、資産管理会社は法人名義の銀行口座を作ることができないリスクがあります。
ゆうちょ銀行で否決されると終わりです(銀行口座がないと証券口座も開設できません)。

それを踏まえた上でですが、法人のコストは年7万円(赤字のときの住民税均等割)です。

個人口座で売却したときの譲渡所得税が7万円になるのは値上がり益34万4573円のときです。
期待リターンを年4%とすると、投資元本が861万4325円のときですので、おおよそ1000万円程度のたわら先進国株を買っておけば損はしないのではないかと思います。

社会保険料を加味した試算は、次の記事で行う予定です。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

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